婚約指輪のダイヤは平均何カラット?後悔しない大きさの選び方
プロポーズを受けた証として、左手薬指にキラリと光る婚約指輪。中央にダイヤモンドをあしらったデザインが多く、憧れを抱いている女性も少なくないでしょう。ダイヤモンドは、宝石の中でも硬さに優れ傷がつきにくいことから、「固い絆」や「永遠」の象徴として婚約指輪にふさわしいとされています。
しかし、婚約指輪を選ぶ時に、ダイヤモンドの大きさで悩む方も多いのではないでしょうか。何カラットのダイヤモンドが人気なのか、ずっと着け続けられる婚約指輪はどれなのか、いろいろ悩みますよね。
この記事では、婚約指輪を選ぶ時に人気のダイヤのカラット数や費用の相場、選び方などを解説していきます。婚約指輪を扱う人気のショップも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
2023年10月27日更新
Contents
- 婚約指輪のダイヤのカラットって?
- カラットとは、ダイヤモンドの重さを表す単位
- カラット数と大きさの関係
- 婚約指輪のダイヤは何カラットがいい?
- 人気のカラット数と費用相場
- 2C+2Cについて
- 迷ったらどうする?婚約指輪のダイヤモンドのカラットの選び方
- ①一番人気のカラットで選ぶ
- ②予算に合わせて選ぶ
- ③自分の手に似合うデザインから選ぶ
- ④少し大きいくらいのサイズを選ぶ
- 婚約指輪のカラットを限られた予算内で選ぶ方法は?
- カラット以外の4Cのグレードを下げる
- プラチナ以外の指輪の素材から選ぶ
- ブランド名にこだわらずに選ぶ
- 婚約指輪が人気のショップ5選
- アイプリモ(I-PRIMO)
- ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)
- 銀座ダイヤモンドシライシ
- エクセルコダイヤモンド(EXELCO DIAMOND)
- ケイウノ ブライダル(K.UNO BRIDAL)
- 後悔しないダイヤモンドを選ぼう!
婚約指輪のダイヤのカラットって?
ダイヤモンドの価値を示す単位のひとつに、カラット(Carat)があります。店頭のダイヤモンドのアクセサリーにカラットの表示がされている価格表を見たことがあるという方もいるでしょう。
では、カラットとはダイヤモンドの何を示す単位なのでしょうか。
カラットとは、ダイヤモンドの重さを表す単位
カラット(ct)とはダイヤモンドの重さを表す単位のことで、1.0ctが約0.2gになります。カラット数が増えれば、その分ダイヤモンドが重くなるということです。
カラットのことをダイヤモンドの大きさを表している単位と思っている方も多いのではないでしょうか?
重さが増えれば、当然、大きさも大きくなるため、大きさを示していると考えても間違いではありません。本来は重さを表す単位ということは知っておきましょう。
婚約指輪にあしらわれることが多いのは、原石をラウンドブリリアントカットに加工した一粒ダイヤです。
婚約指輪を選ぶ時は、カラット数が増えると中央のダイヤモンドのサイズが大きくなると理解しておくと、分かりやすいでしょう。
カラット数と大きさの関係
カラット数で大きさを判断する時は、ダイヤモンドの直径で見ていきます。
基本的なラウンドブリリアントカットの大きさを一覧にまとめました。カットの方法によってサイズは変わりますが、おおよそのカラット数と大きさの関係は、次のとおりです。
● 0.1ct:約3.0㎜
● 0.2ct:約3.8㎜
● 0.3ct:約4.3㎜
● 0.4ct:約4.8㎜
● 0.5ct:約5.2㎜
● 0.7ct:約5.8㎜
● 1.0ct:約6.5㎜
● 2.0ct:約8.2㎜
● 3.0ct:約9.3㎜
● 5.0ct:約11.0㎜
0.1ctと0.2ctでは約0.8㎜の違いで、数字だけで見るとそれほど差を感じません。しかし、0.1ctと5.0ctでは、約8㎜の違いがあります。
ダイヤモンドのカラットによる大きさの違いが、イメージはできましたか?
