婚約指輪なしはありえない?離婚率が上がる?女性の本音とリスクを解説

婚約指輪なしはありえない?離婚率が上がる?女性の本音とリスクを解説

婚約の証としてプロポーズの際に男性が女性に贈ることが多い婚約指輪。
最近では婚約指輪なしというカップルも少なくはありません。パートナーから「いらない」と言われたものの、本当に買わなくてもいいのかと迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は婚約指輪はなしでもいいの?という疑問について徹底解説していきます!

2023年10月06日更新

Contents

  1. 婚約指輪ってなしでもいい?
  2. そもそも婚約指輪の役割って?
  3. 婚約指輪って絶対に必要?
  4. パートナーの本音を確かめよう
  5. 婚約指輪なしにする場合はどうする?
  6. 結婚指輪をグレードアップする
  7. 婚約指輪以外のものを買う
  8. ハネムーンを豪華にする
  9. 新婚生活の資金にする
  10. こんな時は要注意!本当に婚約指輪なしで大丈夫?
  11. 経済的な理由で遠慮している
  12. 結納をする予定がある
  13. 婚約指輪はなくていいよね?と聞いてしまう
  14. お互いが納得すれば婚約指輪はなしでもOK!

婚約指輪ってなしでもいい?

最近は婚約指輪を買わないというカップルが多いと耳にしたけど、本当のところはどうなんだろうと気になっている方へ。
婚約指輪の役割や女性の本音をまずはご紹介します。

そもそも婚約指輪の役割って?

婚約指輪(エンゲージリング)は、男性が女性に婚約の証として贈るのが一般的とされています。結婚指輪と混同されがちですが、プロポーズの際に渡すことが多いのは婚約指輪。
最近ではサプライズで用意するだけでなく、ふたりで一緒に選んで購入することも増えています。

また、婚約期間のみにつけると思われがちな婚約指輪ですが、もちろん結婚後にもつけることができ、重ね付けする方も多くいます。

結婚指輪と婚約指輪の違いって? 婚約指輪も普段使いして楽しもう!
  • (参考)婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケート

そして気になる金額ですが、以前は「給料三か月分」とも言われていた婚約指輪。
現在では20~40万円程度が平均相場となってきているようです。
手の届きやすい10万円以下のものから、100万円以上のものまで幅広く用意されているので、予算に合わせて探すことが可能です。

婚約指輪を探す

婚約指輪って絶対に必要?

  • 婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケートより

婚約指輪とプロポーズに関するアンケートによると、婚約指輪を実際に購入したカップルは65.7%となっており、検討段階という回答を含めると約7割。
必需品と思われていたひと昔前からすると減少はしているもののまだまだ多数派を占めています。

  • 婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケートより

婚約指輪を購入しなかった理由については他のことにお金を使いたいからという回答が多数。
結婚準備は出費がかさむタイミングでもあるので、指輪よりも実用的なものにお金をかけたいという現実的なカップルが増えているようです。
その他の回答の中には「実母/義母の婚約指輪を譲ってもらった」「指輪の代わりに他の物をいただいた」など、購入はしなかったものの代わりになるものを用意した、という方も多い傾向になっていました。
また、婚約指輪をつけられるシーンが少ないからという回答は一定数ありましたが、本当の意味で「婚約指輪が欲しくない」という回答はごく少数となっています。

パートナーの本音を確かめよう

  • プロポーズ&指輪に関するアンケートより

「プロポーズのときにほしいプレゼント」については、婚約指輪が1位となっており、プロポーズ用の指輪という回答も4位にランクイン。
その他を選択した方の中に、「婚約指輪のデザインは自分で選びたいから、プロポーズの時は手紙や花束が欲しい」という答えも見受けられました。
プロポーズの時でなくとも、婚約指輪が欲しいという方はやはり多いようですね。

そのときに自分から欲しいと言い出せないケースや、「いらない」と遠慮してしまうケースもあるはずなので、普段からどう考えているかリサーチしておくようにしましょう。

婚約指輪なしにする場合はどうする?

とはいえ、婚約指輪があってもタンスの肥やしになってしまうことがわかっていたり、ふたりの経済状況によっては婚約指輪を買う優先度が高くなかったりということもありますよね。
婚約指輪なしにするとふたりで決めた場合、他の部分で補う方法をいくつかご紹介します。

結婚指輪をグレードアップする

「ジュエリーを普段身に着けない」「どうせなら毎日つける結婚指輪にお金をかけたい」という方におすすめなのが結婚指輪(マリッジリング)をグレードアップするという方法です。
結婚指輪の相場は2本で20万〜30万円程度となっていますが、ダイヤモンドがたくさんあしらわれたエタニティリングや、ハイブランドのものなどではそれを大きく上回るものも存在しています。

どうせならつける機会の多い結婚指輪にお金をかけたほうがテンションが上がる!という方は、婚約指輪なしにする分、予算を増やしてみるのはいかがでしょうか。

婚約指輪以外のものを買う

「他に欲しいものがある」「仕事などの都合で指輪を身に着けることができない」という方におすすめなのは婚約指輪以外のものを買うこと。
先輩花嫁に多かった例はネックレスやピアス、腕時計など、仕事中や日常生活でも使いやすいアイテムです。

