【結婚式の演出53選】定番から変わり種まで!挙式スタイルごとの最新おすすめ演出をピックアップ

【結婚式の演出53選】定番から変わり種まで!挙式スタイルごとの最新おすすめ演出をピックアップ

結婚式を盛り上げるために欠かせないのが「演出」です。「自分たちにはどんな演出が向いているんだろう」と迷っている方もいるでしょう。
今回は定番のものから珍しいものまで、結婚式の演出を53個ご紹介します。少人数結婚式やガーデンウェディングなど、スタイル別に演出をピックアップしているので、ぜひご覧ください。

2023年09月05日更新

Contents

  1. 結婚式の演出って?
  2. 結婚式の満足度を左右する「結婚式の演出」
  3. 結婚式(挙式)のおすすめ演出16選
  4. 【挙式の定番演出】
  5. ベールダウン
  6. 紅差しの儀
  7. フラワーガール・フラワーボーイ
  8. リングガール・リングボーイ
  9. フラッグガール・フラッグボーイ
  10. 【キリスト教式のおすすめ演出】
  11. フラワーシャワー
  12. ブーケトス
  13. バルーンリリース
  14. 【人前式のおすすめ演出】
  15. リングドッグ
  16. サンドセレモニー
  17. 婚姻届にサイン
  18. ダーズンローズ
  19. 【神前式のおすすめ演出】
  20. 水合わせの儀
  21. 番傘(ばんがさ)での入場
  22. 【仏前式のおすすめ演出】
  23. 筥迫(はこせこ)の儀
  24. 折り鶴シャワー
  25. 結婚式の披露宴におすすめの演出29選
  26. 【披露宴の定番演出】
  27. ケーキ入刀
  28. ファーストバイト
  29. キャンドルサービス
  30. フォトラウンド
  31. 【友人中心のカジュアルな披露宴でのおすすめ演出】
  32. バズーカで入場
  33. ドレス色当てクイズ
  34. ブライズメイド
  35. カラードリップケーキ
  36. プロジェクションマッピング
  37. 【職場中心のかしこまった披露宴でのおすすめ演出】
  38. 花嫁の手紙
  39. 記念品贈呈
  40. ムービー
  41. 【少人数結婚式のおすすめ演出】
  42. 植樹セレモニー
  43. キッズカメラマン
  44. 果実酒作り
  45. 【レストランウェディングのおすすめ演出】
  46. フルオーダーのオリジナルメニュー
  47. デザートビュッフェ
  48. 【ガーデンウェディングのおすすめ演出】
  49. キャンドルリレー
  50. スカイランタン
  51. 打ち上げ花火
  52. 【リゾートウェディングのおすすめ演出】
  53. フォトブース
  54. 生演奏
  55. ファーストダンス
  56. 【和風結婚式のおすすめ演出】
  57. 鏡開き
  58. ちらし寿司入刀
  59. 餅つき
  60. 【1.5次会のおすすめ演出】
  61. ブーケプルズ
  62. ウェディングツリー
  63. ゲストによる余興
  64. 結婚式の会場装飾・アイテムのおすすめ演出8選
  65. 【ウェルカムスペースのおすすめ演出】
  66. ウェルカムボード
  67. ハートドロップス
  68. 【ペーパーアイテムのおすすめ演出】
  69. エスコートカード
  70. ウェディングロゴ
  71. 【引き出物のおすすめ演出】
  72. 一人ひとりに手渡し
  73. 選択方式にする
  74. 【プチギフトのおすすめ演出】
  75. サンキュータグ
  76. 会場の装花をプレゼント
  77. 結婚式に演出を取り入れる際のポイント
  78. 1、演出は詰め込み過ぎない
  79. 2、みんなが楽しめる演出を選ぶ
  80. 3、ウエディングプランナーに相談する
  81. 結婚式の演出をコスパよく取り入れる方法
  82. 1、DIYした小物を持ち込む
  83. 2、ムービーを自作する
  84. 3、生花に造花やグリーンを混ぜる

結婚式の演出って?