土台のリングの幅やデザインなどによって、見た目の存在感は変わりますが、選ぶ時の目安にしてくださいね。
婚約指輪のダイヤは何カラットがいい?
カラット数でダイヤモンドの大きさが変わることは解説しましたが、婚約指輪を選ぶ時は何カラットがいいのでしょうか。
ここでは、人気のカラット数や費用の相場、ダイヤモンドを見分ける4つの基準について解説していきます。
人気のカラット数と費用相場
婚約指輪で一番人気のあるカラット数は、0.2ct~0.3ct未満です。その次に、0.3ct~0.4ct未満と続きます。
Ringraphのアンケート調査によると、0.2ct~0.4ctで全体の約41%を占めていて、小さすぎず、かつ、あまり大きくないサイズのダイヤモンドが人気なことが分かります。
費用相場は、20~40万円台で選ぶカップルが最も多く、次いで10~20万円、40~50万円と続きます。
かつては給料の3か月分と言われた婚約指輪ですが、100万円近くなるとデザインもかなり華やかです。一生ものの婚約指輪だけれど、普段から身に着けたい、長く使えるものがいいなど、身に着けやすさで選ぶ傾向が高いことも影響しているのでしょう。
一番人気のある30万円くらいの婚約指輪だと、0.2ct前後のダイヤモンドを使ったデザインが主流。100万円以上になると1.0ct以上がほとんどで、なかには1.5ctの大粒のダイヤモンドもありますよ。
2C+2Cについて
2C+2Cとは、ダイヤモンドを選ぶ時の考え方のこと。
ダイヤモンドには、4Cという評価基準があります。
● Carat(カラット)=重さ
● Cut(カット)=輝き
● Color(カラー)=色
● Clarity(クラリティ)=透明度
カラットとカットの2つは、宝石に詳しくなくても見分けがつきます。
しかし、カラーとクラリティは見分けがつきづらく、一定水準以上の品質のダイヤモンドになると、専門の鑑定士でも迷うほどです。
そのため、ダイヤモンドを選ぶ時には、まずカラットとカットの2Cを重点に絞り込むのがおすすめ。
次に、カラーとクラリティの2Cで、選ぶダイヤモンドのグレードを決めるのが一般的です。
この2C+2Cの考え方を知っておくと、婚約指輪を選ぶ時の判断材料にもなります。
迷ったらどうする?婚約指輪のダイヤモンドのカラットの選び方
ダイヤモンドの評価基準がわかっても、いざ選ぶとなると迷いますよね。婚約指輪のダイヤモンドのカラットを選ぶ時は、次に紹介する4つのポイントで考えるのがおすすめです。
具体的な選び方や、おすすめの理由を解説していきます。
①一番人気のカラットで選ぶ
ひとつめのおすすめの選び方は、一番人気のカラットで選ぶこと。
人気がある理由は、つけ心地や値段などのあらゆる選択肢で、その大きさが最適だと思っているカップルが多いからです。平均的なカラット数であれば、安心して選ぶことができるでしょう。
カラット数では、婚約指輪は0.2~0.3ctの人気が高いです。実際に、Ringraphで紹介している婚約指輪も、一番種類が多いのが0.2ctで、次いで0.3ctとなっています。
種類が多ければそれだけ選択肢も広がり、好みのエンゲージリングが見つかるはず!
