結婚式の前撮りで後悔したくない!いつまでい撮る?費用は?後悔しないための対策

結婚式の前撮りで後悔したくない!いつまでい撮る?費用は?後悔しないための対策

結婚式前に、ふたりの姿を残す「前撮り」。ステキな思い出になる一方で、「前撮りをしておけばよかった」「もっと考えて前撮りをすればよかった」「あれもこれも後悔している」といった声もあります。一生に一度の前撮り、さまざまなスタイルやロケーションが増えている近年だからこそ、後悔せずに行いたいですよね。ここでは、前撮りで後悔しないために失敗談や対策・前撮りのメリットデメリットをご紹介します。

2023年09月05日更新

Contents

  1. 結婚式の前撮りはやったほうがいい?
  2. 結婚式の前撮りのメリット
  3. 結婚式の前撮りのデメリット
  4. 前撮りでよくある後悔と対策
  5. 【スタジオ選び】費用が高かった
  6. 【スタジオ選び】安さで選んだが、満足のいく仕上がりにならなかった
  7. 【スタジオ選び】選べるドレスが少なかった
  8. 【スタジオ選び】データの納品時期を確認していなかった
  9. 【ヘアメイク】メイクが気に入らなかった
  10. 【ヘアメイク】髪型が似合わなかった
  11. 【撮影当日】撮影時の雰囲気がイメージと違った
  12. 【撮影当日】撮影時間が短かかった
  13. 【撮影当日】お任せにしすぎて、後から撮りたいポーズやシチュエーションがたくさん出てきた
  14. 【撮影当日】希望した場所、シチュエーションでの撮影ができなかった
  15. 【データ納品】写真の加工・修正をしたかった
  16. 【データ納品】ケチってアルバムを買わなかった
  17. 前撮りで後悔しないために事前に打ち合わせしておきたいポイント
  18. ①撮影指示書を作成する
  19. ②希望の仕上がりに近い写真を用意する
  20. ③プラン内容をしっかり確認しておく

結婚式の前撮りはやったほうがいい?

ふたりで結婚式前の貴重な時間に、思い出作りやこの先一緒にいることを考え、当時の雰囲気や姿を楽しむために前撮りを行うカップルが増えてきています。一方で「そもそも前撮りはしたほうがいいの?」と悩むカップルもいることでしょう。
前撮りにもメリットデメリットがあり、自分たちのライフスタイルや価値観で撮影するかしないかを決めることが大切です。ここでは、前撮りのメリットデメリットをご紹介します。

結婚式の前撮りのメリット

前撮りのメリットは、思い出を残す・当時の姿を残すこと以外にも多くあります。


【①結婚式後の後悔が少ない】
結婚式当日は、なにかとバタバタして忙しくなってしまうもの。会場でフォト撮影を楽しむ予定でも、新郎新婦は時間通りにプログラムを進める必要があるため、ポーズや構図を考えながらの時間をかけた撮影が難しかったり、周りに人が写っていない自然な笑顔の写真が少なくなってしまう可能性も…。

事前に前撮りをしておくことで、記念写真として残しやすい構図やふたりの自然な笑顔の写真を残しておくことができます。結婚式が終わってから、「結婚式の写真がない」「結婚の報告やお礼に使える写真が少ない」などといった残念な結果を避けられます。

また、最近は結婚報告を前撮り写真をSNSに掲載することで行う方も多いので、ビシッと決まった写真を残せることは大きなメリットです。


【②予算に合わせたプランニングができる】
結婚式場で行なう前撮りもありますが、結婚式場以外のロケーションで撮影することも可能
結婚式の際に着用するウェディングドレスだけではなく、他のドレスや着物で撮影したり、違うヘアメイクでコーディネートできるので、結婚式当日とは全く異なる雰囲気の写真が残せる点もメリットです。

また、ガーデンや海辺など、自分たちの好みのロケーションを選ぶことができ、カメラマンやヘアメイクも、予算に合わせて自由にプランニングができます
撮影・納品カット数が多いほうがいいのか、厳選された写真をレタッチして世界観をつくりあげるほうがいいのかなども、予算に合わせて調整しやすい点も前撮りならでは。


【③自分たちらしさを表現できる】
前撮りは、自分たちらしさを表現しやすい点もメリット。結婚式は、ゲストをおもてなしする場でもあるので、気をつかうことも多いですが、前撮りなら誰にも文句を言われずに、自分の好きなことをできます

たとえば衣装も、ウェディングドレスや白無垢などの着物に限らず、普段着をリンクコーデにしたり、コンセプトにあわせて手作りしたり、前撮り用の衣装を安く購入したり、なんでもOK!

