エタニティリングとは?メリットデメリットとおすすめを解説
「永遠の愛」を表すとされ、恋人から夫婦になる時の約束を形にしたとも言われているエタニティリング。
そんなエタニティリングは、様々な意味や特徴があり、メリットデメリットも実はあると感じる人も多くいます。
エタニティリングは結婚指輪として選ばれがちですが、実は婚約指輪(マリッジリング)として贈るのもおすすめ。
ここでは、ふたりが最初に交わす約束としてのエタニティリングをまとめて解説・ご紹介します。
2023年11月21日更新
Contents
- エタニティリングの意味や特徴
- エタニティリングとは?
- エタニティリングリングの意味
- エタニティリングは婚約指輪にも結婚指輪にもおすすめ
- エタニティリングのメリットとデメリット
- 【メリット】シンプルな指輪に比べて華やか
- 【メリット】ソリテールリングと比べて日常使いしやすい
- 【メリット】どんな指輪とも重ね付けしやすい
- 【デメリット】サイズ直しが難しい場合がある
- 【デメリット】日常生活で石が気になる
- エタニティリングの種類
- フルエタニティリング
- ハーフエタニティリング
- ダイヤモンドの留め方
- 4本爪留め
- 共有爪留め
- 彫り留め
- 覆輪留め
- レール留め
- おすすめのエタニティリング
- おすすめのフルエタニティリング
- おすすめのハーフエタニティリング
- 一生を毎日を共にできるデザインを選ぼう!
エタニティリングの意味や特徴
結婚やプロポーズをイメージした時に欠かせないリング。
婚約指輪としても結婚指輪としても選ばれるエタニティリングにはさまざまな意味と選び方があります。
華やかさはありつつも普段使いができ、重ね付けができるデザインが多いのもエタニティリングの特徴です。
ここでは、エタニティリングの意味や特徴、選び方のポイントから、おすすめのエタニティリングまでをご紹介します。
エタニティリングとは?
エタニティリングはアームに沿って同じサイズ・同じカットのメレダイヤモンドが埋め込まれているものを指します。
英語で「永遠」を表す「エタニティ(Eternity)」がつけられていることから、将来・未来への約束リングとされています。
エタニティリングにはフルエタニティとハーフエタニティの2種類があり、重ね付けのバランスや普段使いのことを考えて選ぶことができます。
エタニティリングリングの意味
エタニティリングは、直訳すると「永遠の指輪」。
元々は、夫から妻へと贈る「アニバーサリーリング・記念品」でしたが、英語の「エタニティ(永遠に)」から、永遠の愛を誓う結婚指輪として選ばれるようになりました。
ダイヤモンドがぐるりと一周するデザインが一般的だったことから「永遠に途切れず輝き続ける魅力的な愛と信頼」をあらわしたと言われています。
エタニティリングは婚約指輪にも結婚指輪にもおすすめ
エタニティリングは結婚指輪(マリッジリング)として選ばれることが多い傾向にありましたが、最近は婚約指輪(エンゲージリング)として選ばれることも多くなっています。
婚約指輪には、一般的に一粒ダイヤモンドをあしらった ソリテールリングや、重ね着けを意識した華やかなものを選びがちですが、シーンを選ばなければならず普段使いが難しいことも。
そのため、華やかながらすっきりとしたデザインのエタニティリングを婚約指輪として選ぶカップルが増えているんです。
エタニティリングのメリットとデメリット
婚約指輪や結婚指輪としておすすめのエタニティリングですが、デザインによってはメリットばかりではありません
。同じくらいメリットとデメリットがあります。
また、フルエタニティ・ハーフエタニティではダイヤの留め方や強度などメリットデメリットも異なります。
「サイズ直し」「華やかさや用途」「手入れや日常使い」「価格」などにフォーカスしてご紹介します。
【メリット】シンプルな指輪に比べて華やか
シンプルなデザインのリングも綺麗ですが、華やかさを持っているのはエタニティリングです。
エタニティリングについているメレダイヤモンドは小さめのダイヤモンドを指しますが、小さくても数が多いため、華やかで存在感のあるデザインになります。
ダイヤモンドが留められていることで華やかさがあるため、ふとした時の手元が美しくみえます。
【メリット】ソリテールリングと比べて日常使いしやすい
ソリテールリングとは、宝石を一粒爪で留めたリングのこと。
