それってマリッジブルーかも?原因や解消法は?女性だけでなく男性がなる可能性も。

それってマリッジブルーかも?原因や解消法は?女性だけでなく男性がなる可能性も。

結婚前になりやすいと言われるマリッジブルー。
マリッジブルーを経験するのは、女性が多いと言われていますが、どのような原因でなるのか、具体的にどのような症状があるのか気になりますよね。

ここでは、マリッジブルーについて原因・解消法・時期など知っておきたいポイントを簡潔にご紹介します。
女性だけでなく男性も知っておくとパートナーのケアの際に役立ちます。
ぜひ、最後までご覧くださいね。

2024年01月29日更新

Contents

  1. 結婚前のマリッジブルー
  2. マリッジブルーとは
  3. マリッジブルーは女性だけ?男性もなる?
  4. もしかしてマリッジブルーかも?と思うポイント
  5. マリッジブルーの症状
  6. マリッジブルーにはいつなる?
  7. マリッジブルーの原因
  8. 結婚式や引越し準備への焦り
  9. 環境の変化
  10. 経済的な心配
  11. 結婚相手やその家族への不安
  12. マリッジブルーの解消法
  13. 先輩カップルや両親に実体験を聞いてみる
  14. パートナーに相談する
  15. 独身のうちにやり残したことをやる
  16. 好きなことを思いっきりする
  17. マリッジブルーは悪いことじゃない、向き合ってみよう

結婚前のマリッジブルー

結婚式を控え、結婚準備が進むにつれ“マリッジブルー”という言葉が身近になります。
ここではマリッジブルーの意味、女性だけではなく男性もなるのかどうなのかなどについて解説します。
自分だけでなく、パートナーに起こることかもしれないと心に留めておきましょう。

マリッジブルーとは

マリッジブルーとは結婚前・結婚準備中・結婚後などの時期に不安や嫌悪感、不満を抱いたり、気持ちが沈んでしまったりすること全般を指します。
主に女性に多く、姓が変わることに対する不満や不安、手続きなどの多さへの疲弊、これから大きく変化する生活への不安などが一気に押し寄せることで起こります。

プロポーズからどんどん生じる変化に対し、心の準備や覚悟ができずに積み重なったストレスがマリッジブルーとして現れることもあると言われています。

マリッジブルーは女性だけ?男性もなる?

マリッジブルーは一般的に女性に多いといわれていますが、男性に起こるケースも少なくありません。
女性のマリッジブルーとタイミングはあまり変わりませんが、男性の場合プロポーズを控えている時期や、プロポーズを考えている段階で結婚のプレッシャーを感じ、マリッジブルーに陥ってしまう人も。

また、夫や父親になるプレッシャー、経済的な不安などがマリッジブルーの原因につながることも。
女性にとっても男性にとっても、結婚は大きなライフイベント。
少なからず心に何らかの影響を受ける可能性があるのです。

もしかしてマリッジブルーかも?と思うポイント

マリッジブルーと一言で表現しても、人によって症状や生じるタイミングはさまざま。
「これから始まるふたりの生活は、幸せなはずなのに…」と気分が落ち込んでしまうと、自分でも自分をコントロールできず、どんどんモヤモヤした気持ちを抱えてしまいがちです。

「あれ?もしかしてこれって…」と思った時に、改めて症状やタイミングについて確認してみましょう。

マリッジブルーの症状

マリッジブルーの主な症状は、「落ち込みやすい」「イライラする・しやすくなる」「食欲がなくなる」「不眠がちになる」などが挙げられます。
不安感でいっぱいになることで、日常生活に支障が出てきてしまうことも……。

「食欲がなくなる」という先輩たちの経験談も。
花嫁の場合、食欲がなくなり痩せることで、ドレスのサイズが変わったり、選び直しが必要になったりする可能性もあるため、早い段階でマリッジブルーの対処法・克服法を知っておくことが必要です。

マリッジブルーにはいつなる?