結婚式の演出は、ふたりらしさを表現するために大切な要素です。具体的な演出案をご紹介する前に、結婚式の演出について説明します。

結婚式の満足度を左右する「結婚式の演出」

日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを伝えたり、ゲストと一緒に盛り上がったり、工夫を凝らした「演出」は結婚式に欠かせないものです。最近では、形式ばった進行にとらわれずに、演出で「自分たちらしさ」を表現するカップルが増えています

結婚式は人生の大きな節目であり、普段はなかなか言えない想いを伝えられる場です。加えて、ゲストに新郎新婦のことを知ってもらう機会でもあります。演出のないシンプルな進行では「ありきたりな結婚式」という印象になり、ゲストの心に残りづらいです。
効果的に演出を取り入れることで、ドラマチックな空間を作れますよ。つまり、新郎新婦とゲストにとって満足度の高い結婚式にするためには、演出が非常に重要といえるでしょう。

結婚式(挙式)のおすすめ演出16選

結婚式(挙式)におすすめしたい演出を16個ご紹介します。それぞれ以下で見ていきましょう。

【挙式の定番演出】

ベールダウン

バージンロードを歩き出す前に、新婦のベールを下ろしてもらう「ベールダウン」。新婦の母親が行う場合が多いですが、父親や兄弟、親しい友人が担当することもあります。
中世ヨーロッパから伝わった風習で、もともとは魔除けのために花嫁にベールをかぶせていました。現代では「花嫁の幸せを願い、母親が手伝う最後の身支度」として捉えられています

紅差しの儀

「紅差しの儀(べにさしのぎ)」とは、新婦の母親が花嫁の口紅を塗る儀式です。これまで成長を見守ってきた母親が、娘の門出を見送る感動的なシーン。和装で行うイメージがありますが、洋装でも人気の演出ですよ。

フラワーガール・フラワーボーイ

花びらをまきながらバージンロードを歩く小さな子どもを、フラワーガール・フラワーボーイと呼びます。「花びらをまく」ことでバージンロードを清められる、と考えられています。小さな子どもが登場すると、挙式会場が和やかな雰囲気に包まれるでしょう。

リングガール・リングボーイ

小さな子どもがリングピローを持ち、結婚指輪を新郎新婦のもとへ運ぶ演出です。女の子ならリングガール、男の子ならリングボーイと呼びます。子どもが一生懸命頑張る姿に、自然とゲスト全員の顔がほころぶはずです。

フラッグガール・フラッグボーイ

フラッグガール・フラッグボーイとは、新郎新婦が入場する前に、子どもがウェディングフラッグを持って歩くこと。「新郎新婦が入場します」という旨の言葉が、フラッグに描かれます。フラッグを持って歩くだけなので、小さなお子さんでも担当しやすいですね。

【キリスト教式のおすすめ演出】

フラワーシャワー

挙式を終えて新郎新婦が退場するときに、ゲストが花びらをまく「フラワーシャワー」。リボンを使ったリボンシャワーや、紙吹雪をまくコンフェッティシャワーもあります。青空の下で花びらがまう光景は、写真映えすること間違いなしです。

ブーケトス

花嫁が投げたブーケを、女性のゲストが受け取る演出です。ブーケをキャッチした方は、次に結婚できるといわれています。ぬいぐるみやお菓子、コスメを投げる花嫁さんもいるようですね。

バルーンリリース

「バルーンリリース」は、風船飛ばしとも呼ばれます。「ふたりの幸せが空まで届くように」という願いを込めて、空にバルーンを飛ばします。カラフルな風船が空に放たれる様子は、華やかで幻想的。最近では、環境に配慮した素材を用いることが多いです。

【人前式のおすすめ演出】

リングドッグ

リングガール・リングボーイは知っていても、リングドッグは知らない方は多いのでは。愛犬に結婚指輪を運んでもらうことを「リングドッグ」といいます。「家族の一員として愛犬も参加してほしい」や「ウェディングドレスでペットと写真を撮りたい」という方におすすめです。事前に招待状でリングドッグの演出があることを知らせるなど、ゲストへの配慮も忘れずに。

サンドセレモニー

サンドセレモニーとは、カラーの砂をひとつの容器に入れてサンドアートを作ることです。砂によって生まれた模様は、世界にたったひとつだけのもの。結婚式のあとはインテリアとして飾れて、結婚式当日の思い出を形に残せる点が魅力です。