中央に宝石をひとつセットしたリングのことをいい、ダイヤモンドに限らずほかの宝石や色のついたストーンで作られることもあり、最も定番なリングです。
ソリテールリングは定番であるものの、石の留め方からちょっとした時に引っかかりやすく傷がつきやすいリングでもあります。
それに比べ、エタニティリングは凸凹が少なく、スタイリッシュなデザインのため日常使いがしやすく違和感なくつけ続けられます。
【メリット】どんな指輪とも重ね付けしやすい
エタニティリングは婚約指輪として贈られた場合、ほとんど結婚指輪と重ね付けすることになりますが、どんなリングとの重ね付けをしやすいのがメリットです。
エタニティリングは、プラチナが多い傾向にありますが素材(ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールド)との相性も良いリングです。
リングに限らずほかのジュエリーや、宝石と組み合わせても喧嘩せず品の良い組み合わせになります。
【デメリット】サイズ直しが難しい場合がある
エタニティリングはデザインによってはサイズ直しが難しい場合があるため、サイズ感が最も重要。
ハーフエタニティリングの場合は、半周分宝石がついていないため、お直し・修理・サイズ変更を比較安価でリーズナブルにすることができます。
一方で、フルエタニティリングはリングの形状を保つため、一般的な方法のカット・お直しができません。
工房などで研磨するなどの方法をとっているブランドもありますが、各ブランドやショップにより違うためアフターケアーなどの案内を確認しましょう。
【デメリット】日常生活で石が気になる
ソリテールリングでなくとも、家事などをするときにダイヤモンドや石が気になる人も多いでしょう。
ほとんどの場合変形や、石が取れてしまうことはありませんが、汚れることなどが気になってしまい、家事などの時に気を使ってしまう可能性があります。
エタニティリングはぐるりとダイヤモンドで装飾されていることから、小さな隙間の汚れが取りにくく、こまめなお手入れが大変なこともデメリットと言えます。
エタニティリングの種類
「エタニティリングの意味や特徴」でも触れた通り、エタニティリングは2種類あります。
どちらにも魅力があり、贈る人の日常使いや毎日の行動などを考えて選ぶと良いでしょう。
中には、好みをふたりで相談しながら購入するカップルや夫婦もいます。
フルエタニティリング
指輪のアーム全周にダイヤが埋め込まれているものをフルエタニティリングと言います。
角度などに関係なく華やかで印象にも残りやすいエタニティリングです。
指輪がぐるりと回ってしまっても、デザインに影響がないので、いちいち気にする必要がないのがメリットです。
ハーフエタニティリング
指輪のアームの半周分にダイヤが埋め込まれているものをハーフエタニティリングと言います。
控えめに思われがちですが、手のひら側はほとんど見えないためデザインに影響はありません。
石が少ないため価格が抑えられるのと、サイズ調整が可能なものが多いのがメリットです。
また、仕事などであまり華やかなものを付けるのが難しい場合に、あえてダイヤモンドを手のひら側にすることでシンプルな指輪に見せることも可能です。
ダイヤモンドの留め方
フルエタニティとハーフエタニティの違いの他にも、ダイヤモンドの留め方にも種類があります。
留め方によってダイヤモンドの輝きや、表面のディテールも変わってきます。
エタニティリングを選ぶ際はぜひ留め方にも着目してみてください。
4本爪留め
爪と呼ばれる形状の地金でダイヤモンドを留める手法のうち、1つのダイヤモンドを4本の爪で留める方法を「4本爪留め」といいます。
一つひとつの爪のサイズが小さく、存在感が薄いため、ダイヤモンドがより際立ち、サイドから見たときの輝きも華やかになるのが特徴です。
共有爪留め
同じく爪留めのうち、隣のダイヤモンドと同じ爪を共有しているタイプのものが「共有爪留め」です。
爪の数が最小限で済み、ダイヤモンドがびっしり並べられるので豪華な印象になるのが特徴です。
彫り留め
指輪の地金を掘って爪にし、ダイヤモンドを留めているものが「彫り留め」です。
複雑な技術を用いた石の留め方で、ダイヤモンドが外れにくいというメリットがあります。
また、他の爪留めに比べて凹凸が少なく、引っ掛かりにくいため、エタニティリングを普段使いしたい場合におすすめです。
覆輪留め
ダイヤモンドを筒状の地金にセットし、ぐるっと回りを囲うように留めるのが「覆輪留め」です。
