指輪のサイズ直しの相場はいくら?修理は購入店に相談がおすすめ!
大切な結婚指輪や婚約指輪。長く身につけていたいものですが、購入時から時間が経っていたり、久々につけたりしようとすると、指輪のサイズが合わなくなってしまったなんてこともありますよね。
そこで、今回は指輪のサイズ直しについて解説します。
2023年09月28日更新
Contents
指輪のサイズ直しはどこに依頼すればいい?
指輪のサイズ直しは購入店に相談しよう!
指輪のサイズ直しをしたい場合は、まずは購入店に相談してみましょう。
Ringraphに掲載のブランド・セレクトショップに「指輪のサイズ直しをおこなっているか」を伺ったところ、サイズ直しを実施しているという回答が100%。
ただし、ブランドは基本的に自社ブランドの商品のみを対象としているようです。
困った際は、まずは購入店に相談するのがおすすめです!
指輪のサイズ直しの相場はいくら?
購入店なら、サイズ直しが「無料」になることも
指輪のサイズ直しをおこなう際、修理費用はどれくらいかかるのでしょうか?
Ringraphで実施したアンケートによると、7割のブランドが「0円〜」サイズ直しができると回答。アフターサービスの一環として、サイズ直しをしてくれるブランドが多いようです。
ただし、一部のブランドでは、「購入後2年以内は無料で、それ以降は料金が発生する」というケースも。
条件や修理内容によって、修理費用は変動する可能性があるのでご注意ください。
また、ジュエリー修理専門店やジュエリー工房などの指輪のサイズ直しの価格も、2,000〜3,000円程度であることが一般的なので、指輪のサイズ直しに、高額費用がかかることは少なさそうです。
ちなみに、サイズを大きくすることと小さくすること、それぞれで修理費用の差はありませんでした。
指輪のサイズ直しはどこでできる?
①指輪を購入したショップ
サイズ直しは、指輪を購入したショップに相談してみましょう。自社の商品であれば、商品の特徴や製造方法についての知識も豊富なので、安心して修理を依頼できます。
また、指輪の購入店であれば、アフターサービスのひとつとして、サイズ直しが含まれていることも。修理費用が無料になることもあるので、まずは購入店に相談するのがおすすめです!
もし近くに店舗がなかったり、店舗に行けない事情があるときは、オンラインで修理の対応しているブランドもあるので、問い合わせてみましょう。
②指輪のセレクトショップやジュエリー専門店
購入店がすでになくなってしまっていたり、購入店がわからないという場合は、指輪の販売をしているセレクトショップやジュエリー専門店に相談してみる方法も。
修理費用が発生しますが、サイズ直しであれば販売している商品以外の指輪も対応していることも多いです。
③ジュエリー修理専門店
ジュエリー修理専門店やリフォーム業者などでも指輪のサイズ直しは可能!
洋服やバッグなどの修理も対応しているショップもあれば、ジュエリー専門のショップもあり、店舗数も多いので、安価な指輪やサイズさえ直ればいいという場合に利用してみるのもよいでしょう。
ただし、購入店以外の修理業者で1度修理した指輪は、以後ブランドのアフターサービスが受けられなくなる可能性があるので注意。
指輪のサイズ直しはどれくらいかかる?
サイズ直しにかかる期間は、1ヶ月前後が一般的
サイズ直しの修理期間は、1ヶ月前後はかかるのが一般的です。
店舗内に職人がいたり、工房をもつブランドであれば、短期間で戻ってくるケースもありますが、基本的には店舗から工場に指輪を送って、工場で順番にサイズ直しをするため、今日明日で受け取るというのは難しいでしょう。
もちろん、ブランドや修理業者によっても異なるので、依頼の際に確認しておきましょう!
指輪のサイズの直し方
指輪直しとは言っても、指輪の素材やデザインによって、その方法は異なります。
ここでは一部の方法と、その特徴をご紹介します。
ブランドや修理店によっても方法は異なりますので、実際に修理をする際はよく相談して決めるようにしてみてくださいね。
サイズを大きくする方法
【一部を切り離して素材を足す】
婚約指輪や結婚指輪によく使われている、プラチナやゴールドで一般的な方法です。
指輪の一部分を切り離し、そこに同じ素材を足してから形を整えます。
最終的にはどこに継ぎ足したかはわからなくなりますが、エタニティリングのようにぐるっと宝石がついていたり、全体に装飾があるデザインの場合は向いていません。
【金属をたたいて伸ばす】
溶接ができない素材を用いた指輪の場合は、金属を叩いて少しずつ伸ばす方法が使われます。
チタンやジルコニウムも加工できる反面、デザインが少し変わってしまったり、刻印が崩れてしまうリスクがあります。
【一部を削る】
表面に細かい加工や装飾がある場合は指輪の内側を削って調整する場合もあります。
デザインに影響を出したくない場合に使われますが、強度が落ちてしまうデメリットがあります。
サイズを小さくする方法
【一部を切り離して素材を切除する】
大きくする場合と同じく、溶接が可能な素材で行える加工方法です。
こちらも一般的な方法ですが、表面にデザインがある場合には影響が出る可能性があります。
【本体を圧縮して縮める】
溶接ができない素材の場合に採用される方法です。
内側の刻印を残したままサイズ変更ができますが、負荷がかかるため、大幅なサイズ変更は難しくなります。
【一部を削る】
表面に細かい加工や装飾がある場合は指輪の内側を削って調整する場合もあります。
デザインに影響を出したくない場合に使われますが、強度が落ちてしまうデメリットがあります。
【内側に素材を追加して厚みを足す】
指輪の内側に指輪と同様の素材などを追加し、サイズを小さくする方法です。
デザインへの影響も小さく、強度が下がることもありませんが、外した時の外見がスマートではないのと、内側の刻印が見えなくなる可能性があります。
指輪のサイズを直す際の注意点
ここまで指輪のサイズ直しについて触れてきましたが、サイズ直しには慎重になる必要がある部分もあります。
最も気を付けたいのは、何度もサイズ直しをしないことです。
溶接ができるような素材でも、ほかの部分を残しながら何度も切断を行ったり、衝撃を加えたりしてしまうと、本体へダメージが蓄積されてしまいます。
なるべくサイズ直しをしなくても済むように、指輪を購入する時やサイズ直しをするときは、リングゲージや実物でサイズをしっかり測るように気を付けたいですね。
サイズ直しは慎重に!ぴったりの指輪を身につけよう
今回は、指輪のサイズ直しについて解説しました。
指輪のサイズが変わってしまうということはよくあることなので、つけることを諦めずに、専門店に相談するのがおすすめです!
サイズ修正の方法やお店によっては、デザインが変わってしまう可能性もあるので、事前にリスクも確認してから依頼することもお忘れなく。
<調査概要>
表題:指輪のサイズ・刻印に関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:Ringraphに掲載のブランド・セレクトショップにアンケートを実施
有効回答:10社