婚姻届にサイン

ふたりが永遠の愛を誓ったあとに、本物の婚姻届にサインをする演出です。正式に夫婦になる瞬間に立ち会えることで、感動するゲストも多いでしょう。オリジナリティを出したいならば、結婚証明書を手作りしてゲストに署名をもらう方法もありますよ。

ダーズンローズ

ゲストが新郎に12本のバラを渡し、新婦にプレゼントする演出を「ダーズンローズ」と呼びます。12本のバラには、それぞれ「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」という意味が込められています
公開プロポーズのようで、ロマンチックな演出ですね。赤いバラを用いるのが一般的ですが、バラ以外・赤以外の花を選んでも問題ありません。

【神前式のおすすめ演出】

水合わせの儀

水合わせの儀とは、両家から持参した水をひとつの盃に注ぐ儀式のこと。「異なる環境で育ったふたりがひとつの家族となって幸せに暮らせるように」という意味が込められた、日本の伝統的な儀式です。

番傘(ばんがさ)での入場

伝統的な和傘である「番傘」は、末広がりになっていて縁起のよいアイテムです。番傘は「降り注ぐ災いから守ってくれる」と考えられてきました。
ふたりのシルエットが番傘に浮かび上がれば、ドラマチックな空間を演出できます。ゲストに寄せ書きをしてもらい、和式のウェルカムボードのように使うのも素敵です。

【仏前式のおすすめ演出】

筥迫(はこせこ)の儀

筥迫とは、着物の胸元に入れる小さな箱型の入れ物のことです。今でいう、化粧ポーチのような役割でした。
花嫁支度がすべて終わったあと仕上げとして、母親が花嫁の胸元へ筥迫を差し込む儀式を「筥迫の儀」といいます。母と娘の絆が感じられる、感動的な瞬間です。

折り鶴シャワー

挙式の演出としてはフラワーシャワーが有名ですが、和風の結婚式にぴったりなのが「折り鶴シャワー」平和のシンボルである折り鶴は、古くからお祝いごとに用いられてきました
ゲストの顔を思い浮かべながら折り鶴を折ると、準備する時間もよい思い出になりますね。水引や紙風船といった和小物をプラスすれば、より華やかな印象になります。

結婚式の披露宴におすすめの演出29選

結婚式の披露宴に取り入れたい演出を29個ピックアップしました。それぞれの演出について、魅力を解説していきます。

【披露宴の定番演出】

ケーキ入刀

ケーキ入刀は、新郎新婦がウェディングケーキにナイフを入れる披露宴の定番演出です。夫婦となった二人にとって、最初の共同作業ですね。結婚を祝ってくれるゲストに「幸せをおすそ分け」する意味が込められているんだとか。

ファーストバイト

ケーキ入刀後、新郎新婦がお互いにウェディングケーキを食べさせ合う演出を「ファーストバイト」と言います。バイトには「かじる」という意味があり、海外から伝わった儀式です。
「美味しいごはんを作ります」や「食べることに困らせません」などの意味があります。また、両親が新郎新婦にケーキを食べさせる「ラストバイト」という演出も人気ですね。

キャンドルサービス

「キャンドルサービス」とは、新郎新婦がゲストテーブルのキャンドルに火をともし、最後にメインキャンドルに点火する演出のこと。古くから、キャンドルの炎は「幸せを運ぶ」と考えられてきました。キャンドルによるほのかな光が、幻想的な雰囲気を生み出す演出です。

フォトラウンド

新郎新婦がゲストのテーブルをまわり、グループごとに記念撮影をします。ゲスト全員との写真を残せる点が魅力といえるでしょう。
お色直しを終えたあと再入場する際に、フォトラウンドを行うケースが多いですね。バルーンやフォトドロップスといったアイテムを使うのがトレンドです。

【友人中心のカジュアルな披露宴でのおすすめ演出】

バズーカで入場

披露宴の入場・再入場のタイミングで、新郎新婦がバズーカを持っていたらインパクト大ですよね。バズーカからメタルテープや紙吹雪が飛び出せば、披露宴会場が一体となって盛り上がれるでしょう。散らからないタイプのものを選べば、片付けの心配もありません。

