結婚の記念に写真だけは撮りたい!フォトウエディングの費用は?料金が上がるポイントや抑えるコツも
結婚式は挙げないけれど、結婚写真だけは残したいカップルの選択肢として人気なのが、フォトウエディング。装飾の施されたおしゃれなスタジオや、海や高原などの自然いっぱいのリゾート地でのロケーション撮影など、先輩カップルの素敵な写真を見て憧れている方も多いのではないでしょうか。
しかし、結婚式を挙げるよりは費用が抑えられると言っても、フォトウエディングの料金プランによっては、かなり高額になることもあります。実際にフォトウエディングを行ったカップルの中には、「最初の予定からかなり金額が上がった」「やりたいことを全部入れたら、とんでもない値段になった」という声も。
フォトウエディングを検討しているカップルの中には、「何を選んだらいいか分からない」「予算オーバーしそうで心配」と、なかなか決められずに悩んでいる方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、フォトウエディングの費用相場や、料金が上がりやすいポイント、費用を抑えるコツを徹底解説していきます。フォトウエディングならではのメリットデメリットも含めて紹介していくので、ぜひ参考にして一生の思い出となる素敵な写真を撮りましょう。
2023年11月15日更新
Contents
フォトウエディングの費用相場はいくら?
フォトウエディングの料金やプランは豊富にあり、衣裳や撮影枚数など選ぶ内容によって幅が広いため、いくらかかるのか一概には言えません。1万円~3万円程度の安いプランや、盛りだくさんだと50万円以上かかるケースもあります。
ここでは、目安となるフォトウエディングの費用相場を紹介していきましょう。
フォトウエディングにかかる費用について
フォトウエディングは、フォトスタジオが提案するプランから選ぶ場合が多く、こだわりのあるカップルの中にはSNSから気になるカメラマンやスタイリストに連絡して依頼することも。
プラン毎に費用に関わってくる項目は、主に次の5つです。
・撮影料
・衣装&小物
・着付け&ヘアメイク
・ブーケ
・撮影場所(屋外orスタジオ)
この写真撮影の基本料金以外に、撮影データや台紙付き写真、アルバム作成料などが必要です。写真データはプランに含まれていることもあれば、オプション料金で追加するケースもあります。
プランの料金は業者によってまちまちですが、ここではおおよその費用相場を見ていきましょう。
フォトウエディングに実際にかかった費用相場
Photoraitが実施したフォトウエディング動向調査2023によると、2022年4月〜2023年3月に結婚し、フォトウエディング・前撮りを実施した方1,248名の平均費用は約27万円となっています。
いずれも前年よりも高額化している傾向にありました。
フォトウエディングの費用が高額化している要因としては、挙式とフォトを合わせて行うカップルの増加や、新婚旅行先でのロケーション撮影、衣装や演出に対するこだわりを持つカップルの増加など、撮影ニーズの多様化が考えられています。
撮影場所による費用相場の違い
撮影場所は、大きくスタジオ撮影とロケーション撮影の2パターンに分けられます。
スタジオ撮影とは、フォトスタジオなどが保有する屋内の専用スペースで撮影を行うことです。
スタジオ撮影の場合、バックスクリーンのみのシンプルな背景から、装飾の施された雰囲気のある場所までさまざまです。
スタジオで当日衣装を選び、そのまま撮影となるため、安価なプランが用意されていることも多く、衣装の数やカット数を調整することで、予算に合わせてプランを選ぶことができるのがメリットとなっています。
洋装と和装の両方を1日で着ることも可能ですが、その場合は費用が高額になる場合も。衣装の種類が増えれば、撮影カット数もさらに増え、衣装1点ごとに着付けやヘアメイク分の料金が上乗せされるためです。
ロケーション撮影とは、屋外での撮影のことです。
フォトスタジオが保有する敷地内の屋外ガーデンで撮ることもあれば、観光スポットや日常の街並み、リゾート地などと幅広い選択肢があります。
ロケーション撮影の場合の費用は場所によって大きく変わります。