マリッジブルーになるタイミングは、男女関係なく人それぞれですが、結婚式の準備中・入籍前などが多いと言われています。
プロポーズから、入籍〜結婚式まではバタバタとすることが多く、心にも余裕がなくなりがちです。

ふたりで相談する時間が取りづらい、考えることが多くイライラしてパートナーと喧嘩をしてしまうなど、「こんなことしている場合じゃないのに!」などの焦る気持ちもマリッジブルーにつながります。

バタバタすることによるストレスから、お互いの嫌なところが垣間見えてしまい、「本当にこのまま結婚して良いのだろうか」「イメージしていた結婚生活が送れるのだろうか」といった不安が募り募ってマリッジブルーになってしまう人も少なくありません。
結婚式までのめまぐるしい変化で、知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまう人が多いのでしょう。

マリッジブルーになる期間は個人差がありますが、おおよそ1ヶ月で治まるケースが多いといわれています。
一方で数ヶ月、半年など長期間続く場合は、精神面に大きな負荷がかかっているケースがあるため、専門医の助言を得るなどの注意が必要です。

マリッジブルーの原因

マリッジブルーになる原因はどのようなものなのでしょうか。
ここではマリッジブルーの原因を4つに分けてご紹介します。
自分が今、どのような原因で悩んでいるのか、不安に思っているのか、パートナーに理由を伝えるためにも知っておくと良いでしょう。

結婚式や引越し準備への焦り

結婚式や引越しは、新天地での生活に対するワクワクを抱える反面で、大きなストレスもかかります。
「後悔しないために」と全力で準備をしていると、疲れや焦りが不安に変わってしまうのです。

またパートナーの協力体制も重要なポイントです。
どちらかに比重がかかってしまうと、マリッジブルーにつながる原因に。
「ふたりの結婚式なのにどうして私ばかり…」と些細なことでも喧嘩やイライラが募り、マリッジブルーを引き起こしてしまうのです。

また、結婚式準備だけではなく引越しも兼ねる場合は、手続き周りなどで時間も体力も必要となります。
とくに役所などの公的な機関は開庁している時間が限られていますし、部屋の条件、家具はどうするかなど、決めていくことがたくさんあります。

ひとりからふたりになるのですから、お互いの価値観をすり合わせるのも労力がかかります。
お互いの価値観が違うことでストレスを感じ、「このままで大丈夫だろうか」「あれもこれもやらなければ」と気持ちばかりが焦ってしまうと、マリッジブルーにつながってしまうのです。

環境の変化

結婚は同棲と違い、大きく環境が変化します。
家族が増えることで付き合う人間が増えるだけでなく、仕事なども含めてさまざまな変更手続きも増えます。
とくに姓変更を行う場合は、手続きも多いですし、周囲からの呼ばれ方も変化しますよね。
これらの環境の変化についていけず、マリッジブルーになってしまうケースも少なくありません。

また結婚後からふたりで暮らし始めるなど、同棲経験がない・浅い夫婦の場合は特に「今の生活と結婚後の生活のギャップが大きすぎるのでは…」「結婚後の生活をイメージできない」「一緒に住んで大丈夫だろうか」など将来の不安を抱えやすくなるでしょう。

経済的な心配

男女共に、マリッジブルーになりやすい原因の一つは経済面です。
夫婦共働きが当たり前の時代にはなっていますが、お金の心配がないカップルやパートナーは多くありません。
引越し・結婚式・家のローン・結婚式後の生活費、どのようなときでもお金はかかってしまうもの。
経済的な不安をずっと抱えていることでマリッジブルーにもつながります。

結婚後のお財布の管理や、転職、いつ何が起こるかわからない時代だからこそつきまとう経済的な不安は、切っても切り離せない悩みの種になるでしょう。
またこれまで自分で管理していた経済面を共有していくことが、不安やストレスにつながってしまう人も少なくありません。

結婚相手やその家族への不安

大好きな人と結婚しても、結婚は家と家との結びつき。
義実家との関係や親戚付き合いなどに緊張する人も多いのではないでしょうか。
なかには、育ってきた環境が違うために起こるすれ違いに対して不安を抱えている人も。
義実家との関係性にストレスを抱えている場合は、マリッジブルーを引き起こしてしまう場合があります。