ドレス色当てクイズ

「ドレス色当てクイズ」は、ゲストにお色直しのカラードレスの色を当ててもらうイベントです。投票箱を用意したりペンライトを振ってもらったり、投票方法はさまざま。ゲスト参加型のイベントを取り入れたい方にオススメの演出ですよ。

ブライズメイド

花嫁のサポート役をする女性たちを「ブライズメイド」と呼びます。一般的に、花嫁の親族や姉妹、親しい友人に依頼するケースが多いです。ブライズメイドに依頼する内容は、大きく3つにわけられます。

・衣装をおそろいにする
受付や余興を担当してもらう
・準備から当日までのフルサポートを依頼する

以前は未婚の方に限定する場合がほとんどでしたが、最近では未婚・既婚を問わずにお願いする方が増えています。

カラードリップケーキ

新郎新婦がカラーソースをかけて、ウェディングケーキをデコレーションする演出です。オーストラリアのシドニー発祥で、見た目のオシャレさから注目を集めています。
特に、「色」をテーマにした結婚式にふさわしいですね。純白のケーキに鮮やかなソースがかかる瞬間は、ゲストも思わずカメラを構えてしまうはず。

プロジェクションマッピング

「ダイナミックな演出がしたい」という方は、プロジェクションマッピングを取り入れてみてはいかがでしょうか。オリジナリティのある映像を会場に映せば、ゲストはふたりならではの世界観に引き込まれるでしょう。「思い出の場所」や「ロマンチックな風景」を映すなど、アイデア次第で幅広い演出が可能です。

【職場中心のかしこまった披露宴でのおすすめ演出】

花嫁の手紙

花嫁が手紙を読むシーンは、定番ながらもゲストの涙を誘います。「結婚式の演出のなかで一番感動した」という声も少なくありません。一生に一度の結婚式だからこそ、なかなか言えない気持ちを伝えてみては。

記念品贈呈

手紙を読んだあと、新郎新婦から両親にプレゼントを渡して感謝の気持ちを表現します。贈るものは花束や時計、ウェイトドールが人気ですね。
ウェイトドールとは、生まれたときの体重と同じ重さのぬいぐるみのことです。縁切りを連想させる「はさみ」や、苦や死をイメージさせる「くし」は記念品に向いていません。

ムービー

披露宴で流すムービーは、主に3種類です。

・オープニングムービーゲストへのあいさつや、新郎新婦入場までのカウントダウンをする
・プロフィールムービー…新郎新婦の生い立ちやなれそめを紹介する
・エンディングムービー…ゲストへの感謝を伝える

結婚式はゲストに新郎新婦のことを知ってもらうよい機会です。ムービーを流すことで、入場やお色直しの待ち時間でもゲストに楽しんでもらえます。

【少人数結婚式のおすすめ演出】

植樹セレモニー

「植樹セレモニー」は「ユニティ・プランティング・セレモニー」とも呼ばれ、新郎新婦が木を植えて水を注ぐことを指します。平和のシンボルである「オリーブ」や、幸せを呼ぶと考えられている「ガジュマル」などが苗木として人気です。
少人数の結婚式ならば、ゲストに順番に水をあげてもらう参加型の演出ができます。植樹セレモニーで植えた木は、持ち帰って育てましょう。結婚生活に植物があれば、ふとした瞬間に心がなごみそうです。

キッズカメラマン

子どもにインスタントカメラを渡し、写真を撮ってもらう演出です。小さい子どもは、長時間座ることを苦痛に感じやすいです。キッズカメラマンを担当してもらうことで、結婚式を飽きずに楽しんでもらえるでしょう。
子ども目線の写真は、大人が撮るものと異なる味わいがあります。撮影した写真は、装飾としてウェルカムスペースに飾るのもよいですね。

果実酒作り

新郎新婦がゲストテーブルをまわり、ビンのなかにフルーツ・氷砂糖を入れてもらって果実酒を完成させます。キャンドルを使った定番演出よりも、個性的なテーブルラウンドをしたい方にぴったりですよ。
果実酒は長期間の保存が可能です。結婚式から1年後、参加してくれたゲストを招いて一緒に果実酒を飲んでみては。

