結婚指輪がゴールドだと後悔する?メリット・デメリットとブライダルにおすすめのリングにも注目
結婚指輪にゴールドを選びたいけれど、年齢を重ねてから後悔しないか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
日本人が選ぶ結婚指輪はプラチナが多いですが、最近ではゴールドもおしゃれで華やかさがあると人気です。
ゴールドは、派手に見えたりカジュアル過ぎるのではなど、不安の声も聞きます。
しかし、肌馴染みのいいゴールドの種類やデザインの選び方に注意すれば、一生輝きつづける素敵な結婚指輪が見つかりますよ。
この記事では、ゴールドの結婚指輪のメリットやデメリット、後悔しない選び方だけでなく、今おすすめのデザインをカラーゴールドの種類ごとに紹介しています。
ぜひ、結婚指輪選びの参考にしてくださいね。
2023年08月31日更新
Contents
- ゴールドの結婚指輪という選択肢
- ゴールドの結婚指輪は少数派?
- ゴールドとプラチナの違い
- ゴールドの結婚指輪のメリット
- 肌なじみがいい
- カラー展開が豊富
- 価値が高くなる可能性がある
- 手元が華やかになる
- 年齢を重ねたときも物足りなくならない
- ゴールドの結婚指輪のデメリット
- 場面によっては派手に感じる
- プラチナよりは選択肢が少ない
- ゴールドの結婚指輪で後悔しない方法
- 実際に試着して確認する
- デザインを工夫する
- 手持ちのアクセサリーと合わせてみる
- コンビ素材のものを選ぶ
- パーソナルカラーに合わせる
- おすすめのゴールドの結婚指輪
- イエローゴールドの結婚指輪
- ホワイトゴールドの結婚指輪
- ピンクゴールドの結婚指輪
ゴールドの結婚指輪という選択肢
結婚指輪にプラチナを選ぶカップルは多いですが、実はゴールド素材が好きという方も少なくありません。
海外ではゴールドの人気も高く、世界的なハイブランドにもゴールドの結婚指輪の種類がたくさんあります。
しかし、結婚指輪を購入しようとショップを訪れると、プラチナの方がゴールドと比べて種類が豊富だと感じるかもしれません。
プラチナは日本人の女性に肌馴染みがよく、上品に見えることから、一般的に人気が高いのは確かです。
では、ゴールドの結婚指輪を選ぶカップルは少数派なのでしょうか?
ゴールドの結婚指輪は少数派?
結婚指輪に関するアンケートによると、プラチナの結婚指輪を選んだカップルが78%となっています。
それに対してゴールドの結婚指輪を選んだカップルは、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドを含めて約14%。
珍しいとまではいきませんが少数派であることがわかります。
人気の結婚指輪を選んだ場合でも、素材でゴールドを選ぶとほかの人と被りにくくなるかもしれませんね。
ゴールドとプラチナの違い
ゴールドとプラチナは、どちらも純度100%では硬度が低いため、他の金属を加えて強度を増しています。
どちらも似た性質を持っていますが、「色味」「重さ」「価格」「劣化」という点が2つの金属の違いです。
プラチナは和名で「白金」ともいい、色味は重厚感のある銀白色ですが、ゴールドは割金(他の金属を混ぜること)の種類によって複数の色味があります。
プラチナに似た色合いのホワイトゴールドは、本来の金色にシルバーやパラジウムなどを割金し、プラチナとは違う軽やかな白色が特徴です。
他にも、ピンクゴールドやイエローゴールドなどもあります。
金属は、比重によって重さが異なります。
プラチナの方がゴールドよりも比重が大きいため、軽やかな付け心地を求めるならゴールドがおすすめです。
また、価格でいうと、プラチナの方が採掘量も少なく、精錬や加工にも手間が掛かります。
同じデザインでも、プラチナは相場が高くゴールドが安いのは、採掘量や手間の違いです。
ロジウムでコーティングをしているホワイトゴールドは、日常使いをしていると摩耗することがあり、表面がはげることで地金の色が目立ってきます。