近場の公園等であれば使用料やカメラマンの交通費、着替えなどの設備利用費などが主に+となる部分になります。ただ、ハワイや沖縄などのリゾートの場合では、50万円以上かけてフォトウエディングを行うケースもあり、撮影地によって大きく費用は前後します。
結婚式場や、チャペルや神社などでの撮影も、ロケーション撮影のひとつです。
撮影時間に両家の親族を招待し、一緒に撮影を楽しんだ後に食事会で結婚報告をするスタイルも、結婚式を挙げないカップルに人気となっています。
フォトウエディングの費用が上がりやすいポイント
フォトウエディングでは、当初の予算よりオーバーするケースが少なくありません。中には、10万円単位で上がってしまったカップルもいます。
ここでは、フォトウエディングの費用が上がりやすいポイントをまとめています。自分たちが納得して予算を上げるのであれば問題ありませんが、「気付いたらとんでもない金額になっていた」「つい舞い上がって、やりすぎてしまった」という失敗談も。
どのポイントが費用が上がりやすいか理解しておけば、一つひとつの判断を冷静に行い、後悔のないフォトウエディングが行なえるでしょう。
1、撮影カット数や納品形態・枚数
撮影の流れで料金が変わるポイントには、次の3つが挙げられます。
・撮影時に何カット撮影するか
・撮影データをどの形で納品するか
・購入するデータ数は何枚か
プランの内訳に撮影データやアルバムが含まれていない場合は、後々費用が上がる要因になります。そのため、プランを決める時には、どのような形で写真を受け取れるか確認することが大切です。
撮影した写真の受け取り方には、台紙仕上げ、データ渡し、アルバム仕上げの3パターンがあります。撮影カット〇〇枚とあっても、受け取れる枚数のことではないので注意しましょう。
【撮影カット】
撮影カット100枚と書いてあっても、100枚の写真をもらえるわけではありません。「100回は確実にシャッターを切ります」という意味です。
写真やデータが欲しい場合は、そこから希望の枚数を選ぶことになります。もし、プランの中にプリント写真や撮影データの購入が含まれていなければ、購入する分が追加料金となり、費用が上がるわけです。
【台紙仕上げ】
台紙仕上げとは、専用の厚紙にプリントした写真を貼ったもの。見開きで1枚~2枚貼ってあるのが一般的です。
格安のプランだと、撮影代に台紙での仕上がりのみのコースもあります。このケースでは、プリントした写真のデータは別料金になることもあるので注意しましょう。
また、台紙仕上げのみでは、プリントした写真以外の撮影データは別途購入になります。これも、費用が上がる要因のひとつです。
【撮影データ】
撮影データ5枚とある場合は、「撮影カットの中から5枚だけ選んでお渡し」という意味になります。プランによって50枚だったり、100枚だったりとさまざまです。
撮影データは、撮影した生データをもらうわけではありません。カメラマンがレタッチした写真データを見て、その中から既定の枚数を選びます。その後、DVDやダウンロードサービスで撮影データを受け取る流れです。
最初から枚数の多いプランであれば、予算内で収めることもできるでしょう。しかし、購入枚数が少ないプランだと、選ぶ時にどれもこれも気に入ってしまって、結局追加で購入してしまうケースも多いです。
【アルバム】
アルバム付きの場合は、撮影後に選んだデータをカメラマンがレイアウトし、1冊のphotoアルバムに仕上げてくれます。
「見たい時に気軽に見ることができる」「両親にプレゼントしたい」といった理由で、アルバムを作るカップルも多いです。両家分のアルバムを作ったり、お気に入りの写真を焼き増しする場合も、追加料金がかかります。
最近ではデータ購入が主流になってきているので、アルバム購入をオプションにする業者も増えています。また、アルバムのデザインのグレードアップや、ページ数を増やすことでも料金が上がるので注意しましょう。
【ウェルカムボード】
撮影した写真は、ウェルカムボードなどのアイテムに加工することもできます。前撮り写真をウェルカムボードにするカップルが多いですが、結婚式をしなくても入籍の記念として新居のインテリアに飾るのもおすすめです。
撮影した写真の受け取り方は、プランによって異なります。ふたりがどのような形で写真を残したいかによっても、選ぶ内容が変わるでしょう。
