プロポーズの花束ならバラが一番!本数や色による意味の違いや大きさなど、徹底解説

プロポーズの花束ならバラが一番!本数や色による意味の違いや大きさなど、徹底解説

華やかで、プロポーズ用の花束に相応しいバラ。男性から想いを込めてプレゼントされたら、ロマンチックですよね。愛の告白に選ばれることが多いバラの花束ですが、実は花の色や本数ごとに意味を持っています。花言葉や本数が持つ意味になぞらえたバラの花束を贈ることで、より一層お相手への気持ちが伝わるでしょう。
この記事では、なぜプロポーズにバラを贈るのか、その意味や贈る時の注意点などを紹介していきます。二人にとって想い出に残る記念日になるように、プロポーズの言葉とともに愛情を込めたバラの花束を贈りましょう。

2023年09月01日更新

Contents

  1. プロポーズにバラを贈る意味
  2. バラの花束は、愛を伝えるのにぴったり
  3. 108本のバラの花束は、「結婚して下さい」の意味
  4. プロポーズにほしい花束はバラが一番人気!
  5. バラの基礎知識
  6. バラについて
  7. バラの花言葉について
  8. バラの本数による意味の違い
  9. バラの色による意味の違い
  10. バラの花束を贈るときの注意点
  11. 花束を用意するタイミング
  12. 花束の大きさについて
  13. 花束の予算

プロポーズにバラを贈る意味

プロポーズというと、バラの花束を贈るイメージがありますが、そもそもバラを贈ることはどんな意味があるのでしょうか?

バラの花束は、愛を伝えるのにぴったり

さまざまな花の種類の中から、プロポーズの花束としてバラが選ばれるのは、愛情を伝えるのにぴったりだからです。

バラは、その華やかで気品がある姿と豊かな香りから、「花の女王」として古来より愛されてきました。バラには多くの品種がありますが、愛に関する花言葉が豊富なことも、愛の告白に選ばれる理由のひとつでしょう。
特に、花言葉が「情熱、愛情」の赤色のバラや、「恋の誓い、幸福」を意味するピンクのバラは、プロポーズの贈り物に最適です。

また、バラは後からドライフラワーにして保管もできます。押し花やプリザーブドフラワーに加工してくれるショップもあり、プレゼントした後も形に残しておける点も、バラを贈る良さといえます。
二人の大切な思い出を形に、インテリアとして飾っておけばいつでもプロポーズの思い出に浸れそうです。

108本のバラの花束は、「結婚して下さい」の意味

バラの花束は、その本数によって持つ意味が異なります。その中でもストレートにプロポーズの言葉を伝えられるのが、108本のバラの花束

108本のバラの花束は、「結婚してください」の意味を持ち、花束としての存在感も絶大なのでプロポーズのシーンを感動的に演出してくれます。結婚をイメージさせる言葉は、他の本数にもありますが、結婚を申し込む言葉そのものは108本の「結婚してください」のみです。

また、数字の108を言葉に置き換えると、「永遠(とわ)」とも読めます。永遠にあなたを愛しますという意味でも、これ以上プロポーズに相応しい花束はないでしょう。

予算的にもボリューム的にも、108本のバラの花束を用意するのは大変ですが、一生に一度のロマンチックな記念日にはぴったりです。

プロポーズにほしい花束はバラが一番人気!

  • プロポーズ&指輪に関するアンケートより

Ringraphで実施したアンケートでも、プロポーズでもらいたい花束は「バラの花束」が圧倒的人気に。特に、女性は花言葉やバラの本数によって生まれる意味などについての知識を持っている方も多いので、憧れる方が多いのではないでしょうか。

バラの基礎知識

バラに関する基本的な情報について解説します。

バラについて

バラは、バラ科バラ属の総称で、華やかに咲くお花の姿を楽しむ植物です。漢字だと「薔薇(バラ、ソウビ)」、英語では「ROSE(ローズ)」になります。
ガーデニングで人気の園芸品種と、花屋さんで購入できる切り花品種があり、花束やアレンジメントに使われるのは切り花品種です。

また、バラは品種がとにかく豊富で、花屋さんもすべての種類を揃えられるわけではありません。欲しいバラがあれば、事前に予約しておくのがおすすめです。
色も、赤、白、ピンク、黄、オレンジ、紫、グリーン等、とにかく豊富。鮮やかな青は、自然のバラには存在しませんが、最近では白を青に染色した染めバラも人気です。

華やかさと色の豊富さは随一なので、プロポーズ用だけではなく、お祝いや記念日等のフラワーギフトとしても人気があります。

バラの花言葉について

バラ全体の花言葉は、「愛」や「美」です。美しく華やかなバラに相応しい花言葉ですよね。
また、色ごとに次のような愛情や素晴らしさを伝える花言葉があります。

●赤色「愛しています」「愛情」「情熱」「美」
●ピンク色「愛の誓い」「しとやか」「上品」
●白色「私はあなたにふさわしい」「純潔」「深い尊敬」
●オレンジ色「絆」「魅惑」「新鮮」

