プロポーズされたらどうする?話し合うことリストを徹底解説

プロポーズされたらどうする?話し合うことリストを徹底解説

これまでを共にして、これからの未来も共にする彼からのプロポーズは何よりも幸せで、嬉しいもの。しかしプロポーズされたからと言って、いつまでも余韻に浸っているわけにはいきません。プロポーズはあくまでスタート。プロポーズされた後に2人でやるべきことがたくさんあります。

ここでは、プロポーズされたあとにやること・話し合いたいポイントや、こんな時はどうしたらいいかなどを詳しくご紹介します。プロポーズを受ける人もこれからする予定・受ける予定の人も知っているだけで今後もスムーズに進めていけるでしょう。

2023年10月06日更新

Contents

  1. プロポーズされたらやることリスト
  2. プロポーズから結婚(入籍)までの流れ
  3. ①両親に結婚の報告をする
  4. ②婚約指輪・結婚指輪を購入
  5. ③両家顔合わせ
  6. ④友人や職場に結婚報告
  7. ⑤入籍
  8. プロポーズされたら話し合いたいポイント
  9. 結納や結婚報告の方法について
  10. 入籍時期について
  11. 結婚式について
  12. 住居について
  13. 子供の希望について
  14. お互いの家族との付き合い方について
  15. プロポーズされたけど、こんなときはどうする?
  16. Q:プロポーズの返事を保留にしたい
  17. Q:プロポーズ後すぐに入籍したい
  18. Q:親への挨拶がまだだけど、職場に伝えてもいい?
  19. Q:すでに同棲しているけど、新しい住居に引っ越しするべき?
  20. Q:結婚式はいつまでにしなきゃいけない?
  21. Q:婚約指輪はいつまでに用意するべき?
  22. Q:結婚指輪はいつまでに用意するべき?
  23. Q:苗字変更の手続きがめんどうだからしなくてもいい?

プロポーズされたらやることリスト

プロポーズまではふたりのタイミングで行えますが、その後の流れは両家での時間も必要。まずは、プロポーズされたらやること・やるべきことをリスト化してご紹介します。
プロポーズをしてから結婚式まで多少の個人差はありますが、結婚式や入籍などまでチェックしながら準備しましょう! 

プロポーズから結婚(入籍)までの流れ

プロポーズから結婚(入籍)までの流れは、大きく分けて以下の通りです。

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1. 両親に結婚の報告をする
2. 婚約指輪・結婚指輪を購入
3. 両家顔合わせ
4. 友人や職場に結婚報告
5. 入籍
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ここでは各流れでやるべきことやどの様に進めていくかを解説します。

①両親に結婚の報告をする

プロポーズを受け、ふたりでの決意が固まったらまずは両親への挨拶や報告をしましょう。
近年は家族ぐるみで仲が良く、お付き合いしている時から顔を合わせているカップルも少なくありませんが、結婚は両家のつながりでもあるため改めて結婚の意思を報告します。手土産を用意して、真剣な気持ちを伝えましょう。一般的には、女性側へ先に挨拶に行き、次に男性側に挨拶・報告を行います。

ふたりでの結婚挨拶・報告に対し、了承や祝福の言葉をもらった後、可能であれば両家顔合わせの日程や時期も話すことができれば、次のSTEPとしてもスムーズでしょう。

②婚約指輪・結婚指輪を購入

婚約の記念・今後の約束として男性から女性へ贈る婚約指輪。プロポーズの際に贈るイメージが強い婚約指輪ですが、近年はふたりで選ぶ・指輪以外のものにするなどのケースも増えています。婚約指輪をサプライズやプロポーズで準備する場合はサイズ感や好みなどにも注意が必要。

一方で結婚指輪は「結婚式で誓いの際にお互いに贈り合う」ものでマリッジリングとも呼ばれています。今後長くつけていくものなのでシンプルで使いやすいもの・仕事などで邪魔にならないもの・婚約指輪とセットリングで使えるものを選びましょう。

結婚指輪の購入に相応しい時期などは個人差もありますが、刻印やオーダーメイドの場合は時間がかかるため、挙式で交換する際は、結婚式当日に間に合うように逆算して購入しに行きましょう。一般的にはプロポーズ後、挙式の3ヶ月〜半年前と言われています。