年数を経ても目立った変化の少ないのはプラチナですが、経年による変化も魅力と考えることもできます。
ゴールドの結婚指輪のメリット
ここからは、ゴールドの結婚指輪を選ぶメリットを、紹介していきます。
「ゴールドは似合わない」「派手すぎるのでは?」と躊躇している方も、マリッジリングとしておすすめのポイントをチェックしていきましょう。
肌なじみがいい
黄味がかった肌色が多い日本人には、実はゴールドのアクセサリーが良く馴染みます。
リング単体で見ると華やかすぎるのではと思うかもしれませんが、つけてみると意外にしっくりくる方も多いですよ。
日常使いのファッションリングやアクセサリーでも、ゴールドは人気があります。
ブライダルジュエリーの印象が強いプラチナは、カジュアルなアクセサリーに使われることは多くありません。
馴染みがあり、クオリティの高いマリッジリングなら、気負わず普段使いにも合わせやすいでしょう。
カラー展開が豊富
ゴールドは、カラーバリエーションが豊富なことも魅力のひとつです。
上品で温かみのある「ピンクゴールド」、金色の輝きが美しい「イエローゴールド」、落ち着いた白さを持つ「ホワイトゴールド」、ベージュ系でシックな色味の「シャンパンゴールド」があり、好みによって選べます。
「金色だとギラギラして見えそう」「派手すぎてダサいのでは?」と心配な方は、つや消しを選ぶのもおすすめです。
指輪だけが目立つことなく、落ち着いた雰囲気を与えてくれますよ。
価値が高くなる可能性がある
金属は、その時の相場によって価値が変動します。
特にゴールドは、換金性の高い安全な資産としての価値が高いからです。
ゴールドの歴史は古く、装飾品として古くから重宝されてきました。
歴史のある宝飾品にも純金がたくさん使われていますよね。
希少性の高い金属で用途も豊富なゴールドは、財産としても今後価値があがる可能性があるのです。
手元が華やかになる
プラチナの銀白色はシンプルで落ち着いた印象ですが、ゴールドの輝きは手元を華やかに見せてくれます。
厚みのある指輪やデコラティブすぎるデザインは、金色が目立ち派手でカジュアルすぎるように見えるかもしれません。
しかし、華奢でポイントにダイヤモンドをあしらった指輪なら、柔らかいイメージでファッション性も高く素敵ですよ。
結婚式では指輪の交換をした後に、ゲストに向かってふたりの結婚指輪をお披露目しますよね。
ゴールドの結婚指輪の繊細な輝きは、その瞬間も写真に収めた姿を美しく彩ってくれるでしょう。
ブライダルリングは、重ね付けも楽しめます。
婚約指輪にプラチナを選んだのなら、結婚指輪をゴールドにすると、それぞれの魅力がより引き立って素敵です。
年齢を重ねたときも物足りなくならない
年齢を重ねていっても、ゴールドの華やかさは変わることがなく、物足りなく感じることがないのも魅力です。
20代30代の頃に比べて、肌色はどうしてもくすんでいきます。
ゴールドの輝きが、くすみを目立たなくさせてくれるため、年齢を重ねてからの方が肌馴染みもよくなる場合もあるのです。
日常的な普段使いとしてだけでなく、お祝いの席やパーティなどでのフォーマルな装いにも、華を添えてくれます。
どのような服装でも引き立ててくれて、ファッションのアクセントとしても優秀です。
ゴールドの結婚指輪のデメリット
これだけ結婚指輪としてもメリットがあるゴールドですが、もちろんデメリットもあります。
ゴールドを選ぶ際の注意点として理解しておけば、購入時に失敗することもありません。
場面によっては派手に感じる
ゴールドの華やかさが、シチュエーションによっては派手に感じることもあります。
特にお葬式の場では、華美なジュエリーや個性的なアクセサリーはマナー違反です。
職場などの公の場で、アクセサリーがNGでも結婚指輪はOKなケースは多々あります。
お葬式でも結婚指輪なら大丈夫と思ってゴールドの指輪をつけたままでいると、悲しみの場に派手なアクセサリーをつけてきたと勘違いされかねません。