告白やプロポーズで愛情を伝えるなら赤バラが一番ですが、ピンクや白、オレンジにも、相手への気持ちを伝えられる花言葉があります。赤バラにこだわりすぎず、相手が好きな色のバラを贈り物にしても、大切に思う気持ちが伝わり喜ばれるでしょう。

バラの本数による意味の違い

108本のバラが「結婚してください」のように、バラは本数ごとに意味を持っています。ストレートな意味だけでなく、相手の女性への気持ちや結婚への思いを託すことができる言葉も、プロポーズにぴったりです。

プロポーズや愛の告白に相応しい本数とそれぞれの意味を下記に記載していますので、花束のボリュームを決める時の参考にしてください!


●1本「一目惚れ」「あなたしかいない」
2本「世界にはあなたと私ふたりだけ」
3本「愛しています」「告白」
4本「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本「あなたに出会えて、本当に嬉しい」
6本「あなたに夢中です」「お互いに敬い、愛し合っていきましょう」
7本「ひそやかな愛」
8本「あなたの思いやりに感謝します」
9本「いつまでも一緒にいてください」
10本「あなたはパーフェクト(完璧)な人」
11本「最愛の人」「宝物」
●12本「付き合ってください」
●21本「あなただけに尽くします」
●40本「真実の愛」
●44本「変わらぬ愛を信じています」
●50本「永遠」「偶然の出会い」
●99本「永遠の愛」「ずっと好きでした」
●100本「100%の愛」
●108本「結婚してください」
●365本「あなたが毎日恋しい」
●999本「何度生まれ変わっても、あなたを愛します」
●1000本「1万年の愛を誓います」


12本のバラは「ダーズン(ダズン)ローズ」とも言われます。バラ1本ずつに「愛情」「幸福」「情熱」「感謝」「希望」「永遠」「尊敬」「努力」「栄光」「真実」「信頼」「誠実」という意味があり、「これらのすべてをあなたに誓う」という気持ちを込めて、12本のバラのブーケを贈るというものです。

結婚式で人気のセレモニーのひとつである「ブーケ・ブートニアのセレモニー」では、式前にあらかじめ12本のバラをゲストに配っておき、新郎はゲストから1本ずつバラを受け取ります。集めたバラを新郎は新婦にプロポーズの言葉とともに渡し、新婦はそこから1輪を新郎の胸元に挿すことで、プロポーズを承諾する流れです。

13本から20本のバラは、家族への感謝を伝える言葉のほか、ネガティブな言葉も。例えば、17本のバラの意味は、「絶望的な愛」という意味なので、好きな数や思い入れのある数字だとしても、プロポーズや贈り物では選ばない方がいいでしょう。もらったバラの本数の意味を知った相手を不安にさせないためにも配慮すること。

これだけ本数によって愛を伝える意味があると、迷ってしまうと思いますが、大切なのは相手を想う気持ちです。どのような気持ちを伝えたいかと、現実的に持ち運べる、購入できる本数の中から選ぶのが、ベストではないでしょうか。

バラの色による意味の違い

バラの花には、愛や美という花言葉がありますが、選ぶ色によってはネガティブな花言葉を持っています。相手がいくらその色が好きだとしても、花言葉がネガティブな意味だと知ったら複雑な気持ちになるかもしれないので注意しましょう。

例えば、黄色のバラの花言葉には、「友情」「思いやり」「平和」以外に、「嫉妬」という意味も。明るくてポジティブなイメージのある黄色でも、花言葉を考えたらプロポーズに選ぶのは躊躇しますよね。
黄色が好きだけれど花言葉で選べない場合は、「究極の愛」という花言葉を持つ黄色のガーベラもおすすめです。

また、黒色のバラも花束にしたらかっこよさそうなイメージがありますが、「永遠の愛」「絶対に滅びることのない愛」という花言葉のほか、「あなたは私のもの」「憎悪」「死ぬまで恨みます」といった怖い意味も持っています。

幸せになるためのプロポーズで贈るのなら、良い意味を持つ色のバラを選ぶ方が間違いないでしょう。

バラの花束を贈るときの注意点

いきなり大きな花束をもらっても、持ち運びに苦労したり花瓶がなくて困ったりと、大変な思いをさせてしまっては、せっかくのプロポーズも台無しです。用意する時も、突然花屋さんで108本のバラの花束を注文しても、その場で購入するには本数が足りなかったり時間が掛かったりと難しいでしょう。
バラの花束をプレゼントする時は、用意するタイミングや大きさ、予算などを事前に決めておくと失敗がありません。それぞれの注意点を確認して、プロポーズや愛の告白を成功させましょう。

花束を用意するタイミング

花屋さんに花束を注文する時は、事前予約が必須。プロポーズの当日に、突然飛び込んだ花屋さんで注文しても、希望のバラの色がなかったり、必要な本数が揃わなかったりすることも。
特に、50本や100本などボリュームが欲しい場合は、当日注文しても揃わないことがほとんどです。束ねてラッピングするのにも時間がかかるため、プロポーズに花束を用意するなら、事前の予約や準備が必要となります。

