自宅ですぐに出来る!結婚指輪・婚約指輪の磨き方とキレイに保つコツ

自宅ですぐに出来る!結婚指輪・婚約指輪の磨き方とキレイに保つコツ

よく身に着けているお気に入りの指輪や、大切な婚約指輪や結婚指輪。くすみや黒ずみが気になっていませんか?よく作業する手元にはめる指輪は、大事に着用しているつもりでもどうしても見た目が劣化していってしまうもの。「新品のような輝きを取り戻したい!」と思っても、いざクリーニングするとなるとなかなかハードルが高いですよね。
今回はそんなあなたに、自宅で簡単に出来るお手入れ方法や、日々の生活で汚れを防止するテクニックをお伝えします!ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

2023年10月26日更新

Contents

  1. 自宅でできる指輪のクリーニング方法3選
  2. 【クリーニング方法1】乾いた柔らかい布で拭く
  3. 【クリーニング方法2】水洗い・浸け置き洗い
  4. 【クリーニング方法3】研磨剤で磨く
  5. 指輪が汚れるのはなぜ?
  6. 指輪に傷や汚れがつく原因
  7. 指輪をキレイに保つ方法
  8. 毎日拭く
  9. 定期的なクリーニングを行う
  10. 正しい保存方法で保管する
  11. 大切な指輪は、日々のメンテナンスで長くキレイに使おう!

自宅でできる指輪のクリーニング方法3選

自宅でできる指輪のクリーニング方法は大きく分けて下記の3つです。

・乾いた柔らかい布で拭く
・水洗い、浸け置き洗い
・研磨剤で磨く

指輪の汚れ具合やお手入れの目的によって適した方法が変わってくるので、その都度ベストな方法を選びましょう。
次からの項目ではそれぞれのクリーニング方法について、詳しくご紹介していきます。

【クリーニング方法1】乾いた柔らかい布で拭く

<用意するもの>
乾いた柔らかい布

<クリーニング方法>
日常的に使う指輪の皮脂やホコリなど軽い汚れを落とす程度のお手入れなら、指輪の使用後に乾いた柔らかい布で拭くだけで十分。時間をかけずにサッと拭くだけなので気軽に行えます。

研磨剤の入っていないアクセサリー用のクロスがベストですが、眼鏡拭きでも代用できます。100均などでも取り扱っているので、洗い替え用も含め、複数枚用意しておくと良いでしょう。
ただし、リングに繊細なパーツやストーンが付いている場合は、力を入れて擦ってしまうと破損に繋がるため、力加減に注意しましょう。

【クリーニング方法2】水洗い・浸け置き洗い

<用意するもの>
コップ、水、中性洗剤

<クリーニング方法>
柔らかい布で拭いても落ちないような汚れがある場合には、水洗い・浸け置き洗いがおすすめです。
まずは水のみで洗ってみて、それでも取れない場合は、浸け置き洗いをしましょう。

浸け置き洗いの方法は簡単で、コップに入れたぬるま湯に中性洗剤を数滴垂らし洗浄液を作ります。そこに指輪を入れ数分浸すと汚れが少しずつふやけてくるので、歯ブラシなどのブラシを使い汚れている部分を擦って磨いていきます。
あとは水洗いし、よく水気を拭きとれば完了です。


【ゴールドやプラチナの指輪の場合】
中性洗剤を使って浸け置き洗いがおすすめ。
指輪をこする際、K24やK22の高純度のゴールドの場合は素材が柔らかいため、歯ブラシは使用しない方が良いです。より柔らかいコスメブラシなどを使用しましょう。
刻印部分や石を留めるツメのパーツに汚れが溜まりやすいので、より丁寧に細かくブラッシングしましょう。

■注意点
※ダイヤモンド付きの指輪は浸け置き洗い出来ますが、パール、エメラルド、オパール、ターコイズなどの宝石は水分に弱いので、それらが付いた指輪は浸け置き洗いができません。
それぞれの宝石の特性もあるので、ダイヤモンド以外の宝石が施された指輪をお手入れする際は販売店や貴金属専門店に相談しましょう。


【シルバーの指輪の場合】
シルバーの強固な汚れには、シルバークリーナーという液体を使用しましょう。ジュエリーショップやネット通販で購入可能で、店舗によっては100均などにも置いてあります。

黒っぽく変色したシルバージュエリーを数十秒浸けるだけで、みるみるうちに新品のような白銀の美しさが蘇ります。キレイになってきたらジュエリーを取り出し、流水でよくすすぎ水気を拭きとればOK。
簡単に細部までキレイになりますので、指輪だけでなくネックレスやブレスレットなどのシルバーのチェーンをキレイにしたい時などにもおすすめです。

■注意点
※シルバークリーナーは、宝石のついた指輪やシルバーメッキの製品には使用できません。直しようのない状態になってしまう可能性が高いので、絶対に避けましょう。
※銀を黒くする”いぶし銀”が使われている指輪は、いぶされている部分まで白銀色になってしまうので、デザインが損なわれてしまいます。こちらもシルバークリーナーは使用せず、シルバークロスなど他の方法でお手入れしましょう。