プラチナやシルバー、ホワイトゴールドであれば、お葬式の時につけていても大丈夫です。
しかし、ダイヤモンドなど輝きのあるジュエリーもマナー違反になります。特に、指輪のアームにメレダイヤが並ぶエタニティリングは、煌びやかで派手な印象を与えてしまうため控えたほうがいいでしょう。
ゴールドの指輪で、ダイヤが1粒だけついているようなシンプルなデザインも、気になる方がいるかもしれません。
しかし、エタニティリングとは違い、ダイヤ部分を内側に回し見えないようにするという方法もあります。
プラチナよりは選択肢が少ない
日本では、プラチナの結婚指輪の方が圧倒的に需要は高いため、ゴールドだと選択肢が少なくなる点もデメリットと言えます。
プラチナが結婚指輪の定番とされるのは、耐久性があり特別な手入れも必要ないからです。
また、落ち着いた銀色は、シチュエーションを選びません。
ゴールドだとつけられる範囲が制限されても、プラチナなら大丈夫ということも多いです。
プラチナを選んでおけば安心という気持ちが人気につながり、選択肢においても差がでてしまうのでしょう。
プラチナは、温泉やプールにつけて入っても、変形や変色しにくい性質を持っています。
純度が高いものはそこまで神経質になる必要はないものの、ゴールドは、硫黄や塩素、漂白剤などによって酸化する可能性もあります。
しかし、大切にメンテナンスすれば問題ありません。
結婚指輪は素材選びからフルオーダーもできるので、選択肢が少なくても自分たちらしいブライダルジュエリーを作ることができます。
プロポーズの後から、結婚準備のひとつとしてオーダーメイドの指輪を作り始めるのも素敵ですよね。
ゴールドの結婚指輪で後悔しない方法
やっぱりゴールドの結婚指輪が欲しいという方に、後悔しない選び方を紹介していきます。
ポイントを抑えて、おしゃれで魅力的なマリッジリングを選びましょう。
実際に試着して確認する
結婚指輪は、実際に試着して自分の肌に馴染むか、デザインはしっくりくるかなど確認しましょう。
ブライダルジュエリーの専門店は、来店予約をして時間をかけて選ぶのがおすすめです。
急いで決める必要はないので、アドバイザーの意見も参考にしてじっくり悩んでください。
来店の時は、普段好む服装で行くのもポイントです。
日常のファッションと合うリングを選べば、うまくコーディネートできずに後悔することもありません。
金属アレルギーがある方は、ゴールドの指輪を選ぶことに不安もあるでしょう。
ゴールドは金属アレルギーになりやすいと思われがちですが、割金の種類や配合比率によって異なります。
プラチナは金属アレルギーになりにくい素材で、18金のイエローゴールドはプラチナと同じくらいアレルギー反応がでにくい素材です。
心配な方は、素材選びの段階で詳しく説明してもらいましょう。
デザインを工夫する
年齢を重ねても似合うよう、デザインにこだわるのもポイントです。
プラチナと比較して主張の強いゴールドは、あまり凝ったデザインだと派手すぎる印象を与えたりすることもあります。
ジュエリーはダイヤをワンポイントにする、つや消しでマットな仕上げにするなど工夫すれば、派手過ぎず自然と肌に馴染んでくれます。
人気ブランドのシンプルなデザインなら、高級感もありつつフォーマルにもカジュアルにも似合うでしょう。
将来サイズ直しをする可能性を考慮して、デザインを検討するのもおすすめです。
ゴールドは加工しやすい素材で、サイズ直ししやすいと言われています。
しかし、デコラティブすぎるものやダイヤが並ぶエタニティリングも、サイズ直しが難しいデザインになります。
手持ちのアクセサリーと合わせてみる
手持ちのアクセサリーと合わせてみると、その相性で自分が好む色味やデザインが分かります。
お気に入りのアクセサリーがあるなら、結婚指輪と合わせて身につけたいですよね。
特に指輪は、重ね付けすることで印象が変わります。
誕生石のアクセサリーを持っているなら、その石との相性も考えて選ぶといいですよ。
