プロポーズから結婚式までにほとんどの人が結婚指輪を用意すると思います。結婚式の中で指輪の交換は重要なセレモニーであり、多くの人がその時はじめて結婚指輪を左の薬指につけます。
しかし結婚式の前に入籍している場合や婚約指輪はなしにして結婚指輪だけ用意するというカップルも少なくありません。その場合いつから結婚指輪をつけてもよいのでしょうか?ここではそんなカップルの悩みにお答えしたいと思います。
結婚指輪の購入は結婚式の半年~3ヶ月前という場合が多いようです。結婚式では指輪の交換が重要なセレモニーとなりますので、どんなに遅くても1ヶ月前には用意しておきたいものです。
結婚指輪にはイニシャルや結婚式の日にちなどを刻印するため、一般的に注文から納期までには1ヶ月ほどかかります。サイズの直しなどが出る場合もあるため、納期には余裕も必要です。
ましてや海外ブランドやデザインにこだわったフルオーダーを考えている場合などは納期まで3ヶ月は見た方が良いでしょう。結婚指輪は毎日、生涯にわたって身に付けるものですから時間をかけて選ぶことをおすすめします。
指輪の交換はキリスト教、神前式を問わず結婚式ではメインのセレモニーです。キリスト教の場合司祭の前で結婚の誓いをしたあとで指輪の交換をし、司祭が二人の結婚の成立を宣言します。神前式の場合でも三々九度の杯をいただく三献の儀のあとで指輪の交換が行われ、結婚を誓う誓詞が奏上されます。
神様に結婚を認められて晴れて夫婦となる証としての指輪を神聖な気持ちでつけたい、この瞬間から夫婦になるんだという節目を実感したいという人はこの日まで大切に結婚指輪を保管しておきましょう。また結婚式まで指輪をつけないことで指輪にキズをつけたりうっかり無くしてしまう心配もありませんね。
最近では結婚式の前に入籍を済ませているカップルも多くいます。その場合結婚式までつけない方がいいのかどうか、悩む人も多いようです。しかし入籍した日から夫婦としての歩みが始まるわけですから、結婚指輪をつけることには何の問題もありません。
キズや汚れが心配という人もいますが、式の前にクリーニングをすれば新品同様にきれいにできますので安心して大丈夫です。
むしろ結婚式が待ち遠しく感じられたという意見もあります。いずれにしろ二人の気持ちが大事ですので、十分相談して決めましょう。
結婚式はしない、もしくは未定というカップルも多くいます。そんなカップルの場合こそ入籍日に合わせて結婚指輪の用意をしたいものです。入籍のあと結婚指輪を交換することで二人が夫婦になったことを実感できるでしょう。
結婚式はしないからこそなおさら結婚指輪はその証として大事なアイテムとなります。二人だけで愛を誓い合って指輪を交換するのもいいですし、両親や友人など大切な人達の前で交換してもいいですね。指輪の交換が結婚の思い出として強く印象に残ることでしょう。
婚約指輪はもったいないからいらない、というカップルも多いですね。そんなカップルでもほとんどが結婚指輪を購入します。そのため婚約指輪を兼ねて結婚指輪を婚約期間中からつけたいと考える人もいるようです。
実際に婚約指輪を貰わなかった人や結婚式前に入籍した人がペアリングをつけているという人も多く、結婚指輪をつけていてもおかしいと思われることはないでしょう。
結婚指輪をつけることで婚約という特別な気持ちが満たされるのなら婚約指輪を兼ねた指輪と捉えていいと思います。周囲にもパートナーがいるということを明確にアピールできますね。
結婚指輪をいつからつけるのかについては特別な決まりがあるわけではありません。二人が納得して結婚を祝福できる形を選ぶのがベストでしょう。
結婚指輪のクリーニングに関して、1回サービスがあるブランドもあるので、確認してみてはいかがでしょうか。
どんな場合でも二人の愛を誓い合い、夫婦の絆を結ぶ大切な証として結婚指輪を交換してくださいね。