また、バラの花束をプレゼントしようと考える方は、ほとんどが生花でのプレゼントを想定していると思います。華やかさや香り、プレゼントされた時の感動を考えたら、生花の花束が一番ですが、購入した翌日に渡そうとしたら枯れていたなんてことも・・・。

できるだけきれいな状態で花束を渡せるよう、花屋さんで注文する時には、「いつの何時ごろに渡すつもりです」と伝えておくのがおすすめです。
受け取りのタイミングをアドバイスしてくれたり、保水をしっかりしてくれたりなど、きれいな状態で花束をプレゼントできるように対応してくれますよ。

また、保存方法を相談してみるのもよいでしょう。フラワーショップによっては、押し花やプリザーブドフラワーへ加工するアフターサービスを紹介してくれるところもあります。

花束の大きさについて

プロポーズでバラの花束を贈る時は、バラの本数による意味だけでなく、どのくらいのサイズになるかも考慮して購入しましょう。
108本のバラの花束は、かなりのボリュームがあります。イメージするなら、女性が両手いっぱいに抱える程で、重さも相当です。
プレゼントに込めた気持ちは、大きさで決まるわけではありません。心を込めて選んだことが大切なのです。

1~10本くらいの花束は、小柄なサイズです。おしゃれに演出するなら、花言葉を書いたメッセージカードを添えて贈ると、少ない本数でも十分気持ちを伝えられると思います。

20~30本くらいの花束は、気軽に渡せるボリューム感に。プロポーズの言葉や指輪との組み合わせで贈れば、気持ちがしっかり伝わるでしょう。

40~50本以上になると、花束もかなりの大きさになります。花束を渡してプロポーズというロマンチックなシチュエーションを、盛り上げてくれるでしょう。

また、渡し方によっても、花束の大きさを考慮する必要があります。
指輪ならポケットに入れておいても気付かれませんが、花束を持ち歩けばどうしても見つかってしまいますよね。
会ってすぐに渡すならまだしも、タイミングを見計らってサプライズで渡すなら、保管場所も考えなければなりません

もし、レストランで誕生日などの記念日のディナー後に渡すのなら、レストランで預かってもらい、タイミングを見てスタッフに持ってきてもらうのもいいでしょう。その場合は、レストランとの事前の打ち合わせが大切です。
花束の大きさも伝えておかないと、保管が難しいことも考えられます。

花束を注文するときは、ネット通販で自宅に届けてもらう方もいるでしょう。ここで注意したいのが、ネット通販で花束を購入すると、イメージと大きさが違ったということも…。
事前にどのくらいの大きさになるのか、どのような状態で届くのかを事前にしっかり確認しておきましょう。

バラは、花の大きさによって小輪から大輪まであります。そのため、花束に使用する品種によって花束が完成した際の大きさが異なることも注意点です。
さらに、バラのシーズンは春秋のため、どうしても夏冬は生育が悪く小粒になってしまいます。同じ品種を使っていても、季節によってサイズが変わることがある可能性も考慮しておきましょう。

花束の予算

バラの花束は、本数が多いほど値段も上がります
購入するエリアやフラワーショップによって、1本あたりの金額は変わってきますが、相場は小輪が200~300円中輪で300~400円大輪だと400~1,000円くらいです。

1本400円の中輪のバラ50本で花束を作ってもらった場合、約20,000円程になります。100本だと、倍の40,000円くらいです。しかし、これが1本1,000円だと、108本で108,000円に!
ショップによっても価格が違うので、購入を決める前にいくつかのお店でどのくらいの価格になるのか調べておくと安心です。
あらかじめ予算を決めておいて、その予算内で本数を決めるのもありですよ。

また、バラは、品種や色によっても値段が異なります。珍しい品種や、青やレインボーなど白いバラを染めたものは比較的高価です。
さらに、クリスマスやバレンタインデーといったイベントの時期は、特に赤色のバラの価格が高騰します。
通常の価格の倍以上になることもあり、人気で品薄になりやすい点も注意が必要です。

イベントのタイミングでのプロポーズを考えているなら、予算が上がることや早めに予約しないと購入できない場合もあることを理解しておきましょう。 


バラの花束は、ロマンチックなプロポーズの演出をサポートしてくれます。
定番とはいえ、相手への気持ちを伝えるのに、愛情の意味を持つバラは最適でしょう。結婚してくださいの意味を持つ108本のバラの花束だけでなく、ほかの本数でもプロポーズに相応しい意味を持っています。また、花の色によって違う花言葉で、気持ちを伝えるのも素敵ですよね。生花の花束を用意するには、予約したり渡し方を考えたりと、事前の準備も大事です。
ぜひ、プロポーズの日が二人の記念日になり、人生の素敵な思い出になるように、愛情のこもった花束をプレゼントしましょう。

本記事は、2023年09月01日公開時点の情報です。
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