石を支える地金の面積が広いため、ダイヤモンドが外れにくく、ダイヤモンドがより大きく見えるのがメリット。
ダイヤモンドを囲う部分にミルグレインなどの加工が可能で、アンティーク調のものやカジュアルなものなど、様々な雰囲気のものがあります。
レール留め
爪がなく、ダイヤモンドの両側からレール状の枠で挟み込むように留めるタイプを「レール留め」といいます。
地金の存在感があるため、ゴールドやピンクゴールドなどの素材を選ぶ場合にはよりその色味を際立たせることができ、爪が無いため引っ掛かりもありません。
おすすめのエタニティリング
最近では、カップル・で来店し一緒に指輪を選ぶことも多くなっていますが、サプライズプロポーズに向けて男性だけで選ぶ機会も多いでしょう。
しかし一方で、人気のデザインや相場など、気になることも多く「選び方がわからない」という方も。
ここでは、おすすめのエタニティリングをフルエタニティ・ハーフエタニティに分けてご紹介します。
おすすめのフルエタニティリング
ダイヤやストーンでぐるりと一周しているフルエタニティリングは、輝きや煌めき、華やかさも段違いです。
ここでは、おすすめのフルエタニティリングをご紹介します。
側面に見える海の波のうねりを表す「青海波」の文様が特徴のエタニティリング。
「リーズナブルだけどデザイン性が高いものにしたい」と考えている方におすすめです。
小さく、細かいカット面と丸いダイヤと四角いダイヤのラインを重ねているデザインはポイント。
ほかのブランドではない繊細さと、カットハンマーの面が調和する少し変わったムードを出せるエタニティリングです。
普段使いのブランドと、同じブランドで揃えたい。カジュアルなブランドのブライダルラインがいい。という方におすすめなのがこのエタニティリングです。
繊細な細めのリングですが、すこし遊び心を加えたデザインで、細かな煌めきが魅力的。
プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドの3種類の素材から選ぶことができます。
「強度」と「輝き」にこだわり、「アフターサービス」も充実したプレミアムなエタニティリングです。
ボリュームやセッティング方法も選択でき、バリエーションも豊富になっています。
cheminはフランス語で道を表し、これからはふたりで歩んでいく道を、真っ直ぐなダイヤモンドで表現したデザインです。
幅1.3mmと華奢なため、普通のエタニティリングでは派手すぎるかも、と心配な方にもおすすめです。
また、細身ですが鍛造づくりのため、強度も兼ね備えています。
おすすめのハーフエタニティリング
フルエタニティにくらべ、華奢で上品なイメージのあるハーフエタニティリング。
シンプルなデザインも多く、ほかのジュエリーとの相性も良いのが魅力です。
バケット(長方形)カットとラウンドカットダイヤを組み合わせて作られるハーフエタニティリング。
細い作りですが、輝きと存在感があり、少し変わった雰囲気の婚約指輪をさがしている方におすすめです。
周りと被りにくさはありつつ、婚約指輪としての存在感を発揮します。
角度や光の当たり方でいくつもの表情へと変化する、あんぐるハーフエタニティ。
華奢なリングの上にゆったりと間隔をあけ留められているデザインで、ダイヤモンドを散らしたかのような手先に。
「アングル」は角度や視点を表すため、「さまざまなアングルを愛する」意味をリングに込めるのも良いでしょう。
Ponte Vecchioの中でも、シンプルで王道のハーフエタニティリングであるMILLE AMORE(ミルアモーレ)~永遠の愛~。
雑誌にも掲載され、結婚指輪にぴったりのデザインです。
アンティーク風のミル打ちは、アームを繊細に縁取り、クラシカルで伝統的なリング。
プラチナとピンクゴールドのコンビで、シンプルだからこそのこだわりが垣間見え、柔らかく優しい印象の指先に。
一生を毎日を共にできるデザインを選ぼう!
人生の新しいスタートを共に歩き出すための最初の贈り物エタニティリング。
リーズナブルだからだめ、結婚指輪としてふさわしくないなど決まりはありません。
普段使いしやすく、華やかな雰囲気がエタニティリングの魅力です。
贈る相手のことを考えてリングを選ぶ時間はかけがえのないもの。
結婚式などの結婚指輪としても選ばれることがあるエタニティリングは、一生モノ。
だからこそ、自分達のライフスタイルと相手の好みなどを考慮して選びましょう。
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