2、衣装
フォトウエディングでは、衣装の選び方によっても費用が異なります。
プランによっては選べる衣装が限られていて、それ以外の衣装を選ぶには追加費用が必要なことも。
衣装が限定されるプランよりも、どの衣装を選んでもOKなプランを選んだ方が、結果的にお値打ちになることもあります。
洋装か和装か、両方着るのか、衣装の種類の選び方も費用が上がるポイントです。
プランを決める時には、選ぶ衣装によってどれだけ費用が変わるのかも確認しましょう。
【洋装】
女性はウエディングドレスやカラードレス、男性はタキシードです。
最新トレンドやブランドのドレスやタキシードは、料金が高かったり、割増料金が発生するケースがあります。
洋装の場合は、ネックレスやイヤリング、ヘアアクセサリーやベール、靴などの身につけるものとウエディングブーケが必要です。
これもプラン内、プラン外で料金が変わるケースがあります。
男性の場合は、シャツ、ジャケット、ベスト、パンツがセットになっているのが基本です。そこから、シャツをカラーシャツに、ネクタイを蝶ネクタイになど、いろいろ変更できるところもあります。
【和装】
女性は、白無垢や色打掛、長振袖などがあります。男性は、紋付袴です。
和装も、デザインやブランドによって料金が異なるケースがあります。
仕立てや生地の違い、クリーニングの手間から、洋装よりも和装の方が料金が高いのが基本です。
肌襦袢や足袋などのインナー類を持っていない場合は、レンタルもしくは購入になります。
【持ち込み】
フォトスタジオでレンタルするのではなく、自分で衣装を持ち込むパターンもあります。その場合は、持ち込み料金が必要です。
オーダーメイドのドレスの持ち込みや、成人式の振袖をドレス風に着付けて撮ることもできます。
3、撮影日
フォトスタジオでは、撮影日によって料金が変わることも多いです。平日よりも土日祝日の方が、料金が高くなります。
ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休中は、平日でも割増料金が発生するケースもあるので、問い合わせ時に確認するとよいでしょう。
撮影日の変更にも注意が必要です。日にちの変更やキャンセルには、変更料やキャンセル料がかかることもあります。
ロケーション撮影の場合、雨の中で撮影はしたくないですよね。天候不良とフォトスタジオが判断した場合は、無料で日にちを変更してくれるところもあります。
予約をする時は、日にちによって料金が変わるのか、日にち変更をする場合も含めて確認しておくと安心です。
4、場所
撮影場所によっても、費用が異なります。フォトスタジオ保有の撮影スペースであれば、かかるのは撮影料のみです。しかし、ロケーション撮影の場合は、移動費や使用料などが必要なケースもあります。
【スタジオや近隣の場合】
フォトスタジオ保有の撮影スタジオであれば、別途料金がかかることはありません。しかし、近隣に出掛けてのロケーション撮影の場合は、そこまでのカメラマンやアテンドスタッフの往復の移動費や出張料が必要です。
【特定の施設を利用する場合】
庭園や有名な建物など、特定の施設を利用する場合は、施設利用料や入場料などが必要なところもあります。その場合のふたりや撮影スタッフの利用料や入場料も、撮影費用の一部です。
桜や紅葉の時期も、全国的に料金が上がりやすい条件になります。特に、京都などの観光地エリアは予約も集中するので、その分も見越して考える必要があるでしょう。
【国内や海外リゾートの場合】
遠方のリゾート地で撮影を行う場合は、撮影のプラン料金以外にも、交通費や宿泊費が必要になります。フォトスタジオを選ぶ時には、現地のスタジオに依頼するのがおすすめです。
カメラマンやスタイリストを同行する場合、彼らの分の交通費や宿泊費も払わなければなりません。しかし、現地のスタジオであれば、撮影費用だけで済みます。
リゾート地や人気の撮影スポットの場合、フォトスタジオと旅行会社が提携した、フォトウエディングのパックプランも便利です。通常は、フォトスタジオへの予約と、行き帰りの交通手段や宿泊先の手配を、自分で行う必要があります。