組み合わせ次第で、華やかに装ったり、カジュアル感を出したりと、ファッションを楽しむ機会も増えるでしょう。
コンビ素材のものを選ぶ
プラチナとゴールド、どちらも選び難いのであれば、コンビネーションリングもおすすめです。
異なる2つ以上の素材を組み合わせたもので、シンプルなデザインでも華やかな印象になります。
結婚指輪は、カップルで同じデザインのものを選ぶことがほとんどです。
パーソナルカラーを取り入れるなら、男性用と女性用で少し変化を加えてもいいでしょう。
土台のプラチナは一緒にして、合わせるゴールドの部分を変えるだけで、それぞれに似合うお揃いの指輪が出来上がります。
パーソナルカラーに合わせる
パーソナルカラーとは、肌や瞳、唇、爪の色を診断して、春夏秋冬の4つのシーズンにカテゴライズすることです。
パーソナルカラーに合わせることで、肌馴染みのいい指輪を選ぶことができます。
春と秋は黄みよりのイエローベースで、金色そのもののイエローゴールドやベージュ系のシャンパンゴールドが似合います。
一方、夏と冬は青みよりのブルーベースで、柔らかい白のホワイトゴールドや、ピンクゴールドなどの色がぴったりです。
パーソナルカラーを自己判断し、似合う色を思い込んでいる方もいるでしょう。
本当に似合う色を選ぶなら、一度プロに診断してもらうのもおすすめです。
おすすめのゴールドの結婚指輪
最後に、カラーゴールドの色ごとにおすすめの結婚指輪をご紹介します。
指輪はブランドやデザインによって、プラチナやゴールドの素材を変えてオーダーできるものもあります。
気になるデザインがあれば、ぜひ問い合わせてみましょう。
イエローゴールドの結婚指輪
日本の美意識が息づく京都に生まれたブランド「NIWAKA(俄)」の、シンプルながら高いクオリティのイエローゴールドリング。
セミオーダーなので、デザインや幅にこだわることもできます。
シンプルなストレートですが、アンティークを感じさせるたたずまいは飽きのこないデザインです。
名前のことほぎ(言祝ぎ・寿ぎ)とは、言葉で祝うことやその言葉を意味します。
結婚し、新しい人生を歩んでいくふたりに相応しいリングではないでしょうか。
ホワイトゴールドの結婚指輪
縁結びの神社として人気の、出雲大社。
その出雲で誕生したブランド「出雲縁」から、和の落ち着きを感じさせてくれるホワイトゴールドのリングです。
流れる風をイメージしたデザインが描く、ゆるやかなウェーブが美しく、和のテイストをより一層引き立ててくれます。
和風の結婚指輪の中でも人気のある商品です。
ピンクゴールドの結婚指輪
ブライダル専門店4℃ BRIDAL(ヨンドシーブライダル)から、エレガントなウェーブが美しいピンクゴールドとプラチナのコンビネーションリングです。
ペアで一対の翼を表現したデザインは、寄り添うふたりが自由に空を舞い、輝く未来に羽ばたいていく様を描いています。
個性的なデザインでありながら派手過ぎず、一生持つのに相応しい大人の洗練さのある商品です。
結婚指輪は一生のものだからこそ、悩みますよね。
経年変化が少なく派手にならないプラチナは定番で人気がありますが、個性やファッション性を考えたら、ゴールドの結婚指輪も素敵です。
プラチナだけでなく、ゴールドの種類を選んでセミオーダーできるデザインも増えています。
カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、年齢を重ねても肌に馴染みやすいのがゴールドの魅力です。
ぜひこの記事を参考に、ふたりにぴったりの結婚指輪を検討してみてくださいね。
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<調査概要>
表題:婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:ウエディングパークグループ会員向けインターネット調査
調査期間:2023年5月1日(月)~5月7日(日)
有効回答:796名