婚約記念品は何を贈る?費用相場や人気の品と一緒に解説

婚約記念品は何を贈る?費用相場や人気の品と一緒に解説

婚約の記念品を男性からいただいたら、女性もお返しするのが一般的です。男性に贈る返礼品は、どのようなものが良くて、どの程度の費用がかかるのでしょうか。返礼品の人気ランキングや相場、男性から女性、女性から男性へどのようなものを贈るのかなどをご紹介します。

2023年12月11日更新

Contents

  1. 婚約記念品とは
  2. 婚約記念品は、結婚の約束・記念として贈る品物
  3. 男性から女性へ贈る「婚約記念品」
  4. 婚約指輪が一般的
  5. 女性から男性へ贈る「婚約記念品」(お返し)
  6. 約半数がお返しをしている
  7. 人気は腕時計
  8. 婚約記念品の費用相場
  9. 男性から女性へ贈る「婚約記念品」の相場
  10. 女性から男性へ贈る「婚約記念品」の相場
  11. 婚約記念品を贈るタイミング
  12. 自由なタイミングでOK
  13. 結婚記念品は、相手のことを考えて贈ろう

婚約記念品とは

結婚やプロポーズなどについて調べるとでてくる「婚約記念品」。男性と女性で贈るものやタイミングも違いますが、お返しを贈るのが一般的です。ではこの婚約記念品とはなんなのでしょうか?

婚約記念品は、結婚の約束・記念として贈る品物

「婚約記念品」とは、結婚の約束・記念として贈る品物のことを指します。男性から女性に贈るのが一般的で、代表的なものはプロポーズの際の婚約指輪です。女性から男性にも、いただいた指輪の金額を鑑みて返礼品を贈ることがあります。
昔は、婚約指輪を結納品のひとつと捉えることも多かったため、結納返しとして、女性から男性へも贈ることが一般的でした。

しかし、最近では婚姻の形も変わりつつあります。婚約記念品は、必ず贈らなければいけないというわけではないため、

●二人ともお互いに贈らない

男性から贈るが女性からの返礼はいらない
男性から贈り女性からもお返しする

など、カップルによりさまざまな選択肢があります。

男性から女性へ贈る「婚約記念品」

プロポーズ時に用意するイメージがある婚約の贈り物。男性側から女性へ贈る「婚約記念品」にはどのようなものがあるのでしょうか?

婚約指輪が一般的

男性側から女性に贈る婚約記念品は、プロポーズで贈られる指輪が一般的です。ダイヤのついたエタニティリング(婚約指輪)には、憧れをもっている女性も多く、贈られることで結婚への意識を高めてくれる意味もあるでしょう。しかし、最近では指輪をつけない方や、職業上つけられない人もいるため、代わりにネックレスやピアス・イヤリングなど他のアクセサリーも増えてきています。

また、指輪ではなく腕時計を贈る人もいます。普段使いできる腕時計は男女ともに人気です。長く使うことができ、日常使いすることも多いアイテムのため、毎日使えるものとして、選ばれることが多い記念品です。ハイブランドの高級腕時計をはじめ、スマートウォッチなど、お揃いで持つ人たちも増えています。

女性から男性へ贈る「婚約記念品」(お返し)

男性からは一般的にアクセサリーを贈る一方で、女性から男性に返礼品を贈るのは何割くらいで、どのようなものが人気・おすすめなのでしょうか?男性が喜ぶもの、普段使いできるものと考えると購入を迷ってしまうことも。
ここでは、女性から男性へ贈る「婚約記念品」をご紹介します。

約半数がお返しをしている

Ringraphで実施した婚約指輪のお返しに関するアンケートによると、お返しをしているのは約半数。ふたりで話し合って「お返しはなし」と、決めるカップルも増えています。

「1〜5万円」「5〜10万円」「10〜15万円」の価格帯がそれぞれ約2割ずつと、比較的幅広い価格で返礼品を考えているカップルが多いようです。これから始まる結婚準備のためのお金を貯めておきたい、と言った声もあります。また、昔に比べ婚約指輪の金額が下がっていることから、2人の新居・新生活にお金を使うなどお返しの仕方が変化しています。

人気は腕時計

Ringraphで実施した婚約指輪のお返しに関するアンケートによると、女性側から男性への贈り物の中で人気なのは腕時計。一般的なお返しの代表としても、腕時計が定番とされています。腕時計以外では、スーツ・ビジネスバッグ・ネクタイ・ネクタイピン・革小物などが人気で、実用性のある使いやすいアイテムとして贈られます。

また男性への贈り物は実用性が高いものが多いため、
サプライズや自分で考えて贈るよりは、男性に好みを聞いたり一緒に買いに行くことが多い傾向です。欲しいものが明確な場合は1人で購入することもありますが、一緒に行くことで「せっかく買ったけど使わない」「好みじゃない」などのすれ違いも防げるでしょう。