しかし、全て旅行会社で手配してもらえば、手間がかかりません。新婚旅行を兼ねれば、お得感もあるでしょう。ただ、パックプランもオプションをつけていけば、高額になることもあります。
5、カメラマンやヘアメイク
カメラマンやヘアメイクで費用が上がるポイントは、指名料や衣装点数の追加です。
【カメラマンやスタイリストの指定】
カメラマンやスタイリストは、指名不可なことが多いです。指定する場合は割増料金が掛かるケースもあります。
また、フォトスタジオの中でも権威のある有名なカメラマンやスタイリストを指定する場合も、撮影料とは別に指名料がかかるケースが多いです。
【和装での撮影】
和装は、洋装よりも着付けに手間と時間がかかります。白無垢の場合、洋髪であればドレスとそれほど変わりませんが、綿帽子や角隠しにする場合はかつら代などが別で必要です。
【和洋でヘアメイク追加】
和装と洋装の両方を着る場合は、それぞれにヘアメイクや着付け料がかかります。ドレス2着であれば、着付けやヘアメイクにそれほど時間はかかりません。
しかし、洋装から和装、和装から洋装へのチェンジには、手間と時間がかかります。その分、洋装だけよりも和装が入ることで料金が上がりやすいです。
【新郎のヘアメイク】
撮影プランには、新郎のヘアメイクが含まれていないことがほとんどです。新郎もヘアメイクをやってもらいたい場合は、追加で料金を支払う必要があります。
ヘアワックスをつけるなど、簡単なセットなら無料でやってくれるところもあります。打ち合わせの時に相談しておくと、安心です。
フォトウエディングの費用を抑えるには?
ここまでフォトウエディングで費用が上がりやすいポイントを紹介してきましたが、ここからは費用を抑えるポイントを解説していきます。
自分たちが何にこだわりたいのかを考えながら、抑えるべきところは抑えていくことで、満足度の高いフォトウエディングが行なえるでしょう。
1、撮影カット数を減らす、アルバムの購入をやめる
撮影カット数を減らしたり、アルバムの購入をやめたりすることで、費用を抑えることが可能です。
撮影カット数が多くなる要因には、撮影場所が多い、指定のポーズ数が多い、撮影に使いたいアイテムが多いなどが挙げられます。撮影場所については、スタジオ内撮影のみにする、ロケ地ではあちこち移動せずに撮影場所を限定するなどが有効です。
指定のポーズも、どうしても撮りたいカット分だけに抑えれば、購入し過ぎることはないでしょう。カメラマンが撮り過ぎないように、打ち合わせでカット数やポーズを具体的に決めておくのもオススメです。
撮影後のデータを見ていると、楽しかった気持ちも思い出されて、どの写真も欲しくなってしまうでしょう。同じポーズでも、雰囲気が違う写真を複数枚購入しがちです。
シチュエーションごとに何枚、ひとつのポーズに何枚と、購入する枚数を決めておくことでも、費用が上がるのを防げます。
アルバム制作は、購入せずに自作するのもおすすめです。撮影データがあれば、ネットサービスなどに依頼して作ることもできます。
撮影データをプリントしてDIYすれば、リーズナブルな上にオリジナルのアルバムができあがります。
2、衣装の着用点数を減らす
衣装の着用点数が多ければ、その枚数だけ費用が掛かります。費用を抑えたい場合は、着用点数を減らすことも考えましょう。
費用が高額なケースのひとつに、衣装の着用点数が挙げられます。ウエディングドレスとカラードレス、白無垢に色打掛と、花嫁衣裳を全て着ていたら衣装代とヘアメイクでかなりの金額です。新郎もその度に一緒に衣装を変えていたら、ますます費用がかかります。
衣装を複数着る場合も、新婦のウエディングドレスとカラードレス2着に対して、新郎はタキシード1着にしたり、中のシャツだけ変えたりするなど、工夫次第で抑えることも可能です。
ドレスのブライダルインナーや着物の肌襦袢や足袋など、インナー類はレンタルではなく持ち込みすることで、料金を抑えられることもあります。
3、土日や繁忙日を避ける
土日や繁忙期を避けることで、費用を抑えることができるケースもあります。
土日祝日や大型連休中は、撮影予約も集中しがちです。そのため、写真スタジオによっては、平日とは料金に差をつけているところもあります。
ふたりの日程を合わせられるなら、なるべく料金の安い平日を狙いましょう。