③両家顔合わせ

お互いの両親への挨拶が終わった後に両家での顔合わせ食事会を行います。かつては結納も同じタイミングで行われていましたが、近年では結納ではなくお食事をしつつ互いの家族を紹介し合うスタイルが多いでしょう。結納をどうするかなどもこの両家顔合わせで確認・話し合いされることが増えています。

レストランやホテルなどの料亭での顔合わせが一般的で、結婚式の半年程度前が多いですが両家両親との日程調整で変わってきます。出席者は、結婚する当人同士と親兄弟が一般的です。
また、顔合わせの際の内容をまとめたしおりや進行表・目次などを作っておくカップルも多く、スムーズに進めるための確認や準備をしっかりとしておくと安心でしょう。

④友人や職場に結婚報告

友人や職場への報告は、両家の顔合わせが終わり結婚式や新居などの準備を本格化させる前にするのがおすすめ。会社の規定などがある場合は、規定に従い期日までに報告をしましょう。
また、報告する際は必ず直属の上司から報告し、同僚や同期などにも報告するのがマナーとしては良いでしょう。結婚式の日取りや入籍日などが決まっている場合は、それらも伝えられると休みの調整なども進めやすくなります。

友達など親しい間柄であればプロポーズ直後などでも問題ありません。近年ではSNSの発達により、SNS上での報告で済ませることがありますが口頭で伝えられる場合は口頭の方がより丁寧な印象になります。

⑤入籍

婚姻届けを役所に提出しする「入籍」は、ふたりが夫婦になるための重要な手続きの一つ。タイミングに決まりはありませんが、吉日や二人の記念日などが多い傾向です。
本籍地以外でも提出ができるため「ディズニーランドが好きだから舞浜市で出したい」などの希望も叶えることができます。

婚姻届提出時には、婚姻届だけではなく以下のものが必要です。

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本人確認書類(免許証など)
●婚姻届
●戸籍謄本または戸籍抄本
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入籍は結婚式前にしなければいけないわけではないため、結婚式を挙げた後に落ち着いてから提出するカップルも近年は増加傾向。婚姻手続き(入籍)は、市区町村役所の窓口で24時間365日提出できるので、日付が変わった夜中に出しに行くカップルもいます。 

プロポーズされたら話し合いたいポイント

プロポーズされ、結婚を今後、ふたりの未来を共に歩んでいく上でまずはふたりの将来についてしっかりと話し合うことが大切です。
入籍時期や順番・住居・子供の有無・お金の管理や結婚式の会場や相場など…。カップルの時とは違い、すべてがふたりのこととなるだけでなく、大きな額のお金が動くことでもあります。一つずつ確認しておきましょう。 

結納や結婚報告の方法について

結婚報告や結納の方法は、カップルや家庭によってちがうため確認する必要があります。特に、両家を結ぶ婚礼のセレモニーである結納は、年々省かれつつありますが家庭によっては重んじることがあり両家顔合わせの前に行う場合もあるので注意しましょう。 

結納を行うのかどうか、行う場合は結納のスタイル・結納金や結納品の有無なども話し合っておきます。現在は、略式結納と正式結納の2つが一般的。 

また結婚報告は、親しい友人であれば口頭で伝えられますが遠方にいる親戚や友人などへのものも話し合っておきましょう。

入籍時期について

プロポーズから結婚式までの期間は婚約期間です。入籍時期についても相談し、話し合っておきましょう。記念日や吉日、結婚式の後など、自分達の都合の良い時期や日取りを選ぶのがおすすめ。 

プロポーズから入籍までの婚約期間は6ヵ月以上~1年未満が一般的で、婚約期間中は挨拶や指輪購入などの準備が多いため余裕を持って決めておくのが良いでしょう。
また、結婚式の後であれば、その期間や日取りを決めておくとスムーズ。

結婚式について

女性にとっても男性にとっても、一大イベントである結婚式。結婚式成功のカギを握っているのは、結婚式場選びでもあります。
結婚式をするのかしないのか、結婚式の時期や結婚式を挙げたあとの段取りや優先順位も決めておくと良いでしょう。 

