結婚するメリットは何?デメリットとあわせて考える幸せになるヒント

結婚するメリットは何?デメリットとあわせて考える幸せになるヒント

結婚は人生のなかでも大きな決断のひとつ。
大切なパートナーと一緒にいたいという気持ちは大前提ですが、自分が何のために結婚するのか、どんなメリットがあるのかもしっかり把握しておきたいですよね。

結婚のメリットやデメリットを知っておくことで、結婚後の生活をイメージしやすくなります。
自分にとってまだ経験がないものに対しては、情報が大きな助けとなるものです。
今回の記事では、結婚するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
ぜひあなたが幸せになるための決断のヒントとしてください。

2024年01月29日更新

Contents

  1. 結婚をするメリットは?
  2. 大切なパートナーと家族になれる
  3. 夫婦で家事を助け合える
  4. 子育てをする基盤が作れる
  5. 経済的に安定する
  6. 親を安心させることができる
  7. 家族の存在が仕事のモチベーションになる
  8. 結婚にもデメリットはある?
  9. ひとりの時間が減る
  10. 自由に使えるお金が少なくなる
  11. 責任が重くなる
  12. 幸せな結婚生活を送るには
  13. お互いを尊重する
  14. コミュニケーションをとる
  15. ふたりで過ごす時間を大切にする
  16. あなたが最高に幸せになれる選択を

結婚をするメリットは?

世間では結婚の幸せな部分よりも大変な面のほうが取り上げられがちですが、実際には結婚にはさまざまな良い面が存在します。
大切な人との結婚には、主に次のようなメリットが考えられます。

・大切なパートナーと家族になれる
・夫婦で家事を助け合える
・子育てをする基盤が作れる
・経済的に安定する
・親を安心させることができる
・家族の存在が仕事のモチベーションになる

大切なパートナーと家族になれる

結婚の一番のメリットは、大切な人と家族になれることではないでしょうか。
結婚しなくても一緒に過ごすことはできますし、もちろん法律的に認められるものだけが家族というわけでもありません。
戸籍にとらわれない事実婚や同棲のカップルも愛の形のひとつですよね。

しかし、法律的あるいは世間的に家族と認められることがもたらしてくれる強みや安心感もあります。
結婚は、大切な人と安定した絆を結ぶための手段といえるでしょう。

夫婦で家事を助け合える

結婚して一緒に住むことで、家事の負担も分け合うことが可能です。
人それぞれに得意なことと不得意なことがありますよね。
お互いに得意なものを担当すれば、家事へのストレスは大きく軽減されるでしょう。

家事にかぎったことではありませんが、精神面から見ても、ふたりで助け合えるというのは心強いものです。
結婚後は、これまでひとりで背負ってきたものをふたりで一緒に支えていけばいいという安心感があります。

子育てをする基盤が作れる

子どもが欲しいと思っている人にとっては、結婚して家庭を作ることで子育てする基盤が作れることも大きなメリットといえるでしょう。
結婚することは子どもを生んで育てるために絶対必要なことではありません。
籍を入れずに出産・育児をすることも可能です。

ただ、結婚していることで得られるものもあります。
たとえば、結婚していれば、子どもの親権を夫婦で共有できます。
また、女性の妊娠・出産の際には、配偶者である男性がサポートしてくれることで、休みが余裕を持ってとりやすくなるかもしれません。

また、過度に気にする必要はありませんが、結婚していることで周囲から余計な口出しや詮索をされずにすむことも考えられます。
妊娠や出産のときには、繊細になりやすいもの。
出産や子育ての際には既婚者であるというだけで、周囲からのストレスにわずらわされずにすむこともあるかもしれません。

経済的に安定する

結婚が経済的な安定に繋がることも多く存在します。
共働きであれば、単純計算で世帯収入はひとりのときの倍になります。
夫婦でお互いに収入があれば、家賃や光熱費などの生活にかかる固定費や子どもの養育費、教育費などを出し合って、一人ひとりの負担を減らせるでしょう。
独身のときには家計のやりくりが大変で経済面に不安を抱えていた人でも、ふたりで支え合うことで生活に余裕ができるかもしれません。