沖縄のビーチなどのリゾート地では、土日や繁忙期関係なく、どの日を選んでも同一料金のフォトスタジオも多いです。しかし、行き帰りの交通費や宿泊費を考えると、全体の予算を抑えるためには、閑散期が狙い目でしょう。
4、撮影場所を減らす
撮影場所を厳選して、本当に撮りたい場所だけで撮ることも費用を抑えるコツです。
先輩カップルの撮影写真はどれも魅力があり、あれもこれも撮りたくなってしまいますよね。しかし、撮影場所が多ければ多いほど移動にも時間がかかり、それだけお金が上がるのは当然です。
たくさん撮影してもらいたい時は、ひとつの場所でポーズや向きを変えるだけでも、違う写真が撮れますよ。
立ち姿や座り姿、向き合ったり、背を向け合ったりなど、使えるポーズはたくさんあります。撮りたい場所と撮りたいシーンをよく考えて選びましょう。
5、セルフフォトウエディングをする
セルフフォトウエディングとは、プロのフォトグラファーに依頼するのではなく、自分たちでふたりの写真を撮影することです。衣裳やアクセサリーなど必要なものをすべて自分たちで用意すれば、スタジオ使用料だけでフォトウエディングを実施できます。
撮影料以外にも費用を抑えるポイントは、衣装を安く、ヘアメイクは自分で、ブーケなどの撮影小物は自作で用意するなどです。
衣装は、格安のドレスをネットショップやフリマアプリで購入すれば、かなり費用を抑えることができます。試着できないのがデメリットですが、ゲストの前に出る結婚式ではないので、ある程度サイズが合っていればそれほどおかしくないでしょう。
スタジオ撮影をする場合は、場所を時間単位で借りるスタイルです。最近では、フォトウエディング用に、準備や撮影時間に余裕のあるコースを用意したスタジオもあります。
ロケーション撮影の場合も、自分たちで支度をして、好きなポーズで自由に撮影するだけ。ただし、使用許可や申請料が必要なところもあります。
自分たちで写真を撮るのはいいけれど、いろいろ準備できるか心配という方もいるでしょう。スタジオによっては、セルフフォトウエディング用にドレスショップやフィッティングルームを併設しているところもあります。
上手に利用すれば、フォトウエディングの費用を抑えることができます。
6、割引キャンペーンを利用する
割引キャンペーンなど、お得に撮影できるプランがあれば、上手く利用することで費用を抑えることが可能です。
フォトスタジオも、空き日程を埋めようとプランを作ったりキャンペーンを打ったりと、さまざまな工夫をしています。特に閑散期は、1件でも多く予約を取るために、かなりの割引プランがでる可能性が高いです。
撮影日にこだわりがなければ、割引キャンペーンが出るタイミングを待つのも、節約のためのひとつの方法でしょう。
ただし、割引キャンペーンを選ぶ注意点もあります。日にちが限定されていたり、衣裳が固定されていたりと、制限が設けてあることも多く、オプションでいろいろつけていったら結局オプション料で価格が上がってしまうケースです。
割引キャンペーンを利用する時は、オプションについても詳細を確認し、そこから費用が上がりすぎないようチェックしましょう。
まとめ
フォトウエディングは、挙式披露宴は行なくても、結婚の記念になる写真は欲しいという新郎新婦に人気です。撮影場所も、スタジオ撮影だけでなく、フォトスポットでのロケーション撮影などがあり、ハネムーンの旅行先でフォトウエディングを行うことも珍しくありません。
フォトウエディングでは、結婚式を行ない分、衣装や撮影場所にこだわる傾向が多く、費用が上がりがちです。結婚した嬉しさと撮影の楽しさで気持ちが大きくなり、あれもこれもと追加した結果、かなりの高額になることもあり得ます。
なるべく費用を抑えて満足のいくフォトウエディングを行うには、事前に費用が上がりやすい項目や、抑えるポイントを理解しておくことです。しかし、どれもこれも諦めてしまうと、やっぱりやっておけばよかったと後悔することもあります。
フォトウエディングを行う時は、一つひとつふたりでしっかり話し合い、十分納得した上で進めていきましょう。
出典:フォトウエディング動向調査2023(Photorait)
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/photowedding-2023/