結婚式をする場合はブライダルフェアに参加し、結婚式へのイメージや予算の見積もりなどを一緒に考えて結婚準備をしていく必要があります。
ブライダルフェアでは、式場・披露宴会場の見学・お料理の試食会などが行われます。誰を呼んでどの様にするのかなどもプランナーやアドバイザーと共にシュミレーションができます。ブライダルフェアは予約制が多いため注意しましょう。 

結婚式をしない場合は、入籍だけで済ませるのか・ブライダルフォトや前撮りなどだけ行うのかなどを決めましょう。最近ではセルフでフォトウェディングを撮る・式場で写真を撮るだけのカップルやご夫婦も増えてきています。 

住居について

ふたりで今後過ごしていく住居について、しっかりと話しておきましょう。
結婚式同様、大きな出費であり、一緒にいるだけでなく今後「生活」をしていくため、お互いの生活や価値観もすり合わせておくと良いでしょう。 

すでに同棲しているのであれば
引っ越すのか現在のままか
引っ越す場合のエリアや間取り
将来子供が生まれたら

などを話し合いましょう。 

また、今後家を購入するのかマンションを借りるのか、購入であれば結婚式やそのほかのお金がかかることとの兼ね合い、スケジュール感など細かに話しておくと後々トラブルになることは少ないでしょう。

子供の希望について

結婚・入籍などの前に、子供の希望や子育てなどへの価値観を共有し、相談・話し合いをしておきましょう。 

タイミング
何人ほしいのか
そもそも子供を希望しているか
などはもちろんですが

習い事は?
学校は公立?私立?
などの今後を見据えた話し合いをしておくと良いでしょう。

また、妊活や考えていた通りに進まなかった場合の対処法などについても、フランクにでも話し合っておけると気持ちのすれ違いなども生まれずに済みます。 

お互いの家族との付き合い方について

結婚はふたりだけのことではなく、両家の結びつきでもあります。
現在は核家族化が進んでおり、別世帯別家庭として過ごすことが一般的ではありつつ、普段から離れて暮らしているとしても、親の老後や兄弟のことなどは話し合っておくと良いでしょう。介護のために引越し、結婚後は実家で同居など「聞いてない!」とお互いがすれ違ってしまわないようふたりで意見を合わせておくことが大切です。 

また、親以外の親戚付き合いや、地域の慣習などとの付き合い方も話し合っておけると良いでしょう。
お正月やお盆のたびに近隣の親戚が集まる風習や慣習がある、行く時には持っていくものがあるなど、お互いの育った場所のことをしっかりと話し合い、どちらかの負担になってしまわないようにしておくのがベスト。 

プロポーズされたけど、こんなときはどうする?

Q:プロポーズの返事を保留にしたい

プロポーズを受けた際、心配事やさまざま事情ですぐに返事ができないこともあるでしょう。
プロポーズの返事を保留にして改めて返事をしたい時は「少し時間が欲しい」「何日まで待って欲しい」など、素直に今返事ができないことを気持ちと共に伝えましょう。 

理由を伝えず、曖昧なまま保留にしてしまうと男性からすると「なぜかわからないけれど返事がもらえなかった」と不安を煽る原因となります。「すごく嬉しいけど」「すぐ返事したいけれど、」などプロポーズ自体に問題があるわけではないことを伝えておきましょう。 

Q:プロポーズ後すぐに入籍したい

プロポーズを受けてから入籍するまでは婚約期間です。仕事の都合や授かり婚の場合にも、婚約期間が少ない人は多いでしょう。この婚約期間の長さは個人差があり、中にはプロポーズ後すぐに入籍したことで「婚約期間が数日しかない!」なんて方もいます。
ただし、プロポーズ後すぐに入籍することで通常婚約期間に行う、顔合わせや結婚式準備などの儀式をすべて夫婦としての関係で行うため結婚において大切なポイントの擦り合わせができないなどのトラブルが生まれがちです。  

婚約期間はプロポーズ前の恋人同士とも、結婚後の夫婦としての関係とも違う特別なものでもあるので、楽しむことも大切です。

Q:親への挨拶がまだだけど、職場に伝えてもいい?