②予算に合わせて選ぶ
婚約指輪を選ぶ時には、ある程度予算を決めていることも多いでしょう。予算に合わせて選ぶのも、ひとつのポイントです。
予算が十分にあれば、ゴージャスなダイヤモンドリングも選ぶことができますが、予算が少なくても、選び方によっては十分魅力のある婚約指輪が見つかります。
同じ予算内でも、ダイヤモンドのグレードやデザイン、リングの素材などによって、印象はかなり異なります。
限られた予算内で選ぶ方法についても後述しているので、あわせて参考にしてくださいね。
③自分の手に似合うデザインから選ぶ
自分の手に似合うデザインから選ぶのもあり。手の大きさや指の長さなど、手の形は人それぞれ違います。
手が小さめで、指が細い女性が大きめのダイヤモンドを選ぶと、ボリュームがありすぎて大げさに見えやすいです。その場合は、控えめなサイズを選ぶと、指もきれいに見えてバランスもいいでしょう。
反対に、手が大きめで節のある指の女性は、控えめなサイズのダイヤモンドだと、婚約指輪の存在感が薄れてしまうことも。大きめのダイヤモンドの方が、全体のバランスは取りやすいでしょう。
婚約指輪を日常使いにするなら、普段のファッションに合わせて考えるのもポイントです。華やかなファッションが好みなら、大きめのジュエリーの方がお互いに引き立て合ってくれます。
逆に、シンプルなファッションが多いなら、小さめのダイヤモンドの方が合わせやすいでしょう。マリッジリングとセットで、重ね付けもしやすいですよ。
④少し大きいくらいのサイズを選ぶ
年を取った時も似合うように、少し大きいくらいのサイズを選ぶのもおすすめです。
手や指は、年齢を重ねるにつれて、くすんだりシワや節が目立ってきます。若い頃には大きいかなと思っていたダイヤモンドも、ちょうどいい存在感で年月を経た手指にしっくり馴染むようになりますよ。
婚約指輪を普段使いにせずに特別な時につけたい人も、大きめのダイヤモンドがおすすめです。結婚式に参列する時やふたりの記念日のディナーなどには、存在感のあるダイヤモンドで手元を華やかに装うことができます。
婚約指輪のカラットを限られた予算内で選ぶ方法は?
婚約指輪を限られた予算内で選ぶ方法は、カラット数を抑えるだけではありません。カラット数を変えずに予算を抑えて購入するには、ポイントが3つあります。
婚約指輪を選ぶ時に、何にこだわりたいかも考慮しながら、予算内で選べるように検討していきましょう。
カラット以外の4Cのグレードを下げる
限られた予算内で婚約指輪を選ぶには、4Cの中でカラット以外のグレードを下げる方法があります。
ダイヤモンドの評価を一番左右するのは、カラットです。大きさは、誰が見ても比較すれば、ひと目で違いが分かりますよね。
しかし、一定基準のダイヤモンドであれば、その他のカット(輝き)やカラー(色)、クラリティ(透明度)は、あまり差がないように見えます。2C+2Cの考え方も取り入れて、予算内で収まるように、カラット重視でグレードを選びましょう。
カラットが大きくなくても、ボリューム良く見えたり、華やかに見えるデザインもあります。メレダイヤモンドを中心のダイヤモンドの周りに散りばめたり、アームにメレダイヤを敷き詰めたパヴェリングなども人気ですよ。
プラチナ以外の指輪の素材から選ぶ
婚約指輪の素材にはプラチナが一番人気がありますが、ゴールドやシルバーなど他の素材を選ぶ方法もおすすめです。
プラチナは、他の素材に比べて平均価格が高い傾向があります。同じデザインでも、リングの素材を選べるタイプもあるので、チェックしてみましょう。
肌の色や質感によっては、イエローゴールドやピンクゴールドの方が、白銀色のプラチナよりも似合う人もいます。実際に試着しながら、自分の肌に馴染む素材を選ぶと、満足度の高い指輪が見つかりますよ。
ブランド名にこだわらずに選ぶ
ブランド名にこだわらずに選ぶのも、予算を抑えるポイントです。
婚約指輪で人気ブランドと言えば、ティファニーやカルティエなどが挙げられますが、一流のブランドだけあって平均価格も高めになります。ブランド重視ではなければ、いろいろなブランドに視野を広げて探してみましょう。