贈る側もどうせなら使ってほしいと思うもの。
タンスの肥やしにならないように使ってもらえるものを見つけられるよう相談してみるのはいかがでしょうか。

ハネムーンを豪華にする

「モノより思い出にお金をかけたい!」というカップルにおすすめなのが、ハネムーンを豪華にするという方法です。
円安の影響もあり、海外に渡航する機会も減りつつありますが、新婚旅行は絶対に海外!という願望がある場合は叶えるチャンスです。

憧れのホテルに泊まる、美味しいものを食べる、日数を伸ばすなど、細かくアレンジが効くので、ふたりでどこにお金をかけるのか話し合うのも楽しそうですね。

新婚生活の資金にする

堅実なカップルにおすすめなのはこれから始まる新婚生活の資金にするという方法。
新しい家具や家電の購入資金だけでなく、ふたりがそれぞれの家から引っ越してくる場合、それだけで大きな出費になりますよね。

指輪よりも結婚生活に必要なものにお金をかけたい!という気持ちから、高性能な家電を買ったり、新居の頭金にするというパターンも。
結婚式を予定している場合は、その費用にまわすというのも現実的ですよね。

こんな時は要注意!本当に婚約指輪なしで大丈夫?

婚約指輪をなしにする方針になっていても、注意しなくてはならないこともあります。
ふたりの気持ちが一番大切ですが、これから紹介するポイントについても一度考えてみましょう。

経済的な理由で遠慮している

以前よりは価格相場が下がっているとはいえ、婚約指輪が高価ということに代わりはありません。
人によっては今までで一番の大きな買い物になる場合も。
昔から憧れてはいたけど、他に必要なものはたくさんあるし…と尻込みしてしまうケースもきっとあるはず。

アクセサリーが好きだったり、以前から憧れていると言っていた彼女が、指輪探しを本格的に始めたら「やっぱりいらない」と言ってきた…という場合などは要注意。
実際に具体的な金額を見て気が引けているのかもしれません。

そんな場合は贈る側からある程度の予算を提示してみるのも一つの手です。
予算の上限より低い価格のものを選ぶ場合も多いので、相手の性格によっては少し高めの予算を伝えてもいいでしょう。

どうしても予算が限られている、という場合は10万円以下の手が届きやすい婚約指輪や、結婚指輪と合わせてお得に購入できることがあるセットリングという選び方もあるので、あきらめる前に一度調べてみるのをおすすめします。

10万円以下の婚約指輪を探す セットリングを探す

結納をする予定がある

ふたりが婚約指輪をなしにすると決めていても、結納をする場合は必要になる場合があるので注意が必要。
地域によって差がありますが、関西式の結納では婚約記念品のひとつ、優美和(ゆびわ)として婚約指輪が含まれていることが多いためです。

結納をしない場合でも、両親や親族に「婚約指輪はあって当たり前」と考えている人がいる可能性もあります。
顔合わせで「婚約指輪は?」と聞かれてドキッとする…なんて考えたくないですよね。
そんな心配がある場合は両家でそれぞれ確認しておくのが安心です。

婚約指輪はなくていいよね?と聞いてしまう

「最近は婚約指輪を買わないカップルが多いらしい」、「婚約指輪より他の事にお金を使いたい」という先入観で、男性側から「婚約指輪はいらないよね?」と聞いてしまうのはかなり危険!
それが「欲しいと思っていたのに言い出しにくくなった」、「買えないくらい経済状況が厳しいのかな?」と余計なモヤモヤを生むきっかけになることも。

過去に「婚約指輪はいらないよ~」と言っているのを聞いたことがあったとしても、それが本心とは限りません。
可能であれば買い物中などにさりげなく聞いてみたり、共通の友人に聞いてもらったりなどの方法でリサーチしておきたいですね。
難しい場合はストレートに「婚約指輪見に行かない?」と誘ってみるのもおすすめ。
「見るだけでもいいから」と来店予約した店舗にエスコートし、試着してみたら彼女がときめくものを見つけることができるかもしれません。

お互いが納得すれば婚約指輪はなしでもOK!

「いらないと言っていたから」という言葉を鵜呑みにして、婚約指輪をなしにすると決めてしまうと、数年後に「本当は欲しかった」と告白されるなんてことにもなりかねません。そんなことなら買っておけばよかった…と一生後悔するのは嫌ですよね。

それが原因で離婚率が上がるとまでは言いませんが、将来ふたりの夫婦関係にしこりを残さないためにも、婚約指輪をなしにする場合は、後悔しないようにお互いが納得して決めるようにしましょう。


<調査概要>
表題:婚約指輪・結婚指輪選びに関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:ウエディングパークグループ会員向けインターネット調査
調査期間:2023年5月1日(月)~5月7日(日)
有効回答:796名

表題:プロポーズ&指輪に関するアンケート
調査主体:指輪選びの決め手が見つかるクチコミサイト「Ringraph(リングラフ)」(株式会社ウエディングパーク)
調査方法:ウエディングパークグループ会員向けインターネット調査
調査期間:2023年6月2日(金)~6月7日(水)
有効回答:615名

本記事は、2023年10月06日公開時点の情報です。
情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

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