仲良しの美容師にヘアメイクを頼んだり、カメラが趣味の友人に撮影してもらったりと、自分たちらしく自由にプロデュースする楽しさも、前撮りの醍醐味です。


結婚式の前撮りのデメリット

メリットが多くある一方で、前撮りにはデメリットもあります。


【①予算がかかる】
結婚式のプランやパックに前撮りが入っているケースもありますが、基本的に前撮りは結婚式とは別料金。そのため、結婚式や二次会とは別に予算を用意しなければいけません。

また、ウェディングドレスのレンタルやヘアメイク、データ納品等もプラスで別料金がかかることもしばしば。結婚式や前撮りにお金をかけたくないという方にとっては大きなマイナスポイントです。


【②自分たちにあうスタジオ・カメラマンを探す必要がある】
前撮りは、スタジオやカメラマンによって、価格はもちろん、仕上がる写真の雰囲気もさまざまです。
そのため、予算と好み・相性の合うスタジオやカメラマンを探す手間はかかってきます。

また、ある程度こだわりたい場合は、撮影指示書や小道具の用意なども自分たちでする必要があるので、前撮りまでの期限が限られている忙しいカップルは注意。
前撮りの満足度をあげるには、どのような写真を撮りたいか・何枚撮るのかなどについても、考える時間やリサーチの必要があるでしょう。


【③日程や時間を確保・調整する必要がある】
前撮りは、結婚式の3ヶ月〜半年程度前に行うのが一般的です。
結婚式を控えているのであれば、結婚式の準備をしつつ前撮りの日程を確保しなければなりません

会社員であれば、結婚式準備も前撮りも土日・祝日での進行になるため、スケジュール調整が大変な場合もあるでしょう。
また、希望通りの構図や写真を撮れるよう撮影をするため、当日も撮影時間の確保も必須。基本的に丸1日予定を空けなければなりません。


前撮りでよくある後悔と対策

自分たちの世界観や雰囲気で撮影ができ人気の前撮りやウェディングフォト。費用がかかるなどのわかりやすい部分だけではなく「こうすればよかった」と、後悔する人も少なくありません。結婚の前撮り撮影やウェディングフォトは、一生の記念になるものだからこそ、自分たちの衣装や、ロケーションなども大切です。
ここでは、前撮りでよくある後悔と対策をご紹介します。自分たちの一生ものを撮るため、先に行った人たちがどのような失敗や後悔をしたのか、確認しておきましょう。

【スタジオ選び】費用が高かった

前撮りのスタジオやフォトグラファーの費用相場は、15〜20万円前後と言われています。
結婚式とは別に、前撮り費用を捻出するのが厳しく「もっとうまく節約できたかも」と後々後悔をする人も少なくありません。

また、同じ費用でもスタジオによってプラン内容が異なるため、「衣装何点含まれているか」、「データ納品枚数は何枚か」などをきちんとチェックしておかないと、あとからもっと安いスタジオが見つかることも。

一方で、美しい衣装と、素敵な写真を「一生に一度だから」と平均費用よりもさらにお金をかけ50万円などかける方もいます。

【スタジオ選び】安さで選んだが、満足のいく仕上がりにならなかった

フォトスタジオのプランや価格はさまざまなので、予算の関係で安価なスタジオを選んだことで、後悔した方もいます。

納得いく仕上がりにならずやり直す場合、同程度もしくは余分にかかってしまい「最初から少し高くてもお願いすればよかった」と感じる人も少なくありません。
予算や費用感は大切ですが、重要なのはプランの内容や仕上がりです。

【スタジオ選び】選べるドレスが少なかった

スタジオによって用意しているドレスの種類やカラードレスの有無、テイストが違います。
契約後に、選べるドレスの種類が少ないことがわかり、気に入ったドレスが見つからず自分の理想的な写真が撮れなかったと後悔している人も多いよう。