【レストランウェディングのおすすめ演出】

フルオーダーのオリジナルメニュー

せっかくレストランウェディングをするならば、料理でゲストをおもてなししたいものですね。式場によっては、フルオーダーのオリジナルメニューをシェフに依頼できる場合があります
ふたりの出身地の食材を使用したり、思い出の味を再現したり。料理をきっかけにして、会話がはずみそうです。

デザートビュッフェ

甘いものを好きなだけ食べられる「デザートビュッフェ」は、特別な日にふさわしい演出です。取り入れるだけで、写真映えする空間に仕上がります。
スイーツ好きのゲストが多い場合、特に喜ばれる演出ですよ。他の料理とのバランスを踏まえて、取り入れるかを検討してみてください。

【ガーデンウェディングのおすすめ演出】

キャンドルリレー

新郎新婦とゲストでキャンドルの灯りをつなぐ「キャンドルリレー」。屋外で行うガーデンウェディングの場合は、披露宴を夕方から夜に設定するのもおすすめです。
暗くなる日没のタイミングでキャンドルに火をともせば、優雅な雰囲気になります。ゆらゆら揺れるキャンドルのもとなら、いつもよりもリラックスして歓談できますね。

スカイランタン

ランタンを飛ばす演出を「スカイランタン」といいます。ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の影響で、「スカイランタン」に憧れている方もいるのではないでしょうか。
ランタンが空に浮かび上がる光景は、まさに圧巻です。ファンタジーの世界に迷い込んだかのような、ステキな体験ができるでしょう。

打ち上げ花火

打ち上げ花火は、披露宴のフィナーレにぴったりの演出です。ゲストへのサプライズとして花火を上げると、大きなインパクトを残せます。立地環境や季節によって、花火がNGの場合があるので、事前にウェディングプランナーに確認してみてください。

【リゾートウェディングのおすすめ演出】

フォトブース

写真を撮影できる「フォトブース」があれば、待ち時間にゲスト同士で盛り上がれます。リゾートウェディングの美しいロケーションを生かせば、非日常的な写真が撮れるでしょう。
フォトフレームやバルーン、タペストリーなどを用意しておくと、フォトブースがおしゃれになりますよ。三脚を置いておけば、誰かが写真に写れなくなることもありません。

生演奏

音楽好きのカップルは、生演奏でBGMにこだわってみるのもよいですね。迫力のある生演奏があると、一つひとつの演出がより豪華に感じられます。プロの演奏家に依頼するのもよいですし、楽器を得意とする友人に頼むのも素敵です。

ファーストダンス

新郎新婦が夫婦になってはじめて踊るダンスを「ファーストダンス」といいます。開放的な気分になれるリゾートウェディングに向いている演出のひとつです。一緒にダンスを練習することで仲がいっそう深まり、ファーストダンス後は大きな達成感を得られるでしょう。

【和風結婚式のおすすめ演出】

鏡開き

「鏡開き」とは、酒樽を木槌で叩いて割る演出のことです。和風の結婚式の場合、ケーキカットの代わりに鏡開きをする方もいます。
結婚式以外にも、さまざまなお祝いの場で取り入れられている演出なので、会場のおめでたいムードを盛り上げてくれるでしょう。酒樽を開封したあとは、ゲストにお酒をくばります。

ちらし寿司入刀

「ケーキ入刀ではなく、ちらし寿司入刀?」と驚いた方もいるかもしれません。華やかでありながら、和の雰囲気に合う演出ですよ。
また、ちらし寿司入刀は「少人数なのでケーキ入刀はしなくていいかな」と考えている方にもおすすめです。ケーキのように高さを出す必要がないため、少人数分でも見栄えよく仕上がります。
カットするときは、しゃもじや日本刀といった和のアイテムを使用するのが人気ですね。

餅つき

餅つきは和風の結婚式に、特別感をプラスできる演出です。「お餅のように末永いお付き合いをしよう」という意味が込められています。ゲストにも参加してもらえば、会場の一体感が高まるはずです。

【1.5次会のおすすめ演出】

ブーケプルズ

ブーケに数本のリボンを結びつけ、女性ゲストに引っ張ってもらう「ブーケプルズ」。実際にブーケにつながっている「あたり」の1本を引き当てた女性は、次の花嫁になれるといわれています。
ブーケトスとは異なり、どのような場所・天気でも実施できる点がメリットです。はずれを引いた方が残念な気持ちにならないように、ブーケ以外にはお菓子やプチギフトを付けて、はずれ無しにするケースが増えています。