一般的には、職場への報告は親への挨拶の後が良いとされています
これは結婚による退職や名字の変更など、会社側でも手続きが必要な場合が多く、親への挨拶などが終わっていない状態では今後どうなるか会社側では判断ができません。結婚式の日取り・新婚旅行(ハネムーン)などの日にちを大まかに決めてから職場や上司に報告することで休みの調整などもしやすくなるでしょう。
ただし日頃から仲が良い関係性の場合は、さらっとプロポーズされたことを話すくらいなら良いでしょう。 

Q:すでに同棲しているけど、新しい住居に引っ越しするべき?

婚姻に伴って、すでに同棲している場合難しいのが引越しのタイミング。新しい住居に引っ越さなければいけない決まりはありませんが、住民票の移行や書類上の住所変更などに不備がないか役所に確認しておきましょう。 

また新居に引っ越しをする際、可能であれば入籍とほぼ同時期に新しい住居に引っ越すと、スムーズです。

入籍とほぼ同時期に引っ越した時の流れは以下の通りです。
【転出届の提出】→【引越し】→【入籍(婚姻届提出)と転入届の提出】→【各種の氏名変更と住所変更】

Q:結婚式はいつまでにしなきゃいけない?

プロポーズから結婚式までの期間に決まりはありませんが、一般的には一年以内・10ヶ月程度が平均的です。結婚式の準備をしつつ、入籍準備などさまざまな手続きを進める人が多いでしょう。 

しかし、家庭の事情や仕事の都合、体調などさまざまな事情があるため、一概に「これくらいの期間が必要」「この期間内でないとよくない」などはありません。自分達でよく話し合い納得できる形で行いましょう。

Q:婚約指輪はいつまでに用意するべき?

婚約指輪には、「結婚に向けてのけじめ」を表す意味があり、プロポーズで気持ちと共に約束を形として表し贈ります。近年では指輪ではなくピアスなどの別のアクセサリーを贈ることも増えています。デザインでの妥協などがないように、半年程度前から準備できると良いでしょう。 

また、昔は婚約指輪のお返しをするのが一般的でしたが結婚式の多様化や、家族の多様化もあり、現在では自分達が納得する形でのお返しやお互い予算を決めてのプレゼントといったものが増えています。

Q:結婚指輪はいつまでに用意するべき?

結婚指輪は、本来結婚式で指輪の交換の儀式に間に合うよう用意する必要があります。一生つけておくものなので、デザインなども一緒に考え、ふたりで買いに行く人がほとんどです。一般的には結婚式の3ヶ月〜半年前が平均的で、セミオーダーなどふたりのデザインを刻印しても式などに間に合います。 

近年では婚約指輪とセットでつけられるデザインを選ぶ人が多い傾向にあり、婚約指輪と結婚指輪のブランドを揃えてオーダーすることで期間が短縮されることも増えています。

Q:苗字変更の手続きがめんどうだからしなくてもいい?

結婚において、近年さまざまなところで話題に上がるのが苗字変更。選択的夫婦別姓制度の導入が検討されてはいますが、現在の民法では750条夫婦同姓の強制があり、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」と定められています
しかし、全ての公的書類などを変更しなければならず非常にめんどくさいのも事実です。特にフリーランスや個人事業主などでお仕事をしている人は変更手続きにも時間がかかり、メリットを感じないという人も多いかもしれません。

現在苗字変更しないための方法は
通称として旧姓を使い続ける
事実婚で苗字変更をしない
の二つです。 

面倒だからと変更しない場合、社会保険などの公的な機関での手続きや生活に支障が出る恐れがあります。なにか特別な事情がない場合は変更した方が良いでしょう。 


一世一代のプロポーズは本当にうれしいものでしょう。しかし、その後続くふたりの未来を考えるスタートでもあります。今回は、プロポーズされた後の流れについてご紹介しました。するべきことがわかっていると気持ちにも余裕ができます。 

プロポーズはスタート。自分たちなりの結婚生活を始めていくための最初のステップかつ、これからの未来を一緒に考えるのにもベストなタイミングです。これからの未来を一緒に過ごすからこそより具体的に話し合い、入籍後や結婚後に険悪にならないよう考えていくと良いでしょう。プロポーズから結婚式までの「婚姻期間」を十分活用し、楽しみながら過ごしましょう。

本記事は、2023年10月06日公開時点の情報です。
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