気に入ったドレスがないため、別のドレスショップから衣装をレンタル・購入し、持ち込みをして撮影する方もいますが、ドレスの持ち込みには制限があることも多いので注意。
持ち込み衣装は、追加料金がかかるスタジオも少なくありません。

【スタジオ選び】データの納品時期を確認していなかった

前撮りの写真は、基本的に納期がかかります。その納期は、スタジオや写真の枚数、納品方法によって異なります。
そのため、SNSでの報告や結婚式の招待状、会場の装飾アイテムとして、写真を使う予定の場合は、契約する前に必ずデータの納品時期などを確認しましょう。

「いつデータが手元に来るのかわからない」「思っていたより遅かった」などの状況になってしまうと、その後の結婚式準備の進行にも支障が出てしまいます

【ヘアメイク】メイクが気に入らなかった

ヘアメイクは、自分でする場合とヘアメイクさんにお願いする場合があります。いずれの場合でも注意したいのが、「メイクが気に入らなかった」ということ。

自分でメイクしたことで「普段どおりのメイクすぎて写真映えしない」ことや、ヘアメイクさんに依頼したことで「好みのメイクにならない」という後悔が生まれることも多々あります。

フォトスタジオや結婚式場のヘアメイクは、お式用に仕上げることも多く、普段使わない色を使ったり、控えめで薄づき、派手すぎるなど、好みのメイクでなくなる可能性があるので、事前すり合わせを徹底しましょう。メイクさんの過去のメイクを見せてもらうだけでも、雰囲気がつかめるかもしれません。

【ヘアメイク】髪型が似合わなかった

メイクと同様、「ヘアメイクが似合わなかった」「自分でやった方がマシだった」などの後悔の声も多く挙がります。
リハーサルのスタッフと当日のスタッフが違うこともあるため、「前もって撮影場所や衣装をヘアメイクさんに伝える」・「過去のヘアスタイルを見せてもらう」・「どんなヘアスタイルがいいか相談する」など事前準備をしましょう。

また、ロケーションによってもヘアメイクは重要。ビーチ撮影でダウンスタイルは、海風で髪型が崩れてしまうため、ハーフアップなど少しまとめた髪型の方が良い場合があったりするので、そのあたりも相談しましょう。プロの意見を聞くのも大切です。

【撮影当日】撮影時の雰囲気がイメージと違った

撮影当日は何が起こるかわかりません。例えば晴天を想定し、参考にしたショットも当日は曇りや雨で同じように撮れないことで後悔したという人も。
また、写真の雰囲気やテイストが、選んだロケーションではなんとなくイメージが違う、といった失敗や後悔もあります。

参考にする写真などを選ぶ際に「何が良くてこの写真を参考にしているか」を考えておきましょう。表情・場所・背景など、要素を知っておくことでイメージからずれないよう調整ができます。

【撮影当日】撮影時間が短かかった

撮影当日、「1日確保していたのに思っていたよりも撮影時間が短く、テーマ別のシーンやアイテムなどを使ったショットが撮れなかった」と後悔する人も少なくありません。
撮影時間が決められている場合、撮りたい写真を撮れないまま終わってしまうこともあります。
撮影時間がどのくらいで、どのような指示書やイメージや枚数を考えておくべきか事前に確認しましょう。

【撮影当日】お任せにしすぎて、後から撮りたいポーズやシチュエーションがたくさん出てきた

「プロだから」と撮影のポーズやシチュエーションをお任せしすぎてしまうと、ふたりの思っていた雰囲気やイメージと違うものが出来上がる可能性があります。後から、友人のウェディングフォトやSNSなどで前撮りをみて「こういうのがやりたかったのに」と後悔につながります。

また、例えば「ロマンティックな写真が苦手」なのに、カメラマンからの指示が「新郎が膝をついて手にキス」など好みではないものになり後悔したといった声も。カメラマンさんにお任せするのは素敵ではありますが、自分たちらしいものを撮れるよう事前に意向を伝えて、しっかりコミュニケーションをとっておきましょう。

