ペアリングとは?結婚指輪との違いや選び方のコツをご紹介!
未婚のカップルが身につけている、ペアリング。結婚指輪とは、何が違うのでしょうか?
今回は、ペアリングについて紐解いていきます。
「ペアリングはどの指につけたらいいの?」「ペアリングを選ぶ方法やプレゼントするタイミングは?」など、悩んでいる方もいるでしょう。
ぜひ、この記事を参考に素敵なペアリングを選び、ふたりの愛の絆を深めてくださいね。
2023年11月14日更新
Contents
ペアリングとは?
ペアリングとは、恋人同士がお揃いでつける指輪のことです。ペアリングをつけることで、何かメリットはあるのでしょうか。
また、夫婦でつける結婚指輪との違いについても、解説していきます。
ペアリングの定義・メリット
ペアリングは、恋人同士の絆を深めることができるアイテムです。肌身離さず身につけやすい指輪は、お互いの存在を身近に感じることができ、心の距離が縮まります。
恋人の存在をさりげなく周囲にアピールすることができ、心が通じ合うような気持ちになれることから、交際中の安心感にもつながるでしょう。
ペアリングをつけることで、結婚も意識しやすくなります。ペアリングは結婚指輪ではありませんが、お揃いの指輪を身につけていることで結婚をイメージしやすいからです。
付き合っていた頃の思い出として、カタチが残るのもペアリングの良さでしょう。長く使えるものを選べば、結婚後も懐かしみながらつけることができますよ。
結婚指輪との違い
ペアリングと結婚指輪との違いは、その意味合いや選び方にあります。
結婚指輪は、永遠の愛を誓った証です。結婚式では、セレモニーとして指輪の交換を行い、愛の絆を結びます。一生身につけるものなので、シンプルなデザインや、経年変化しにくい素材を選ぶのが定番です。
ペアリングの場合は、証というよりは、お互いが「そばにいる」という気持ちを伝え合う意味が強いでしょう。結婚指輪ほど長く使うことを考えずに、ファッション感覚で選ぶことができます。
ペアリングはどの指につける?
ペアリングは、どの指につけたらいいのでしょうか。
ここでは、指輪を装着する指による意味の違いも含めて、解説していきます。
カップルの場合は右手薬指が一般的!
ペアリングをつける指は、右手薬指が一般的です。右手薬指には、心を落ち着かせ安心感を与えてくれるという意味があります。そのため、恋人同士が安定した関係を築くのにぴったりだからです。
もちろん、他の指につけるカップルもいます。お揃いの指輪を、それぞれが違う指につけているケースも。
指ごとの意味は、次の通りです。
【親指】
左手:信念を貫く、右手:リーダーシップ
【人差し指】
左手:積極性アップ、右手:集中力アップ
【中指】
左手:直感やひらめき、右手:行動力
【薬指】
左手:愛や絆を深める、右手:心の安定
【小指】
左手:願いを叶える、右手:魅力アップ
ペアリングは、この指につけなくてはならないという決まりはありません。「夢に向かって力を合わせていこう」と中指にペアでつけたり、デザイン重視で一番しっくりくる指につけたりと、ふたりで相談しながら選ぶのも楽しいでしょう。
ペアリングの選び方
たくさんある指輪の中から選ぶのは難しいですよね。ここでは、ペアリングの相場やおすすめの素材、デザインを紹介していきますので、ペアリングを選ぶ際の参考にしてください。
ペアリングの相場
ペアリングの相場は、1万円台~5万円台くらいです。リングの素材や使われている宝石、デザインやブランドによっても差があります。
付き合いたてや若いカップルは1万円~2万円が多く、付き合いが長かったり経済的に余裕の出てきたカップルには、3万円台~5万円台が人気です。
ペアリングにおすすめの素材
ペアリングのおすすめの素材には、シルバー、ゴールド、プラチナがあります。それぞれの特徴を挙げてみました。
【シルバー】
加工しやすく、デザインのバリエーションが豊富なのが特徴です。繊細な指輪から、ボリューミーでデコラティブなものまで揃い、幅広い世代に好まれています。比較的リーズナブルな価格の商品が多く、購入しやすさからも人気が高いと言えるでしょう。
変色しやすいため、綺麗な状態を保つにはまめなお手入れが必要になります。
【ゴールド】
美しい金色の輝きが華やかで、世代を問わず人気のゴールド。最もポピュラーな18金は、変色や錆びに強く、耐久性が高く傷つきにくい点が優れています。
ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドなど、混ぜる金属の違いで色のバリエーションがあります。
【プラチナ】
白銀色のプラチナは、耐久性が高く錆びや変色の心配もほとんどないため、結婚指輪や婚約指輪に使われることが多い素材です。
希少価値が高く、価格は他の素材と比べて高くなります。ペアリングにも上質なものを身につけたい、長く使えるものがいいというカップルに人気です。
金属アレルギーの方には、ステンレスもおすすめです。特に、医療にも使われるサージカルステンレスは、ほぼアレルギーの心配がありません。
プラチナもほとんどアレルギーの心配はありませんが、シルバーとゴールドは合金の割合や種類によって、アレルギーになる可能性があります。
気になる人は、購入時にスタッフに相談してみましょう。
おすすめのペアリングのデザイン
ふたりでお揃いでつけるものなので、男女ともに日常的に身につけられるシンプルなデザインがおすすめです。全くのお揃いではなく、少しだけディテールを変えるパターンもあります。
素材の色を変えたり、片方だけ宝石を入れるのもありです。どんなシチュエーションにも似合うダイヤモンドや、誕生石を入れても素敵ですよね。
オリジナリティを出すために、刻印を入れるケースもあります。お互いへのメッセージやイニシャルを入れれば、より絆も深まるでしょう。
ペアリングをプレゼントするタイミング
ペアリングをプレゼントするには、どのようなタイミングがいいでしょうか。ここでは、おすすめのタイミングを4つ、紹介していきます。
①誕生日
女性の誕生日にペアリングを贈り一緒につけ始めれば、男性からの愛を感じて喜んでくれるでしょう。女性から、男性の誕生日にペアリングを提案するのもおすすめです。
②付き合った記念日
付き合った記念日も、ふたりにとって大切な日ですよね。これからもよろしくという気持ちを込めて、ペアリングを贈り合うのもいいでしょう。
③旅行中やデート
旅行中やデート中に、さりげなくペアリングをプレゼントするのも素敵です。旅行先で立ち寄ったお店でペアリングをプレゼントすれば、旅の思い出とともに大切な宝物になることでしょう。
ペアリングをプレゼントするときに気をつけること
最後に、ペアリングをプレゼントするときに気をつけることを3つ、挙げておきます。せっかくのプレゼントが失敗にならないよう、事前にチェックしておきましょう。
指輪をつけるタイプかを確認しておく
ペアリングをプレゼントしても、つけてもらえなかったら残念ですよね。プレゼントする前に、相手が指輪をつけるタイプかどうか確認しておきましょう。
つける習慣がない場合は、ペアリングをプレゼントすることでつけ始めるかもしれません。しかし、仕事柄、指輪をつけられない人もいます。
その場合は、他のジュエリーやアクセサリーで、ペアのものを揃えるのもいいでしょう。
サイズを確認しておく
サプライズでペアリングをプレゼントする時は、それとなく指輪のサイズを確認しておくことが大切です。プレゼントしたけれど、つけたい指に装着できなかったら残念な気持ちになってしまいます。
サイズが合わなかったときのことも考えて、アフターサービスのお直しで、サイズ変更ができるかも確認しておくといいでしょう。
相手の好みを把握しておく
相手の好みを把握しておくことも大切です。好みではなかったり、普段のファッションに合わない指輪だと、つけていても違和感を感じてしまいます。
好みを把握するには、普段からどのようなアクセサリーをつけているかチェックしましょう。デートの時にアクセサリーショップに行って、それとなくリサーチするのもおすすめです。
ふたりにぴったりのペアリングを見つけましょう
ペアリングは、恋人同士がお揃いでつける指輪です。お互いの存在を身近に感じることで、安心感を得られます。恋人がいることを、さりげなくアピールできるアイテムでもありますね。
結婚の証となるマリッジリングとは違い、カジュアルにつけるものなので、デザインの幅が広いシルバーから、ゴールドや上質なプラチナなど、選択肢もさまざまです。
プレゼントのタイミングを選ぶことで、ふたりの気持ちもさらに盛り上がるでしょう。プレゼントした指輪が気に入ってもらえるように、好みやサイズのリサーチも重要です。
ふたりの絆がさらに深まるように、素敵なペアリングを選んでくださいね。