ウェディングツリー

幹と枝が描かれたイラストに、ゲストのフィンガースタンプ(指印)を押して1本の木に仕上げるアイテムを「ウェディングツリー」といいます。花火や風船といった木以外のモチーフにしたり、フィンガースタンプではなくシールやスタンプを使ったり。自分なりのアレンジを加えやすい点もポイントですね。

ゲストによる余興

ゲストによる余興は、披露宴よりもカジュアルな場である1.5次会に取り入れたい演出のひとつ。たとえば、ゲストが突然ダンスや演奏を始める「フラッシュモブ」は人気のサプライズ演出です。

結婚式の会場装飾・アイテムのおすすめ演出8選

会場装飾・アイテムに取り入れられる演出を8個厳選しました。こまかなアイテムにも気を配り、理想の結婚式を実現しましょう。

【ウェルカムスペースのおすすめ演出】

ウェルカムボード

ウェルカムスペースに飾られることが多いウェルカムボードは、最初にゲストをおもてなしするアイテムです。ブラックボードやキャンパスが、定番の素材として挙げられます。ふたりの似顔絵を描けば、世界にひとつだけのウェルカムボードになりますね。

ハートドロップス

「ハートドロップス」という演出をご存知でしょうか。ゲストが名前やメッセージを小さなチップに書き、フレームに入れて完成させます
ウェディングドロップスや、ウェルカムドロップスと呼ぶこともありますね。ハート型が一般的ですが、星型や花型のチップを使うケースもあるんだとか。

【ペーパーアイテムのおすすめ演出】

エスコートカード

エスコートカードとは、ゲストを席まで案内するためのアイテムです。カードには名前や着席するテーブルが記載され、受付またはウェルカムスペースに並べられます。100円ショップで簡単に材料をそろえられるので、手作りしてふたりの個性を表現しやすいでしょう。

ウェディングロゴ

ふたりのイニシャルや挙式日などを入れて、独自のウェディングロゴを作る花嫁さんが増えています。招待状やウェルカムボードにウェディングロゴがあると、一気におしゃれ度がアップしますよ。フォントスタイルやモチーフ次第で、スタイリッシュにすることもキュートにすることも可能です。

【引き出物のおすすめ演出】

一人ひとりに手渡し

引き出物はゲストの席の脇か下に置いておき、披露宴がお開きになったタイミングで持ち帰ってもらうことがほとんどです。しかし、一人ひとりに手渡しするほうが感謝の気持ちを伝えやすいのでおすすめ。
大規模な披露宴の場合は時間がなくてバタバタとしがち。引き出物の手渡しが難しいときは、プチギフトを渡すときにお礼を言うとよいですね。

選択方式にする

引き出物は、「新郎新婦が選ぶ」または「カタログギフトを渡す」の主に2パターンでした。最近では「選択方式にする」というケースも増えているようです。
たとえば、お見送りスペースに見本のギフトを数種類並べ、お開きの際にゲストが選んだ引き出物を渡します。楽しみながら選べるだけでなく、確実に気に入ったギフトをお届けできる点が大きなメリットです。

【プチギフトのおすすめ演出】

サンキュータグ

プチギフトには、サンキュータグでメッセージを添えるのがおすすめ。サンキュータグには「こうすべき」というルールがないので、アイデアを自由に形にできます。
挙式当日は慌ただしいスケジュールになり、個々のゲストにお礼をいえない可能性も。サンキュータグなら、ゲスト全員に感謝の気持ちをさりげなく表現できます。

会場の装花をプレゼント

せっかくこだわった会場の装花、その場限りで処分してしまうのはもったいなく感じますよね。装花を小分けにして配ると、ゲストにも喜んでもらえるでしょう。
なお「花に興味がない」または「遠方から参加した」ゲストにとっては、花が邪魔になるかもしれません。セルフサービス形式にすれば、花が好きな方に持ち帰ってもらえます。