【撮影当日】希望した場所、シチュエーションでの撮影ができなかった

希望した場所やシチュエーションでの撮影が、天候やその日の予約状況、事前予約日程不足などでできず後悔している人もいます。
また、予想以上に人が多く写真を撮るには不向きな状況になることも考えられます。

【データ納品】写真の加工・修正をしたかった

レタッチなどの修正を行わなかったことを後悔している人も少なくありません。
いくらメイクをしていても、アップであれば気になる部分や、遠目であっても肌質や少し腕を細くしてほしいなど、加工・修正はしたい女性がほとんどでしょう。しかし、レタッチがうまくされていない・そもそもしてくれないなど、事前に確認しなかったことで後悔につながります。

【データ納品】ケチってアルバムを買わなかった

前撮り写真は、さまざまな納品方法を選べます。一部の写真のみまたは、すべての写真をデータ納品するパターンのほか、アルバムなどの形として残すことも可能です。
たくさんの写真を手元に残そうとすると、その分費用もかさんでくるため、ここで節約したことを後悔している人が多くいるよう。

例えば、「プリントしてもらうものだけの数枚に絞って決めよう」と思っていても、写真を見ると良いものばかりで選ぶのが難しかったり、「アルバムは自分たちで作る」と思っていたけど、セルフだとチープになってしまい、家族などに見せづらかったりと、納品まわりの費用を節約したことで後悔している人も少なくありません。

節約しすぎて後悔しないよう注意しましょう。

前撮りで後悔しないために事前に打ち合わせしておきたいポイント

失敗談や後悔談をご紹介しましたが、後悔しないために準備する必要があります。不安な部分を残さず、自分たちらしい写真が撮れるよう事前にさまざまなリサーチをしましょう。ここでは、前撮りで後悔しないために事前に打ち合わせしておきたいポイントをご紹介します。

①撮影指示書を作成する

前撮りで後悔しないために、撮影の指示書を用意するのがおすすめです。
撮影の指示書を言われても初めて作る方がほとんどなので、難しいイメージがあると思いますが、理想のイメージに近い写真を集めるだけでも立派な指示書です。

指示書に必要な要素は主に下記3点。

・好きな写真の雰囲気
・嫌いな表情など、撮ってほしくないもの(アップや歯を見せているものはNGなど)
・撮りたいロケーションやポーズ

など、撮影に関して希望する要素をA4の用紙1~2枚程度でまとめておきましょう。
用意できるようであれば、撮ってほしくないものや嫌いな表情の写真例もまとめておくと良いでしょう。

その写真のどの点が好みなのかをしっかりと伝え、カメラマンとしっかり意思疎通をとりましょう。
撮影指示書があるだけでカメラマンはもちろん、周りのスタッフも動きやすくなります。

②希望の仕上がりに近い写真を用意する

①の指示書に合わせて、希望の仕上がりに近い写真を厳選しておくのも大切。

選んだ写真に一言コメントをつけておくと、指示書と合わせて確認しやすいでしょう。
「この写真のこういう感じが好きなので」「ここがとても好きなのでこんな感じで」など、理由などと共に一言添えておくだけでカメラマンとイメージの認識違いなどが起きにくくなります。

また、可能であれば、お願いするカメラマンやフォトグラファーの方の過去の作品からも何枚かピックアップできると良いでしょう。

③プラン内容をしっかり確認しておく

式場の前撮りをお願いする場合、自分たちで選んだスタジオ・フォトグラファーにお願いする場合どちらであっても、プラン内容をしっかり確認しておきましょう。

当日になって「撮影小物がない」「持ち込みが不可」など、トラブルになることがないとは言い切れません。何をどこまでやってくれるのか、しっかり確認しておくことが大切です。

せっかく前撮りをしたのに不満が残ってしまうのはもったいないので、不安なことや写真撮影についての疑問は必ず確認しておきましょう。


前撮りは、一生に一度の記念の写真です。「費用」「衣裳」「ヘアメイク」「撮影当日」「写真の納品」など、一つ一つどれも後悔せずに行うため、事前準備をふたりでしっかり行いましょう。結婚式前の忙しい時期だからこそ、お互いに時間を作り、意見を伝えることが大切です。後悔・失敗談や対策を参考にして、安心して前撮りに臨むようにしましょう。

本記事は、2023年09月05日公開時点の情報です。
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