ちなみに、シルバークリーナーを購入しなくても、重曹で代用することも可能。

<必要な物>
重曹、熱湯、アルミホイル、耐熱容器

<作り方>
1. コップやお椀などの耐熱容器にアルミホイルを敷く
2. 指輪を置き、重曹を大さじ1まぶす
3. 熱湯を注ぐ(すぐに化学反応を起こし泡が出てきます)
4. しばらくしたら指輪を取り出し、水ですすぎます
※火傷しないように十分注意して下さい。
※重曹を使った方法でも宝石がついている指輪はNGです。

【クリーニング方法3】研磨剤で磨く

<用意するもの>
研磨剤、柔らかいクロス

<クリーニング方法>
浸け置き洗いでも取れない強固な汚れや小キズがある場合、研磨剤入りのクリーナーを使用したクリーニング方法も効果的

まず研磨剤を柔らかいクロスに適量取って軽くなじませます。指輪の汚れ部分に強めに擦りつけながら磨き、表面の汚れやキズが無くなってきたら水洗いし水気をよく拭きとって仕上げます。
液状研磨剤は「ピカール」などが値段もお手頃でおすすめ。

自分の指輪の素材に適した研磨剤をチェックしてみて下さいね。

【注意点】
※研磨剤を使用しても消えない傷は無理に磨かず、販売店や専門店に相談しましょう。
※研磨剤の使用NGな指輪もあります。
例)ダイヤモンド以外の宝石が付いた指輪、ツヤ消し加工した指輪、メッキ加工した指輪、チタンやジルコニウムなどで発色加工した指輪

指輪が汚れるのはなぜ?

そもそも指輪が汚れるのはなぜでしょうか。その原因について解説します。

指輪に傷や汚れがつく原因

生活する上で、指輪にキズや汚れが付くシーンは主に下記のようなものが挙げられます。

●家事や仕事をする際に硬い物に当たってしまったとき
●壁や床に手を付いたとき
●スポーツ時など、手に負荷がかかったとき

指輪をつけたまま、ものを運んだり、手をつかった作業をすることで、指輪が傷付いたり、変形したりしてしまう原因に。キズが付きそうな場面では指輪を外しておきましょう。

また、お皿洗いや掃除などの家事、スキンケアや入浴などの際に、指輪を付けたままにしていると、洗剤や化粧品や石鹸が付着し、汚れの原因になることも。冬場のハンドクリームの使用時なども注意が必要です。

汚れを防ぐためには、これらのシーンでは指輪をこまめに外すことをおすすめします。

指輪をキレイに保つ方法

ここでは、指輪をキレイに保つための方法についてご紹介します。

毎日拭く

キレイな指輪の状態を保ちたいのであれば、毎日拭くのが理想的です。軽く指輪を拭くだけで、日常生活で付いた程度の汚れはキレイに取れます。
小まめにお手入れすると頑固な汚れも付きにくくなるので、いつまでも指輪の美しさを保つためにぜひ習慣にしましょう。

定期的なクリーニングを行う

長くクリーニングをしないとそれだけ汚れも蓄積していきます。汚れが目立ってくる前に、定期的にお手入れすることが望ましいです。
アフターサービスとして指輪のクリーニング対応を受けてくれるショップも多く、クリーニングに出すと自分では難しいダイヤモンドの爪留めのゆるみなどもチェックしてくれます。スペシャルケアとして時々購入したブランドのショップでのメンテナンスも利用してみると安心です。

正しい保存方法で保管する

ホコリや湿気は、指輪の汚れや宝石を痛める原因になることがあります。指輪を保管する際は、通気性のいい場所で、購入時に指輪が入っていたケースやジュエリーボックスに入れて保管しましょう。

ただし、ジュエリーボックスなどで他のアクセサリーと一緒に保管する場合は、アクセサリー同士でぶつかりキズが付いてしまう可能性があるので要注意。
仕切りや指輪用のスリットがあるものを選び、指輪単独の状態で保管するようにしましょう。

最近は、100円ショップなどにも可愛い蓋つきのジュエリーボックスがあるので、チェックしてみて下さいね!

また、直射日光にも注意が必要です。指輪の素材や宝石により、熱や紫外線で変色や劣化するものもあります。
リングホルダーやトレーなど、蓋無しのケースに置く場合は、直射日光を避けた場所に置くようにしましょう。

大切な指輪は、日々のメンテナンスで長くキレイに使おう!

大切な指輪はお手入れをすることでより愛着も沸き、美しい状態もキープできます。いつでもキレイな指輪を身に付けられるように、日々のクリーニングや正しい保管方法を心がけましょう。

本記事は、2023年10月26日公開時点の情報です。
情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

この記事が気に入ったらシェアしよう

関連記事

カテゴリ

ピックアップランキング