また、どちらかが専業主婦や専業主夫で給与収入がなかったり、短時間勤務などで年収が少なかったりする場合にも、扶養控除の制度などを利用することが可能です。
法律上夫婦であることで、国民年金や健康保険などの社会保険料、税金、会社からの家族手当など金銭面での恩恵を受けやすくなります。

多くの人が不安を抱いている老後の費用に関しても、ふたりで協力して貯蓄すれば、心強いですよね。

親を安心させることができる

結婚という形をとることで、親が安心してくれるということもあるかもしれません。
「結婚しなければならない」という考え方はあまりに時代遅れですが、親世代の人のなかには自分の時代の価値観が残っている場合も少なくないはず。
子どもの頃から教えられてきた考え方というのは、頭でわかっていてもすぐに心の底から納得して切り替えられるものではありませんよね。

「できれば結婚という形をとってほしい」と思っているご両親にとっては、子どもが籍を入れることで得られる安心感というものもあるでしょう。
結婚は親のためにするものではありませんが、親が安心してくれるのは子どもにとってうれしいことですよね。

家族の存在が仕事のモチベーションになる

家族という存在ができることで、仕事を頑張るモチベーションが上がる人は多いものです。
仕事は「自分は何のために頑張っているのか」という目的意識がないと、なかなかモチベーションを保ち続けるのが難しいところがありますよね。
自分ひとりであれば、頑張る気力が湧いてこないこともあるでしょう。

自分にとって守りたい存在、幸せにしたい対象ができることは、これから仕事を頑張っていく気持ちを維持するためのパワーとなります。
何のために仕事を頑張っているのかが自分のなかではっきりしていると、仕事の充実度も変わってくるはずです。

結婚にもデメリットはある?

結婚すれば、これまでとは生活が変化します。
良いことばかりではなく、人によってはデメリットと感じることが存在するのも事実です。
あらかじめデメリットを把握しておくことで、対策を考えたり、心の準備をしたりできます。
「こんなはずではなかった」と思うことがないよう、次のような結婚のデメリットについても知っておきましょう。

・ひとりの時間が減る
・自由に使えるお金が少なくなる
・責任が重くなる

ひとりの時間が減る

結婚して夫婦ふたりで生活するようになれば、ひとりで過ごす時間は少なくなる可能性があります。
夫婦の形にもよりますが、自分のためだけに使っていた時間の多くを、相手と共有することになるかもしれません。

「ひとりの時間がなくても平気」という人なら問題ありませんが、なかには絶対にひとりの時間が必要な人もいますよね。
ただ、結婚したからといって、24時間一緒に過ごすわけではありません。
自分のメンタルを健やかに保てるだけのひとりの時間を確保できるように、結婚前にパートナーと話し合っておくのがおすすめです。

自由に使えるお金が少なくなる

独身時代と比べると、自由に使えるお金が少なくなるかもしれません。
「自分のお金」というよりは「夫婦のお金」と考えるようになるためです。
相手に遠慮して、たくさんは使いづらいということも考えられます。

しかし、結婚してからの貯蓄はふたりの幸せな将来のためのもの。
ただ我慢を強いられるわけではありません。
目的意識をもってお金を管理することは、何も考えずに散財するよりも精神的に安定して、心地よく感じる人も多いでしょう。

結婚生活のなかでも、お金の問題は大切です。
金銭的な価値観が違えば、大きなストレスになったり関係が上手くいかなくなったりすることも、珍しくありません。
結婚後のお金の管理の仕方についてもパートナーとよく話し合っておきたいものです。

責任が重くなる

ただ付き合うのと結婚の一番の違いは、責任の重さではないでしょうか。
法律的にも制限がかかり、人によっては家族を養う責任もともなうことになるでしょう。
「結婚は好きな気持ちだけではできない」という考え方があるのは、このためでしょう。