一流ブランドの指輪はどれも素敵ですが、ほかにも魅力的な指輪はたくさんあります。限られた予算の中でも上手に探せば、理想の婚約指輪が見つかりますよ。
婚約指輪が人気のショップ5選
最後に、婚約指輪が人気のショップを5店、紹介していきます。どこもブライダル専門店で、こだわり抜いた商品ばかりなので、ふたりにぴったりの婚約指輪が見つかるでしょう。
アイプリモ(I-PRIMO)
アイプリモ(I-PRIMO)は、200種類以上のリングデザインがあり、自分では思いもよらなかった理想的な婚約指輪との出会いが叶います。新たな人生の最初のプレゼントとなる婚約指輪にふさわしい、本当に似合う指輪を探すお手伝いをしてくれます。
アイプリモ(I-PRIMO)では、プロのジュエリーコーディネーターによる、パーソナルハンド診断も人気です。自分の好みや手の特徴などを専用のツールで診断しながら、プロが導き出した本当に似合う指輪を提案してくれます。
たくさんの中から選びたい、自分に似合うデザインを知りたいという方や、指輪の選び方が分からないという方にも、幅広く人気のあるショップです。
ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)
ダイヤモンドの美しさにこだわるなら、ラザール ダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)がおすすめです。
世界三大カッターズブランドのひとつとして、ダイヤモンドが最も美しく輝くカットにこだわり続けています。七色に輝くダイヤモンドと洗練されたデザインは、永遠の愛を誓う約束の証としてふさわしいと言えるでしょう。
銀座ダイヤモンドシライシ
高品質のダイヤモンドがリーズナブルな価格で購入できると人気の銀座ダイヤモンドシライシ。品質に自信のあるもののみを厳選して買い付けているため、同じランクでもより良質なダイヤモンドが揃っています。
デザインのバリエーションも豊富で、フルオーダーやセミオーダーなどのオーダーメイドも可能。デザインや価格など、おふたり好みの指輪を自由に選べますよ。
エクセルコダイヤモンド(EXELCO DIAMOND)
トップクラスの輝きを誇るダイヤモンドが魅力の、エクセルコダイヤモンド。研磨、製造、販売まですべて自社で行う一貫性で、ゆるぎない品質を提供してくれます。
ダイヤモンドのルースをたくさんのデザインの中から組み合わせて選ぶセミオーダーシステムや、オリジナルデザインをオートクチュール感覚でつくりあげるフルオーダーも。
細部までこだわり抜いた、世界でひとつだけの婚約指輪が仕上がりますよ。
ケイウノ ブライダル(K.UNO BRIDAL)
シンプルから個性的なデザインまで、ふたりらしい婚約指輪をオーダーメイドできるのが、ケイウノ ブライダル(K.UNO BRIDAL)。
ほとんどの店舗に併設された工房には、熟練の職人とデザイナーがいて、希望や予算を聞きながらオリジナルのデザインを提案してくれます。
自由度の高いアレンジが、既製品と変わらない価格で叶うのも魅力のひとつ。家族から譲り受けた指輪のリメイクや、ハンドメイドでの指輪の制作にも対応してくれます。
後悔しないダイヤモンドを選ぼう!
結婚の約束の証となる婚約指輪。指に煌めく輝きを見るたびに、ふたりの幸せな未来に想いを馳せることでしょう。
婚約指輪をつけるのは、婚約期間中だけではありません。結婚後も日常使いにしたり、知人の結婚式や記念日などの特別な日につけたりと、年齢を重ねても身に着けられるジュエリーです。
婚約指輪にはダイヤモンドが一般的ですが、宝石の大きさの目安や平均相場、人気の傾向を知っておくことで、後悔のない婚約指輪選びができます。
今回紹介した選び方や、おすすめの人気ブランドも参考に、ぜひふたりで大切な婚約指輪を選んでくださいね。
<調査概要>
表題:婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:ウエディングパークグループ会員向けインターネット調査
調査期間:2023年5月1日(月)~5月7日(日)
有効回答:796名