結婚指輪の選び方を予算やブランド別に解説!失敗しないためのポイントとは?
ふたりが結婚していることの証にもなる結婚指輪。マリッジリングとも呼ばれ、左手の薬指につけるのが一般的です。
ずっと身につける特別なものだからこそ、気に入ったものを選びたいですよね。
そこで今回は、結婚指輪を選ぶ時に気を付けたいポイントや、実際に購入するときの流れなどをご紹介します!
2023年10月24日更新
Contents
結婚指輪を買う前に押さえておきたいポイント
特に男性は結婚指輪が初めてのジュエリーになることも多く、何から考えたらいいのか分からないということも…
結婚指輪を購入する前に、まずは知っておきたい基礎知識を解説します。
結婚指輪を選ぶ前に考えておくこと
結婚指輪を買うと決まったら、まずはふたりのイメージを話し合っておきましょう。
いきなりお店に行ってしまうと、ふたりの意見がバラバラで喧嘩になったり、想像していたものがお店に無いなんていうことも。
結婚指輪選びは、結婚準備の一番最初のステップとして大切な要素です。
ここではいくつか例を挙げるので、自分たちの重視するポイントがないか考えてみるといいですね。
・納期
入籍日や結婚式の日取りが決まっている方は要注意!ブランドや商品によっては注文してから受け取るまでに数か月かかる場合もあります。
結婚指輪はオーダーを受けてから制作に入る場合も多いので、入籍や挙式の何日前までには欲しい、ということが分かっていればその日までに用意できるものを探す必要があります。
・予算
厳密に何万円まで!と決まっていなくても、ふたりのイメージに差があると喧嘩になる原因にも。おおよそでもいいので予算を決めておくと「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。
・ライフスタイル
「家事のときもつけているから装飾のないものがいい」、「休みの日にしかつけないから華やかなものがいい」など、日々の過ごし方を想像すると、どんなデザインの結婚指輪を選ぶべきなのかがわかってきます。
特に職場で結婚指輪の着用が禁止されていないか、禁止されていない場合でも仕事に支障が出ることがないかは確認しておくと安心ですね。
「洗剤や化粧品を扱うのにダイヤモンドのついたデザインにしたら石がくすんでしまった」、「力仕事が多いのに幅の細いデザインを選んだら指輪が歪んでしまった」などのアクシデントを防ぐためにも大切なポイントです。
結婚指輪を購入するまでの流れ
ふたりのイメージが固まってきたら、次は結婚指輪を実際に購入するまでの段取りを知っておきましょう。
1、下調べをする
いきなりショップに行くと、店頭に並ぶたくさんの指輪に戸惑ってしまうことも…。
まずはどんなブランドやデザインの指輪があるのかを調べてみましょう。ブランドごとに特色やテイストも大きく異なります。
はじめはどれがいいか分からなくても、この過程で自分の好みが見えてくるので、気になる商品があったら、取り扱っているショップも調べておくと安心です。
2、見に行くショップを決める
気になるものが見つかったら実際に結婚指輪を見るためにショップへ!
結婚指輪はこの先長く身につけるものなので、できる限り試着して選ぶのがおすすめです。
つけ心地や品質、細かい加工などは実際に見てみないとわかりませんし、デザインも実物は大きくイメージと異なっていたりもします。
また、エリアによってはショップ同士が遠い場合もあります。そのため、いつどのショップに行くのか、事前に来店予約が必要かどうかも確認しておくようにしましょう。
3、結婚指輪を購入
ショップでは店員さんが分からないことについてなんでも教えてくれます。希望などがあれば相談してみましょう。
欲しい指輪が決まったら、いよいよ購入です。慌てることのないように支払い方法なども決めておくといいですね。
この時、刻印ができるものはその内容も聞かれることになるので、記念日やイニシャルなど何を刻印するのかも決めておくとスムーズです。
4、完成後に受け取り
結婚指輪がその場で受け取れることは少なく、刻印だけでも数週間、セミオーダーやフルオーダーの場合は数か月かかることも。
受け取り可能日や受け取り方法も、購入時にしっかり確認しておくようにしましょう。
こだわり別!結婚指輪の選び方
ここからはこだわり別に結婚指輪の選び方をまとめていきます。
予算から選ぶ
結婚指輪の平均的な相場は2本で20~30万円ですが、新居への引っ越しや結婚式、新婚旅行など結婚のタイミングはなにかと物入り。
結婚指輪にはここまでならかけられる、という予算をある程度決めておくといいでしょう。
結婚指輪にはあまりお金をかけられないというカップルのためにも、2本で10万円以内など、お財布に優しい結婚指輪もあります。
アームの形状から選ぶ
結婚指輪のアームの形状はタイプごとにフォルムが大きく変わるので、こだわる方も多いはず。
手の大きさや形によって、似合う指輪の雰囲気も変わってくるので、いろいろな形を試着してみるといいでしょう。
一番見た目に影響するともいえるアームの形は大きく分けてストレートとウェーブの2通り。
ストレートは最も定番の形ですが、その分品揃えが豊富なのがメリットで、ほとんどのブランドで取り扱いがあります。
ウェーブはデザイン性が高く、シンプルながら個性もある人気デザイン。ウェーブの中でもS字、V字とバリエーションがあり、それぞれ指の形のお悩みをカバーできることもあるので実際に試してみるのがおすすめです。
指輪の幅から選ぶ
同じアームの形でも幅が違うと手元の印象もガラッと変わります。
2.5mm以下などの幅が細い指輪は華奢で繊細なイメージになり、手が小さい方でもバランスがとりやすい傾向に。
反対に3.0mm以上の幅が太めの指輪は存在感があるため、手が大きい方や関節の目立つ方でも似合いやすく、年齢を重ねた時に物足りなくなってしまう心配も少ないです。
指輪の素材から選ぶ
毎日つけるからこそ重要なのが素材選びです。なんとなく決めてしまうと「自分の肌の色から浮いている」「他のアクセサリーの色と合わなかった」ということにもなりかねないので要注意!