また、多くの場合、結婚は相手とだけするものではありません。
相手の家族や親族とも縁を結ぶことになります。
配偶者とは上手くいっているけれど、その家族との関係に悩んでいるという人も少なくありません。
独身のときに楽しみだったお正月が、1年でいちばん気が重い季節になるというのもよくある話ですよね。

付き合い方は自分次第なのであまり悲観的に考える必要はありませんが、相手のことだけでなく、家族の人柄や状況についても結婚前に確認しておくほうが安心です。
良い関係が築ければ、義家族は心強い存在となります。

幸せな結婚生活を送るには

結婚には、メリットもデメリットも存在します。
どちらも受け入れたうえで、幸せな結婚をしたいですよね。

最後に、幸せな結婚生活を送るコツについてご紹介します。
幸せな結婚生活を長く続けるために、次のようなポイントを大切にしてください。

・お互いを尊重する
・コミュニケーションをとる
・ふたりで過ごす時間を大切にする

お互いを尊重する

幸せな結婚生活を送るためには、お互いを尊重することが欠かせません。
配偶者といえど他人同士。
生まれ持った性格も育ってきた環境も違います。
結婚して一緒に暮らしていれば、お互いの価値観の違いに悩むこともあるでしょう。

大切なパートナーであるからこそ自分と同じように考えて欲しいと思ったり、自分の生活に直接影響するからこそ相手の価値観を受け入れられないと感じたりすることもあるかもしれません。
それでも、相手のことをコントロールしようとしては、幸せな結婚生活からかえって遠ざかってしまいます。

違う部分や嫌な部分があっても、相手のことを大切にして歩み寄る姿勢を持ち続けましょう。
お互いが違う人間で違う考え方を持っていると理解しているだけでも、冷静でいられるものです。

コミュニケーションをとる

コミュニケーションを大切にすることも、夫婦が長く良い関係でいるためのポイントです。
一緒に暮らしていると、だんだんと相手がいることが当たり前になっていって、空気のような存在になりがちです。
毎日顔をあわせていると「そんなに話すこともない」と感じることもあるかもしれません。

しかし、毎日顔をあわせる夫婦であるからこそ、ちょっとしたすれ違いを放っておくと、修復が難しいくらいに膨らんでしまうこともあります。
生活をともにすれば、お互いへのストレスや不満も避けられません。
ふたりが快適に過ごすためには、こまめに修正していくことが大切です。

常にコミュニケーションをとって、お互いの気持ちの機微に気づける関係でいられるようにしましょう。

ふたりで過ごす時間を大切にする

結婚した後も、ふたりの時間を大切にするようにしてください。
夫婦になると、日々の生活が忙しいときにはお互いのことをつい後回しにしてしまいがちです。
「ふたりの時間はいつでも作れるから」と感じているからかもしれません。

しかし、ふたりで過ごす時間というのは、意識的に作らないとなかなか取れないものです。
子どもができると、さらに時間の確保が大変になります。
家族の時間はあっても、ふたりの時間はないという夫婦の状況は珍しくありません。

結婚する前は、きっと食事の約束をしたりデートの計画を立てたりして、意識的にふたりの時間を作っていましたよね。
ふたりは家族である前に夫婦です。
仲の良い夫婦であり続けるためにも、ふたりの時間を確保するようにしてください。

あなたが最高に幸せになれる選択を

ここまで、結婚することによるメリットとデメリットをどちらも紹介してきました。
人によっては、メリットをそれほど良いものと感じられない場合もあるかもしれないし、デメリットがあまり問題でない場合もあるかもしれません。

幸せの形は人それぞれ違います。
結婚のメリットとデメリットを知って、ぜひあなたがより幸せになれる選択をするための判断材料としてください。

本記事は、2024年01月29日公開時点の情報です。
情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

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