また、男女共に「この人で本当にいいのだろうか」と悩んでしまう場合もあります。
結婚したからこそ見える相手の一面に対する不安、相手の家族・親戚との付き合い方や、距離感などに対する不安など、お互いの不安がどのようなところにあるのかはっきりとさせておくことが今後の関係性にも影響してくるでしょう。

マリッジブルーの解消法

マリッジブルーの原因がわかったら、解消法も知っておきましょう。
不安や不満の程度は人それぞれですが、ひとりで抱え込み、何も行動せずにいるとさらに気分が落ちてしまい、マリッジブルーが長引いてしまう可能性もあります。

先輩花嫁や、マリッジブルーを経験した人に話を聞くなど、これからのふたりの関係を前向きにするために必要です。

先輩カップルや両親に実体験を聞いてみる

花嫁の50%以上が経験する・したことがあると言われているマリッジブルー。
自分達だけで解決できない、どうしていいかわからない時は、友人や先輩たちに話を聞いてみましょう。
経験していることだからこそ、的確で良いアドバイスがもらえる可能性が高く、パートナーとの話し合いの仕方や乗り越え方を教えてくれます。

話すことを恥ずかしいと感じる人もいますが、誰もが通る道でもあるため、マリッジブルーにならなそう、と相談を敬遠していた人にもそれとなく聞いてみると良いでしょう。

パートナーに相談する

これから人生を共に歩むパートナーであるからこそ、相談し、共有しましょう。
その都度喧嘩になることがあっても意見をすり合わせ、妥協点や解決策を見つけていくことが重要です。
結婚生活は長いもの。
結婚前からすれ違っている部分や不安なことを共有できない状態ではどちらか一方の不満や我慢の上で成り立ってしまいます。
すっきり解消できなかったとしても、何を大切にしたいのか気持ちの整理をする、話し合う姿勢を持つことは長い人生のパートナーとして必要です。

独身のうちにやり残したことをやる

「独身時代にもっとあれをやっておけばよかった」と後悔し続け、気分が落ち込んでしまうことも。
婚約前・入籍前の少し余裕がある時に、やり残したことをやってみましょう。
一つ一つ解消しておくことで、マリッジブルーも、回復していくでしょう。

・友達と朝まで飲み歩く
・貯金や投資をもっとしておく
・海外旅行や長期滞在
・友人や家族との時間を過ごす

など、結婚したからと言ってできなくなるわけではありませんが、独身時代ほどの身軽さはありません。
独身だからこそできることを、常識やルールは守りつつ結婚前にしておくと良いでしょう。

好きなことを思いっきりする

結婚することで制限がついたように感じ、自分の好きなことができなくなくなるのではと喪失感や不安感に襲われる人も少なくありません。
好きなことや今まで続けてきたことは、やめるのではなく思いっきり楽しみ、時間を取るようにしましょう。

趣味だけに限らず、今の仕事が好きだけど、結婚することで転職や環境が変わってしまうことがわかっている場合は仕事に集中するなど自分が好きでやっていること、大事にしていることをやる時間を取ることが大切です。

結婚してから、やめなければいけない趣味などは少ないですが、独身の頃よりも頻度が減ったり、何年もできなくなってしまったりすることもあります。
自由に動ける時に思い切りやることで、結婚後の後悔なども少なくすむでしょう。

マリッジブルーは悪いことじゃない、向き合ってみよう

マリッジブルーはついつい「だらけているだけ」「幸せボケ」などの言葉で表されてしまいがち。
しかし、多くのカップルがマリッジブルーになったことがあると答えるほど、一般的なことなのです。
気分の落ち込みを放置していると、ふたりでの生活や将来の関係性に影響してくることも。

パートナーがマリッジブルーになった時は追求しすぎず、話し合いする姿勢を持ちましょう。
直接言いにくい時は、LINEなどで意見を言い合うのも良いかもしれません。

マリッジブルーになるのは、真剣に将来や新婚生活について考えているということ。
相手を一方的に責めるのは絶対にやってはいけません。
ネガティブであることを指摘するのではなく、寄り添い、話しあって乗り越えていきましょう。
そうすれば、きっとふたりの絆も深まっていくでしょう。

本記事は、2024年01月29日公開時点の情報です。
情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

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