男性への返礼品の例は以下の通りです。
<腕時計>
シチズン/ハミルトン(Hamilton)
タグ・ホイヤー(TAG Heuer)/オメガ(OMEGA)など。

<スーツ・洋服>
オーダースーツ/喪服になるスーツ一式/前撮り用のスーツ/カナダグース(CANADA GOOSE)/浴衣など。

<バッグ・財布・文房具>
ビジネスバッグ/リュック/ハイブランドの財布など。

<電化製品・家具>
髭剃りシェーバー/iPad mini/Apple Watch/Macbook/ヨギボー(Yogibo)のソファなど。

婚約記念品の費用相場

プロポーズなど婚約がすむと結婚準備金など、予算を決めて進めていくことが増えていきます。男性と女性で、贈るものの価格は違うことがほとんどですが、婚約記念品の費用相場はいくらくらいなのでしょうか?

男性から女性へ贈る「婚約記念品」の相場

昔は「給料3ヶ月分」などと言われているのを聞いたことがあるでしょう。これは、昔「高価なものを贈ること」が重要で、男性のお家柄を表すとされていました。しかし、最近は「高価な物」よりも「一緒にいたい」「これからも末長く」という気持ちを表すことが主流となりつつあり、最近の婚約指輪の相場は20〜30万円程度と言われています。指輪ではないものを贈る場合も、20〜30万円程度とされていますが、贈るジュエリーやアイテムによっても変動します。

指輪などの贈り物の価格を抑え、サプライズなどの経験にお金をかけたりオーダーメイドでふたりで作りに行くなど、さまざまな形があります。男性から女性へ贈る婚約記念品も年々さまざまな物を選べるようになってきているため、昔のようにサプライズでよりもふたりで予算を決めたり一緒に選びに行って「このくらいの価格帯」と事前に決めているケースもあります。

女性から男性へ贈る「婚約記念品」の相場

女性から男性へ贈る「婚約記念品」の相場は、男性から贈られた金額の3分の1〜半額程度と言われています。女性から男性へ贈る婚約記念品の相場は、「1〜5万円」「5〜10万円」「10〜15万円」の価格帯が多く、ブランドの時計や、ネクタイなど贈るものはライフスタイルに合わせてさまざまです。

もらった指輪の価格に関わらず、ふたりで予算を決めて購入するカップルも多く、返礼品としてというよりも記念品として購入する意識が高い傾向にあります。昔はネクタイやスーツが一般的でしたが、現代ではスーツを着て出社することやネクタイをつけるタイミングが減っている社会的背景もあるため、選び方も変わりつつあります。また「お返しを買わない代わりに家電などの新居費用にする」「自分のものではなく電化製品などを買うための費用に回す」と言った意見やカップルも増えています。

婚約記念品を贈るタイミング

婚約指輪など、男性から贈られるのはプロポーズのタイミングが多い婚約記念品ですが、女性からのお返しは、いつ渡すのが良いのでしょうか?ここでは、女性側から男性へ婚約記念品を贈るタイミングと、昔はどのタイミングであったのかなどをご紹介します。

自由なタイミングでOK

プロポーズなどと違い、タイミングが難しい返礼品のお返し日。返礼品は、渡さなければいけない物でもなく、「何日以内」などの決まりもありません。「プレゼントの用意ができたタイミングで」贈る人が多く自由なタイミングでOKです。ふたりで買いに行くカップルも多いため、買ったその場で渡す人も少なくありません。また、体験や経験の場合は、ふたりのスケジュールを合わせて実施するため、タイミングにも差があるでしょう。

婚約記念品は、別名結納返しと言われます。かつては結婚は大きなイベントであり、家族での結びつきも大事とされる行事ごとだったため、顔合わせや結納の両家がいる場で渡すのがマナーであり一般的でした。しかし、最近は結納の儀式を行う方が少ないためお返しをするタイミングを気にする必要はないでしょう。ただし、両家顔合わせや両家食事会などの場で何を返したのか聞かれた場合や、話題に上がった際にはどうする予定なのかを伝えられるようにしておきましょう。

結婚記念品は、相手のことを考えて贈ろう

婚約指輪や婚約記念品のお返しは、時代によって少しずつ変化します。実用性が高く長く使えるものは、定番人気の腕時計・スーツや礼服・ネクタイピン、カフス、革製品、革小物などが一般的です。しかし、物を返すこともあれば、家電や結婚式、ハネムーンに使いたい人もいるでしょう。婚約指輪のお返しは必ずしなければいけない物ではなく、あくまでもいただいたものに対して相手の気持ちを尊重し、返す気持ちが大切です。

迷ったり、一般的な腕時計などを使わない方であればふたりで相談し、納得するものを選びましょう。結婚が決まることで、両家への挨拶や結納・顔合わせの準備などバタバタとする前に、ふたりで話し合えるようにしましょう。この記事を参考にふたりにぴったりなお返しを選び、門出を祝う記念としましょう。

本記事は、2023年12月11日公開時点の情報です。
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