結婚式に演出を取り入れる際のポイント

ここまでで、さまざまな演出をご紹介しましたが、ここからは演出を取り入れる際のポイントを解説します。

●演出は詰め込み過ぎない
みんなが楽しめる演出を選ぶ
ウエディングプランナーに相談する

これらの注意点をおさえて、効果的に演出を取り入れましょう。

1、演出は詰め込み過ぎない

演出を詰め込み過ぎると、スケジュールに余裕がなくなります。ゲストが窮屈に感じたり、会話を楽しむ時間が減ったりすることも。
まずは「自分たちが実現したい結婚式」をしっかりとイメージしましょう。それから、理想の結婚式にするために、必要となる演出を選ぶとよいですね。

2、みんなが楽しめる演出を選ぶ

「ふたりがやりたいこと」を重視しすぎてゲストが楽しめない…という事態は避けたいもの。結婚式は、さまざまな年齢層の方に列席してもらう場です。騒がしい演出ばかりだと、年配の方は驚いてしまうかもしれません。
演出を決めるときは「みんなが楽しめるか」を考えることが大切です。新郎新婦とゲスト両方にとって、素晴らしい一日となるように演出を考えましょう。

3、ウエディングプランナーに相談する

結婚式場によっては、演出に制限がかかる場合があります。たとえば「リングドッグを取り入れたいと思っていたけれど、動物の同伴はNGだった」というケースは珍しくありません。
やりたい演出の候補が決まった段階で、ウエディングプランナーに相談しておくと安心です。プランナーは結婚式にまつわる知識が豊富なので、希望の演出ができない場合でも、よい代案を考えてくれる可能性があります。

結婚式の演出をコスパよく取り入れる方法

最後に、結婚式の演出をコスパよく取り入れる方法を3つピックアップします。

●DIYした小物を持ち込む
ムービーを自作する
●生花に造花やグリーンを混ぜる

「演出にこだわりすぎて予算オーバー……」なんて事態にならないよう、ぜひチェックしてみてください。

1、DIYした小物を持ち込む

業者に頼むよりも、自分で手作りするほうがコストをおさえられます。たとえば、DIYできるアイテムは次の通りです。

●ウェルカムボード
ウェルカムドール
ウェルカムリース
芳名帳
リングピロー
フラワーシャワー
ブーケ
ウェディングフラッグ
招待状
席次表
席札
メニュー表
サンキュータグ
フォトドロップス

特に、ペーパーアイテムはDIYしやすいアイテム。100円ショップに行けば、手軽におしゃれな材料を購入できるでしょう。なお、式場によって持ち込めるアイテムが異なるため、事前に確認しておく必要があります。

2、ムービーを自作する

小物だけでなくムービーも自作することで、さらにコスパをよくできます。必要なものは「素材となる写真・動画」と「スマートフォンまたはパソコン」のみ。編集ソフトをインストールすれば、初心者でも簡単にムービーを作れます。
有料のものもありますが、無料のソフトで十分クオリティの高いムービーを制作可能です。「どの写真がよいか」と一緒に話し合う時間も、大切な思い出になるでしょう。

3、生花に造花やグリーンを混ぜる

ウェルカムスペースやテーブルなど、会場全体を飾り付ける装花。実は、装花は意外と費用がかかりやすいポイントなんです。装花のコストダウンに関するポイントは2つあります。

●造花やグリーンを混ぜる
●花の種類をお任せにする

「冬だけど会場にひまわりを飾りたい」という場合、シーズンが異なるので自然と費用がかかります。予算と大まかなカラーを伝えて花の種類をお任せすれば、節約しやすいですよ。

すべてを生花にすると豪華ですが高額に、造花・グリーンにすると低価格ですがさびしい雰囲気になりがちです。おすすめなのは、造花やグリーン、小物を生花にプラスすること。ボリュームがアップして華やかな印象に仕上がります。


今回は、結婚式のスタイルごとに53個の演出をご紹介しました。
「どの演出も素敵だな」と思ったかもしれませんが、演出の詰め込みすぎには注意してください。式場によってできる演出が異なるので、いくつか候補が決まったら、ウェディングプランナーに早い段階で相談しておくと安心です。
演出を効果的に取り入れて、ふたりの理想の結婚式を叶えましょう。

本記事は、2023年09月05日公開時点の情報です。
情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

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