試着した時に似合うかをチェックするのと同時に、自分が持っているアクセサリーとの相性も考えてみましょう。
また、お互いの素材を一緒にしなくてはいけないという決まりはありません。似合う色や好みが違う場合は、同じデザインで素材違いのものを選ぶのもアリ。
・プラチナ
一番多くのカップルに選ばれている、定番の素材がプラチナ。ずっしりとした重みがあり高級感があるのと、変色などに強いのが特徴です。
・ゴールド
ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドなどのバリエーションがあり、肌の色や手持ちのアクセサリーに合わせて選ぶことが可能です。
プラチナと比較すると軽量で強度が高いため、傷や変形が気になる方にぴったり。海外ではゴールドが主流の国も多く存在します。
・コンビネーション
コンビ素材などともいわれ、プラチナとゴールドなど、複数の素材を組み合わせて作られるものを指します。
ゴールド一色だと派手すぎると感じる方や、個性を出したいという方におすすめ。
・チタン
プラチナやゴールドも純度の高いものはアレルギーが出にくいと言われていますが、より注意が必要な方におすすめなのがチタン。耐久性が高く、汗や水にも溶けだしにくいため金属アレルギーが出にくいと言われています。
また、カラーバリエーションが豊富でグラデーションなどにも対応しているため、人とは違うデザインの指輪を希望している方にもおすすめの素材です。
ブランドから選ぶ
人によっては憧れの人気ブランドで買いたい…!という方もいますよね。
憧れのブランドとしてあげられているのは海外のハイブランドが多い傾向にありますが、国内のブライダルリング専門店をあげている人も。
「プロポーズの時にもらった婚約指輪と同じブランドで重ね付けしたい」「自分の両親と同じブランドで」など理由は様々ですが、せっかくの機会なので気になるブランドはぜひチェックしてみてくださいね。
注文方法から選ぶ
既製品の中から気に入った指輪が見つからない、こだわりがありすぎて選べないという方におすすめなのが「セミオーダー」や「フルオーダー」など、オーダーメイドの結婚指輪。
納期は既製品より長めにかかる場合が多いものの、素材や刻印だけでなく、デザインや宝石などもアレンジできます。
フルオーダーの場合なら、0からオリジナルの指輪を作ることができるので、自分たちの思い入れのある世界にひとつだけの結婚指輪に仕上げることができます。
また、オリジナルの結婚指輪が欲しいという方には「手作りの結婚指輪」という選択も。
ふたりだけの結婚指輪を、指輪を作った思い出も一緒に残すことができる上、低価格なことが多いので、ブランドにこだわりがないという方にもぴったりです。
先輩花嫁たちが後悔したのはどんなこと?
7.6%ものカップルが結婚指輪選びで後悔したことがあると回答…。先輩カップルたちの体験を参考に、後悔のない結婚指輪選びをしたいですね。
購入後に別の欲しい指輪が見つかった
・色んな種類のリングの試着をすれば良かった。
・もっとたくさんの店舗を見て決めればよかった。
・国内ブランドだけでなく憧れの海外ブランドも見たかった。
一番多かった回答がこちら。
入籍日などがギリギリだったり、何件もショップ巡りをするのに疲れてしまったりすると、じっくり考えずに買ってしまうことも。「あっちにすればよかった」ということにならないよう、満足いくまで指輪探しをすれば避けられるポイントですね。
サイズが合わなかった
・試着の際にいいサイズがなく、大体で選んだら大きかった
・リングサイズが少し大きくブカブカ
こちらも多かった回答のひとつ。
時間帯や体調によってむくみで指輪のサイズは前後する上、指輪は思っている以上にぴったりでないと簡単に抜けてしまうので、サイズは選びは慎重に。できればリングゲージではなく、実際の指輪で試すのが安心です。
心配であればサイズ直しのアフターサービスについても確認しておきましょう。
アフターサービスについて確認していなかった
・購入してから結婚式までに指輪が曲がってしまったが、アフターケアに含まれておらず修理できなかった。
アフターサービスの内容はブランドによって差があります。長く使うものだからこそ、メンテナンスには気を配りたいですよね。
クリーニングやサイズ直しだけでなく、石が取れてしまった場合や指輪が曲がってしまった時の対応まで、修理の内容や金額についても、しっかり確認しておきましょう。
ダイヤモンドが生活する上で気になってしまう
・家事をするときなど、普段使いするにはダイヤが気になる
・ダイヤが取れないか、傷つけないかなど心配
ダイヤモンドなどの宝石がついたタイプの指輪は女性にとっては魅力的ですが、その輝きが24時間つけたままにするには逆に気になるという人も。
どうしても宝石がついているものを選びたい場合は、しっかりと埋め込まれている凹凸のないデザインや、誕生石などを内側につけられるものも検討してみるようにしましょう。
逆にダイヤモンドをつければよかった!という回答も見られたので、結婚指輪をつけるシーンを想像してダイヤモンドの有無を決めるようにしましょう。
今回は、結婚指輪の選び方について徹底解説しました!この記事を参考に、お気に入りの結婚指輪を選んでくださいね。
<調査概要>
表題:婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:ウエディングパークグループ会員向けインターネット調査
調査期間:2023年5月1日(月)~5月7日(日)
有効回答:796名